やまじゅん@キャリアサポーター

キャリアサポーター。 旅を原点に、身近な人のキャリアや人生を変える支援をする活動をして…

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キャリアサポーター。 旅を原点に、身近な人のキャリアや人生を変える支援をする活動をしています。 |読書が好きです。 キーワードは コミュニティ、持続可能性、コーチング.etc

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最近の記事

いざ退職。ついでに世界一周!

2月上旬、職場の上司に 「やりたいことがあるので、退職したいです。」 と思いを伝えました。 年明けの2024年1月には退職の話をしようと、GoogleカレンダーにメモされたTO DOリストには毎日、「退職願いを出す」と残されたたまま、2月になってしまいました。 大事な人への告白ではないですが、大切なことを伝えるって本当に勇気のいることだと思います。 2024年の3月末で退職になりますが、新卒から4年間勤めた会社です。職場の方には、感謝の言葉が思い浮かぶ以上に、たくさん迷

    • ガンで全てを失った人に出会って感じたこと

      年度末に向けて仕事が駆け込み落ち着かない中、外に出ると時折感じる春の暖かさには、ふと自分が今を生きているんだなと、我に戻る時がある。 2月の上旬、私は1人のガン患者と友人の営むカフェで出会った。 2020年から3年ほど闘病生活を送っていたそうだ。 やる気が出ない、食欲もない、身体のだるさをきっかけに、病院に行ったところ、ガンと診断されたという。 当時は、「絶望」しかなかったそうだ。 新型コロナウイルスの時期も重なり、病院の急な対応に振り回され、闘病生活も厳しかったという

      • 正しさが溢れる社会で思うこと

        「正しい」とは何か?「正しいこと」ってなんのだろうか? 私は昔から社会やその環境において、正しいことをしたいという思いが強い方だった。 それは、時間をあまりかけず、良い結果を得たいタイパ的で合理的な側面と、目の前の困っている人を見ると助けたい、自分のためではなく、社会のために行動したい感情的で非合理的で側面の両方持っていた。 その考えは私の育った時代や環境に強く影響を受けているのだと思う。 インターネットによって、楽に正しく合理的な結果が分かるようになった一方で、間違

        • 「ゆ」で繋ぐ。〜ウェルビーイングのまち蒲郡〜

          春の始まりを告げる2月4日の立春、「地域づくりの楽校」が主催する冬の遠足に参加しました。 「地域づくりの楽校」とは一般社団法人 地域問題研究所(通称「ちもんけん」)さんが運営するコミュニティです。 地域づくりに関心のある学生を中心に、現場のフィールドワークやワークショップなどを重視した活動を行っています。 今回は、愛知県の名古屋駅から電車で50分程、「蒲郡」に行きました。 蒲郡の観光や地域活動を知ることが目的です。 実は、私の出身も蒲郡ですが、灯台下暗しというように、

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        • インタビュー・取材記事
          4本
        • 参考
          1本

        記事

          1年でやりたい100のコト

          人生でやりたいこと100のコトを作った。 正直、1つ1つに粒度や思いの強さはバラバラ。投げやりな項目もある。 ただ、書き出すことで気づくことは多い。

          より少なく、しかしより良く

          「人は食べた物で作られる」 同じように、人は見たもの、聞いたもの、触れたものに知らない間に影響を受けています。 例えば、マクドナルドのロゴが赤と黄色である理由は、食欲を刺激するためです。 私たちは、自分の所有するモノにも影響を受けているということです。 だからこそ、モノを減らすことは大切です。 これは、形ある物だけに限りません。形がない情報も含まれます。 ちょうど年末で、1年を整理をする時期。 来年は、いろんなモノを手放すこと。 より少なく、しかしより良く。そんな

          より少なく、しかしより良く

          散財したら、ギバーになった。

          2023年は、人生で最もお金を使った年。 クレジットの支払いのみで年350万円以上。 どうして散財をしたのか? 今回は、お金の使い方を通して気づいた私自身の変化を書く。 自分自身の変化はなかなか気づかない。 ただ、何かのフィルターを通して気づく自分もある。 誰かを変わったなと思った時、実は自分自身が変わっていることがあるように。 お金と私地方の中小企業の経営者である父と、超節約家の母から育ったせいか、私はお金の話が大好きだった。 お金の話は汚いという人もいるけれども

          散財したら、ギバーになった。

          アワビで経済性と社会性を考える

          かの有名な二宮尊徳(薪を背負いながら本を読んでいる銅像が日本中にある二宮金次郎のこと)の言葉です。 この言葉は、社会に害を及ぼし、倫理的でないビジネスについては言うまでもありませんが、どんなに立派な取り組みでも、利益の出ないものは社会貢献とは言えないことを示しています。 社会貢献をするためには、持続可能な取り組みを支えるための報酬や環境整備に必要なお金が不可欠だからです。 経済性→社会性の現実経済的な側面と社会的な側面のバランスが重要です。最近、私が働いている会社で持続

          アワビで経済性と社会性を考える

          コミュニティに関わる人へおすすめしたい10冊の本

          年間150冊以上、読書をする私がコミュニティ運営に携わる人におすすめしたい書籍を紹介します! 私が実際に読んで、タメになった、勉強になった内容を軸に選定しています! コミュニティに関わる方、読書好きな方や新しい本を探している方は、ぜひこの記事を参考にしてもらえると嬉しいです! ※一部、書籍名を略しております。 ✔︎絶対読んでほしい本『問いのデザイン』 ワークショップの運営方法、ファシリテーションの方法、「問い」の発し方など、コミュニティ運営に関する全体像が丁寧に書か

          コミュニティに関わる人へおすすめしたい10冊の本

          幸せになんてならなくていいよ。

          「あなたは幸せですか?」 そんなことを聞かれ、私が思ったのは、幸せになる必要はないということ。なぜなら、大切にしたい価値感と幸せは両立しえないこともあるから。 逃げた方が正しいけど、逃げちゃいけないことがあるように。 幸せとは?そもそも「幸せ」とは何なのでしょうか? 嫌なことがないこと?健康的なこと?最近で言うとウェルビーイングな状態?理屈的に言ってしまえば、脳内の幸福物質が出ている状態? おそらく、幸せは、私って幸せだなと思うような、個人の様々な感覚的な面が強いか

          幸せになんてならなくていいよ。

          コミュニティの壊し方

          「コミュニティをぶっ壊そう!」 もし自分のコミュニティの中に、コミュニティを意図的に壊そうとする人がいると想像すると、とても恐ろしいです。。 今回は、「コミュニティの壊し方」について、紹介をしますが、悪用厳禁でお願いします。 1. なぜ「コミュニティの壊し方」を学ぶのか?古くから言い伝えられていることわざに、「失敗は成功のもと」「七転び八起き」「弘法にも筆の誤り」「怪我の功名」などがあるように失敗や悪いところから学ぶことは多いです。 こんな言葉があるのも、成功法則より、

          「地域づくりの楽校主催」 読書会レポート!

          朝の空気がひんやりと澄みわたって、ようやく秋らしさを感じるようになってきた10月1日、「地域づくりの楽校」が主催する読書会に参加しました。 「地域づくりの楽校」とは一般社団法人 地域問題研究所(通称「ちもんけん」)さんが運営するコミュニティです。 地域づくりに関心のある学生を中心に、現場のフィールドワークやワークショップなどを重視した活動を行っています。 今回は、名古屋駅から電車で10分程の距離にある「豊田本町駅」近くの「内田橋珈琲店」で読書会を実施しました。 「豊田

          「地域づくりの楽校主催」 読書会レポート!

          「成功循環モデル」から考える心理的安全な場の作り方

          「会社に、行きたくない・・・」 何か原因の分からない閉塞感。重たい空気。活気が感じられない。 そういったことを感じたことはないでしょうか? 今回、生産性も高く、居心地のよい場を作るためプロセスや要素を通じて、具体的にどんなことを意識すべきかということを紹介しています。 組織やコミュニティで悩みを感じている方や、よりよいチームを作っていきたいと思う方に読んでいただだけると嬉しいです。 結果を求めるのではなく関係性から始める。ダニエル・キムの「成功循環モデル」とは?

          「成功循環モデル」から考える心理的安全な場の作り方

          資本とイデオロギー②

          前回の続き『資本とイデオロギー』についてです。 歴史的に、格差は正当化されてきました。 格差は、イデオロギー的政治によって生まれてきました。 格差を是正する必要性について考えてもらえるきっかけについて考えてもらえると嬉しいです。 格差は正当化されるあらゆる社会はその格差を正当化するために動いてきました。 なぜなら、格差を正当化しないと、社会がうまく回らなくなってしまうからです。 そのため、どんな時代にも格差を正当化するための発言、イデオロギーが発達しました。 現代で

          「コミュニティマネージャー」を学ぶ

          2023年の9月から10月まで、TABIPPOが主催する「コミュマネゼミ」というコミュニティマネージャーについて学ぶ講座を受講することになりました。 私については、過去に書いた下の自己紹介を見てもらえればと思いますが、なぜ私がコミュニティマネージャーについて学ぼうかと思ったかを私の経験を踏まえ書いていきます。 組織やコミュニティについては、熱い思い持っています。 もしよければご覧ください。 学生時代〜組織で生きる〜私自身、大学時代にたくさんのアルバイトをしてきました。

          「コミュニティマネージャー」を学ぶ

          資本とイデオロギー①

          2023年8月24日、トマ・ピケティの最新刊『資本とイデオロギー』が発売されました。 今回、『資本とイデオロギー』について、複数回に分けて紹介をしていきます。 トマ・ピケティが唱えたことの重要性どうして本書を紹介するのかというと、著者の前著の『21世紀の資本』という本が私に影響を与えた本だからです。 「トマ・ピケティ」は、フランス最優秀若手経済学者賞も受賞しているパリ経済学校経済学教授です。 彼は、『21世紀の資本』という本の中で、世界中で所得と富の分配の不平等が進ん