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TABIPPOのコミュマネゼミ生マガジン

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TABIPPOの認定コミュニティマネージャー養成プログラム「#TABIPPOコミュマネゼミ」に参加頂いている方のnoteマガジンです。全5回の講義を通して、コミュニティマネージャ…
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2023年10月の記事一覧

広い世界に羽ばたく人の背中をおす

あと1週間で、私のコミュニティマネージャーとしての初めてのお仕事が(オフィシャルには)終わろうとしている。初めてお仕事のオファーを頂いたのが申し込み〆切付近の2月末。そこから約8か月間、何よりもPOOLOにかかわっている一瞬一瞬が楽しくて、常にやりがいをもって走り切ることができた。 なぜコミュマネを引き受けたのかコミュマネとしての仕事で自分が何を成し遂げたかったのか。なぜコミュマネだったのか、なぜコミュニティだったのか。 このタイミングでようやく言語化できそうなので、話が

コミュニティと現場監督

今回、コミュニティについてより考えを深めたいなと思っていたタイミングでコミュマネゼミに参加する機会を得られました。ゼミを受けるにあたり、現場監督(現職)の観点も絡めてコミュニティを考えようと思います。 題して、 「マジメでポップな現場監督がコミュニティについて考える」 でシリーズ化できるよう綴っていきたいと思います(祝) ちなみに自己紹介がてら、現在、中途未経験で建設現場の現場監督をやって3年目(2023年10月時点)。趣味は考えることと言わんばかりに、自分や他人に対し

コミュニティの壊し方

「コミュニティをぶっ壊そう!」 もし自分のコミュニティの中に、コミュニティを意図的に壊そうとする人がいると想像すると、とても恐ろしいです。。 今回は、「コミュニティの壊し方」について、紹介をしますが、悪用厳禁でお願いします。 1. なぜ「コミュニティの壊し方」を学ぶのか?古くから言い伝えられていることわざに、「失敗は成功のもと」「七転び八起き」「弘法にも筆の誤り」「怪我の功名」などがあるように失敗や悪いところから学ぶことは多いです。 こんな言葉があるのも、成功法則より、

コミュマネやるなら、知っておきたい「ダンバー数」

TABIPPOが主催するコミュニティマネージャー養成講座「コミュマネゼミ」に参加しています。そこで課題の一つとして今回は、ダンバー数についての考察をまとめました。 コミュマネゼミの詳細は下記をご参照ください。 「ダンバー数」ってなに?すごく簡単にまとめると、良好な人間関係を作る上で、その規模には上限があるよという考え方です。 多ければいいってものでもなく、人間の脳や記憶力に基づき、本能的に快適な人間関係の規模感というものがあるようです。 人間関係の法則は、5/15/50

ダニエルキムの組織の成功循環モデルについて

どうもコミュマネゼミ2期のみやです!だいぶ気温も涼しくなってきて、もうすっかり秋ですね! 今回はMIT組織学習センター共同創始者のダニエルキムが提唱した成功循環モデルについてまとめていきます! 売上が伸びることで組織がよくなり、組織がよくなることで売り上げが伸びる。 成功循環モデルでは組織内の人間関係の質が高まることによって、組織内の人たちの考え方やモチベーションなどといった「思考の質」が上がります。そしてその結果、メンバーはより意識的に行動することによって「行動の質が上

コミュニティ運営に重要な『ダンバー数』とは?

学校、部活、会社など、私たちは様々なコミュニティに所属し生活をしています。 コミュニティに所属している人が一度は考えたことがあるだろう、組織の団結の難しさや、対人関係の悩み。 今回は、『ダンバー数』という考え方に着目し、コミュニティ運営がスムーズに進むよう考えてみたいと思います。 ダンバー数とは?ダンバー数とは、1990年代にイギリスの人類学者ロビン・ダンバーが提唱した理論。 人間が安定的な社会関係を維持できるとされる人数の、認知的な上限のことを指しています。 ダンバー

組織のチカラ:「ダニエルキムの成功循環モデル」

①ダニエルキムの成功循環モデルとは・組織が成果を上げるために必要な要素とプロセスを明らかにしたもの ・サイクルの回し方で「Goodサイクル」と「Badサイクル」がある  →生産性を上げたり、職場の問題を解決する大前提が「関係の質」の向上であり、そのためにコミュニケーションのあり方を大切にする/見直すことが大切と言われている=心理的安全性を確保し、メンバーが不安なく取り組める環境を用意することが結果として成果向上に繋がる。 (1)Goodサイクル ・メンバー相互の”関係性

本質的な「心理的安全性」とリスク #コミュマネゼミ

「心理的安全性」のイメージ「心理的安全性」という概念は、質の良いコミュニティを作る上で最重要ともいえるべきファクターになっていると思う。 あなたにとって「心理的安全性」とは何だろうか? 不安が生じない 否定をされない なんでも言い合える ありのままを肯定される こんなイメージを持っているのではないだろうか? もちろん私もこういったイメージを持っていた。 しかし本質的に捉えると、ただ単に「居心地が良い」とかで簡単に片付けられる話ではない気がしている。 「心理

いいコミュニティを作り出す最初の一歩は何だろう?考察してみた。

ダニエル・キムの成功循環モデル良いコミュニティを作り出すにはどうしたらいいのだろう?実はベースとなる考え方が存在する。これは「ダニエル・キムの成功循環モデル」と呼ばれ、マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱している、理論の一つである。コミュニティとは人間が複数集った集合体である。そのコミュニティが機能するためには、様々な人間的要素が絡み合う。ダニエル・キムの成功循環モデルでは、コミュニティで、成功を生み出すために質が求められる重要な要素が4つあるとされている。それ

コミュニティを火のように扱うこともある

コミュニティの焚き火理論とは何かー。 別名・キャンプファイヤー理論と呼ばれているこの理論は、コミュニティを立ち上げるコツを焚き火(キャンプファイヤー)に例えたものだ。 一つずつ紐解いていく。 火種キャンプファイヤーをする時に薪を組み、火をつける。 火をつける時に大切なのが「火種」。 火種を作るために、牛乳パックや新聞紙、着火剤などを使う。起こした火を定着させるために火種が必要になる。 コミュニティにおける「火種」は人の強い思い。 業界や社内のコミュニティの場合は「惹き

心理的安全性のあるコミュニティってなんだろう

絶賛コミュニティマネジメントについて勉強中のくろです。 今回は先日X(旧Twitter)に投稿したこの件について、私なり深ぼっていこうと思います。 心理的安全性のあるコミュニティとはそもそも心理的安全性とはなんぞやというところからですが、私は「心を開いている友人といるような状態」というように理解しています。 言葉は少し固くなりますが、日本を代表する企業であるリクルートさんが運営されているサイトでも以下のように記されています。 そしてこの心理的安全性を作る因子としてあげ

ゆるめのOL、結論の9割が「地球」に行き着いてしまう話-コミュニティ編-

秋の空って、高さと青さが あまりにもまっすぐすぎて 心地よいを超えて 心の奥の、なんかさみしいところまで まっすぐ照らされる感があるなと思います こんばんは、あかりです。 この前「組織を組織以外のもので例えると?」 という質問をされて 「細胞、宇宙」って答えた自分にウケた。 我ながら、わたしっぽい回答だなーと思う。 抽象度の調整が苦手すぎて、回答が極端すぎる。 それぞれ個としても完結していながら 他のものと違うからこそ、新しい力が生まれたり 同じ部分があるからこそ、うま

ダンバー数とコミュニティの関係

ダンバー数。 コミュニティを考えるために必要な要素であるダンバー数について、自分の理解を深めながらコミュニティとの関係性を考えていきたいと思う。 ここでは便宜上、友人を上限など限りがあるのような表現を用いているが、人間関係に上限は作っておらず、これからも多くの人と仲良くなっていきたいと思うし、今の関係値がある人もそれ以上に仲良くしていきたいと思っている。 ダンバー数とはそもそもダンバー数とは、1990年代にイギリスの人類学者ロビン・ダンバー(Robin・Dunbar)によ

《コミュマネ講座Day2》 コミュニティの焚き火理論 について考える

おはようございます! 現在、株式会社TABIPPOが開催している「コミュニティマネージャー養成講座 第2期」に参加しております。 今回、第2回講義のアウトプットと、「コミュニティの焚き火理論」について考えてみたいと思います。 それでは早速! コミュニティをメタファーで考える第2回講義のゲストは『議論メシ』主宰者である黒田悠介氏。 (まさかの、下の名前が漢字も含めて自分と一緒で嬉しい。笑) 議論メシを主宰している黒田さんの今回の講義テーマは、「メタファーから考えるコミ