やまじゅん

本を読んだり、旅したり、対話する中で、社会を豊かにするためのアイデアや行動を探求してい…

やまじゅん

本を読んだり、旅したり、対話する中で、社会を豊かにするためのアイデアや行動を探求しています。 キーワードは、豊かさ、資本主義、越境学習、成人発達理論、持続可能性、コミュニティ.etc

マガジン

  • 参考

  • インタビュー・取材記事

    熱い思いを持って取り組んでいる人や活動をしている地域に関する記事について

最近の記事

デンマークの教育って実際どうなの?(9月振り返り)

フォルケホイスコーレに滞在して1ヶ月が過ぎました。 「フォルケホイスコーレ」という言葉が長いので、今までは「フォルケ」と略していましたが「フォルケ」は「民衆」という意味、「ホイスコーレ」は「高等学校」を意味するそうで「フォルケ」と略すのは正しくないと指摘を受けました。これからは「ホイスコーレ」にします。 日本語であれば、「学生割引」を「学生」と言っているような感じでしょうかね。伝わらないですね。。(ちなみに、ホイスコーレ生も現地の学割が受けられるので嬉しいです。) 今回

    • デンマーク留学・フォルケホイスコーレで感じたこと(8月振り返り)

      暑い日本の夏を逃げ出すかのように、デンマークのフォルケホイスコーレに8月から来ています。(以降、「フォルケ」と略します。) フォルケについて、簡単に説明すると、フォルケは北欧独自の教育機関で、特徴として、試験や成績が一切なく、民主主義的思考を育てる場であったり、知の欲求を満たす場と言われています。 私はNordfyns(ノーフェンス)という、デンマークで唯一日本人が設立したフォルケに行っています。 今回はフォルケの魅力に少し触れながら、留学して思ったことを書いていきます

      • Reflecting on My Study Abroad in the Philippines: How Much Do Teachers Earn?!

        Reflecting on My Three Months of Language Study in the PhilippinesAs my language study in the Philippines from early May to the end of July 2024 comes to an end, I want to reflect on my experience over the past three months. I’ll cover thr

        • 【フィリピン留学振り返り】先生の賃金は〇〇円!? 留学でかかったお金は〇〇円!?

          2024年の5月上旬から7月末までの フィリピンでの語学留学が終わりに近づいてきました。 3ヶ月間の振り返りを書きます。 内容は次の3つです。 ①フィリピン留学で感じた環境の重要性 ②どんな留学生活だったか? ③留学を検討する方へ ①人生、環境が9割-環境が9割? 海外留学をする人の目的に共通すること。 それは「英語力を高めたい」ということです。 ちなみに、私の通っていた語学学校では、 オーストラリアへワーホリに行くための準備という理由が多かったです。 では、なぜ

        デンマークの教育って実際どうなの?(9月振り返り)

        マガジン

        • 参考
          0本
        • インタビュー・取材記事
          4本

        記事

          完全網羅の英語学習法

          はじめにセブで語学留学をして残り1ヶ月になりました。 今回は、私が授業以外に実際に実践している英語学習法を紹介します。 英語学習をどうせするなら、効果的に行いたいです。 この記事では、英語学習の具体的な方法とおすすめの教材を紹介します。 今のところ、私が辿り着いた英語学習法の結論です。 皆さんの英語学習の参考になればと思って書いています。 最強の英語学習法とは?最強の学習法について 「英語はどうやって勉強したら良いか?」 これは、永遠のテーマだと思っています。 「最

          完全網羅の英語学習法

          フィリピン留学の振り返り

          フィリピンでのセブ島語学留学もあっという間に1ヶ月半経ちました。 折り返し地点です。 1日のスケジュールは勉強ばかりです。 朝の7:00前には起床して、朝食を食べると8:00から授業が始まります。 途中長い休憩を挟みながらも、授業は18:00ごろに終わります。 英語の読む力、書く力、ぼちぼち伸びてきたと思います。 (伸びないと困ります。。) 留学中に感じたこと考えたことを書いていきます。 目次は次の通りです。 1.発音は大事私は、今まで発音はそこまで大事でないと思って

          フィリピン留学の振り返り

          未来は円安・円高?対策は何をすべき?

          私はフィリピンのセブに今の2024年の5月時点で住んでいます。 セブは観光で有名で、カジノがあったり、ショッピングモールがたくさんあります。 フィリピンはフィリピンペソという通貨になります。 今は、1ペソ2.7円ぐらいなので、提示された価格を3倍にすると、費用感が分かります。 物価は3分の1ぐらいと言われますが、日本人に合った物を買おうと思うと、あまり物価の差を感じないのが本音です。 私が5年前にセブに行った時は1ペソ2円ぐらいで、円安が進んでいることを実感します。

          未来は円安・円高?対策は何をすべき?

          責任ある旅を考える〜消費者から当事者へ〜

          旅への葛藤私は旅は好きですし、いつもワクワクさせられます。 新しい出会い。新しい景色。新しい体験。 たぶん人生を豊かにするためにも、旅が必要なんだと思います。 反面、旅をすると葛藤を感じる時があります。心苦しくなります。 「私の行動は正しいのか?」 飛行機に乗りながら、電車で揺られながら、歩きながら次の行き先へ向かうとき、私の頭によぎります。 その根本に旅の環境負荷や格差への課題意識があります。 環境問題について現在、地球温暖化や生物多様性の減少などの環境問題の話

          責任ある旅を考える〜消費者から当事者へ〜

          いざ退職。ついでに世界一周!

          2月上旬、職場の上司に 「やりたいことがあるので、退職したいです。」 と思いを伝えました。 年明けの2024年1月には退職の話をしようと、GoogleカレンダーにメモされたTO DOリストには毎日、「退職願いを出す」と残されたたまま、2月になってしまいました。 大事な人への告白ではないですが、大切なことを伝えるって本当に勇気のいることだと思います。 2024年の3月末で退職になりますが、新卒から4年間勤めた会社です。職場の方には、感謝の言葉が思い浮かぶ以上に、たくさん迷

          いざ退職。ついでに世界一周!

          ガンで全てを失った人に出会って感じたこと

          年度末に向けて仕事が駆け込み落ち着かない中、外に出ると時折感じる春の暖かさには、ふと自分が今を生きているんだなと、我に戻る時がある。 2月の上旬、私は1人のガン患者と友人の営むカフェで出会った。 2020年から3年ほど闘病生活を送っていたそうだ。 やる気が出ない、食欲もない、身体のだるさをきっかけに、病院に行ったところ、ガンと診断されたという。 当時は、「絶望」しかなかったそうだ。 新型コロナウイルスの時期も重なり、病院の急な対応に振り回され、闘病生活も厳しかったという

          ガンで全てを失った人に出会って感じたこと

          正しさが溢れる社会で思うこと

          「正しい」とは何か?「正しいこと」ってなんのだろうか? 私は昔から社会やその環境において、正しいことをしたいという思いが強い方だった。 それは、時間をあまりかけず、良い結果を得たいタイパ的で合理的な側面と、目の前の困っている人を見ると助けたい、自分のためではなく、社会のために行動したい感情的で非合理的で側面の両方持っていた。 その考えは私の育った時代や環境に強く影響を受けているのだと思う。 インターネットによって、楽に正しく合理的な結果が分かるようになった一方で、間違

          正しさが溢れる社会で思うこと

          「ゆ」で繋ぐ。〜ウェルビーイングのまち蒲郡〜

          春の始まりを告げる2月4日の立春、「地域づくりの楽校」が主催する冬の遠足に参加しました。 「地域づくりの楽校」とは一般社団法人 地域問題研究所(通称「ちもんけん」)さんが運営するコミュニティです。 地域づくりに関心のある学生を中心に、現場のフィールドワークやワークショップなどを重視した活動を行っています。 今回は、愛知県の名古屋駅から電車で50分程、「蒲郡」に行きました。 蒲郡の観光や地域活動を知ることが目的です。 実は、私の出身も蒲郡ですが、灯台下暗しというように、

          「ゆ」で繋ぐ。〜ウェルビーイングのまち蒲郡〜

          1年でやりたい100のコト

          人生でやりたいこと100のコトを作った。 正直、1つ1つに粒度や思いの強さはバラバラ。投げやりな項目もある。 ただ、書き出すことで気づくことは多い。

          1年でやりたい100のコト

          より少なく、しかしより良く

          「人は食べた物で作られる」 同じように、人は見たもの、聞いたもの、触れたものに知らない間に影響を受けています。 例えば、マクドナルドのロゴが赤と黄色である理由は、食欲を刺激するためです。 私たちは、自分の所有するモノにも影響を受けているということです。 だからこそ、モノを減らすことは大切です。 これは、形ある物だけに限りません。形がない情報も含まれます。 ちょうど年末で、1年を整理をする時期。 来年は、いろんなモノを手放すこと。 より少なく、しかしより良く。そんな

          より少なく、しかしより良く

          散財したら、ギバーになった。

          2023年は、人生で最もお金を使った年。 クレジットの支払いのみで年350万円以上。 どうして散財をしたのか? 今回は、お金の使い方を通して気づいた私自身の変化を書く。 自分自身の変化はなかなか気づかない。 ただ、何かのフィルターを通して気づく自分もある。 誰かを変わったなと思った時、実は自分自身が変わっていることがあるように。 お金と私地方の中小企業の経営者である父と、超節約家の母から育ったせいか、私はお金の話が大好きだった。 お金の話は汚いという人もいるけれども

          散財したら、ギバーになった。

          アワビで経済性と社会性を考える

          かの有名な二宮尊徳(薪を背負いながら本を読んでいる銅像が日本中にある二宮金次郎のこと)の言葉です。 この言葉は、社会に害を及ぼし、倫理的でないビジネスについては言うまでもありませんが、どんなに立派な取り組みでも、利益の出ないものは社会貢献とは言えないことを示しています。 社会貢献をするためには、持続可能な取り組みを支えるための報酬や環境整備に必要なお金が不可欠だからです。 経済性→社会性の現実経済的な側面と社会的な側面のバランスが重要です。最近、私が働いている会社で持続

          アワビで経済性と社会性を考える