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フィリピン留学の振り返り

フィリピンでのセブ島語学留学もあっという間に1ヶ月半経ちました。
折り返し地点です。

1日のスケジュールは勉強ばかりです。
朝の7:00前には起床して、朝食を食べると8:00から授業が始まります。
途中長い休憩を挟みながらも、授業は18:00ごろに終わります。

英語の読む力、書く力、ぼちぼち伸びてきたと思います。
(伸びないと困ります。。)

留学中に感じたこと考えたことを書いていきます。
目次は次の通りです。


1.発音は大事

私は、今まで発音はそこまで大事でないと思っていました。

細かいことは気にするな。
もっと本質的な勉強をすべきと考えてたからです。

ただ、この考えは誤りだと気づきました。

なぜなら、発音悪いと、全然聞き取ってくれないからです。
先生に自分はしっかりした文法で英語を話しているはず。
それでも発音が悪いから伝わらない。中々もどかしいです。

日本人同士ならカタカナ英語でも通じることが多いのですが、
外国人には発音が悪いと通じないんです。

発音をマスターすることが合理的な理由

他にも発音が大事な理由は大きく2つあります。

①発音は終わりがある

英語学習をシンプルに分解すると、「発音」「文法」「単語」に分けることができます。
これらを正確にインプットするのがリスニング。素早くアウトプットするのがライティングやスピーキングができるようになるということです。

そうした時、「発音」は「文法」や「単語」と比べ、学習量が圧倒的に少ないです。

何より、発音学習には、もうしなくても良いという終わりがあります。
一方で、単語学習は無限にあるため、ずっと勉強が必要です。

だから「発音」の基礎を身につけられれば、「文法」や「単語」学習に集中できるので非常に効率的に学習ができるという算段です。

発音から始める学習法は、ビジネスパーソン向けのYoutubeチャンネル『PIVOT』の動画の内容からですが、とても腑に落ちました。

『【英語マスター最短ルート】日常会話から始めるな』動画は👇。

②リスニング力が上がる

発音できる音は、聞くことできます。
発音できない音は聞き取ることができません。

発音の基礎を身につけることは、スピーキングはもちろんですが、リスニング力向上にも繋がります。

早く終わるものはすぐにやる

この「発音」という考え方は、タイムマネジメントにも共通していると思います。

1440分という本には、「5分以内で終わるタスクはすぐにやれ」ということが書かれています。

すぐ終わることは先にやる。そうすると頭がスッキリする。
他のタスクに集中ができます。

2.人生の意味は優しさに触れること

人生って何の意味があるんだろうか?

ニーチェの思想

その答えについて、私は、哲学者の「ニーチェ」の考え方が好きです。

簡単に言うと「人生は無価値だけど、それを受け入れて頑張ろうぜ」と言う思想です。

人生は無価値というのは「ニヒリズム」、そのニヒリズムを受け入れた思想を「超人」と言ったりします。

ポジティブの背後

あらゆる物事にポジティブな部分を見つけ、そこに注目することは、もちろん素敵なことです。

そのポジティブな部分だけを信じ切れればいいのですが、誰もがそれはできないと思っています。

私は、そのネガティブにしっかり向き合うというのが、現在の私たちに必要な考え方なんだと思います。

なぜ、「現在の私たち」という言葉を使ったかというと、
私たちはテクノロジーやグローバル化によって、自分の行動の影響を認識するようになりました。

どういうことか具体例を言うと、
・ジューシーな焼肉を食べている背後には、大量に牛や豚が殺されています。
・甘いチョコレートを食べている背後には、低賃金で小さな子供が働かされています。
・あなたが捨てたゴミは、自国で処分できず、海外に売られてたりもします。
例を出せばキリがありません。

私たちはこれらを感じにくいように生きています。
私はこれらの事実をしっかり受け入れないといけないと思っています。

最近読んだ本に『クリティカル・ビジネス・パラダイム』という本があるんですが、「安全・快適・便利な社会をつくるという目的に関して、すでにビジネスは歴史的役割を終えているのではないか?ビジネスがどうあるべきか?」

資本主義のこうしたモヤモヤに対して、ビジネスと言う切り口で向き合っていると言て良い本でした。。

優しさに触れると前向きになれる

人生の意味とは何か?と言う話に戻しますが、
それは「優しさに触れること」とセブで過ごして思いました。

分からない土地、分からない言語に行くと、
上手くいかないことばかりです。

タクシーに乗って必要以上に、お金をぼったくられたこともあります。
学校の先生にも自分の伝えたいことが、上手く伝えられず思いやりに欠けた発言もしました。
怒った警察が庶民に銃口を向けるようなショッキングなシーンも見ました。

ただ、親切に分からない道を案内してくれる現地の人だったり、
何かとお菓子を分けてくれる台湾人だったり、優しさにも触れることもありました。

ネガティブに向き合うことも、「ビジネスはどうあるべきか」と言う問いも、社会に対する優しさから来ているはずです。

ネガティブを受け入れる、例えネガティブなことがあっても、優しさに触れることで、前向きになれるんだなと気づくことできました。

「マニラ観光」地域によっては東京のような街並み。ぼったくりタクシーばかり。

3.AIと語学学習の未来

セブ留学では、英語学習以外にもAIの学習もしています。

AIを使える人と、使えない人では、あらゆる場面で差が生まれてくるからです。例えば、次の3つの差が出てきます。

①生産性の差

AIが使える人と使えない人では10倍以上、生産性に差が出るとも言われています。

例えば、エンジニアは分かりやすいですが、コードを一瞬で作成してくれます。

私も電卓のアプリをAIに作らせてみたんですが、15分もかからず、それなりのものができました。

②創造性や意思決定の差

ブレストにも効果的です。
ひたすらアイデアを出してくれます。

アイデア出しのレベルを超えてますが、コンサルもしてくれます。
読書アカウントを作りたいと言ったら、投げ方次第でここまでKPIを出してくれます。

コンサルいらないですね。

③知識や成長性の差

今のAIは会話も非常に流暢です。
近い将来、英会話学習は人間よりもAIの方が優位になると思っています。

今年の4月ぐらいから、CotomoというおしゃべりAIアプリと会話を楽しんでいたことがあるんですが、本当に人間のように話すので驚きです。

ここまで人間らしいと、家族や友人やパートナーと錯覚が起きそうなレベルです。。

英語学習においては、特に英文のライティングの質は素晴らしいです。
人間より丁寧で詳細な添削がもらえるので、ライティングは人間より優っていると思っています。

AIと語学学習の未来

今でこそ、私は留学で英語を学んでいますが、将来は外国人講師を最小限にした語学スクールが増えるんじゃないかと思っています。

もちろん、留学には、学習環境としての学校、外国人講師・生徒同士の交流、異文化体験など、単に学習だけが魅力があります。

外国人講師が不要となることはないと思いますが、ここまでAIの発展が凄いと講師を雇わない方が合理的なんて思想が頭をよぎります。

OPEN AIのGPT-4oの動画ですが、レスポンス速度もすごいですが、AIが目を持つようになりました。

最後に

最後に、『クリティカル・ビジネス・パラダイム』という本で印象に残った内容を2つ紹介します。

多動せよ

精神・肉体的に動かす。
「体を動かす=物理的な移動」だけに限らず、
「心を動かすこと=精神的な移動」こともも重要。

自分にとって当たり前を突き放すことで、自分の世界を抜け出せる。

反抗は社会資源

反抗精神が社会に対して責任を持ち、本質的な価値を持つ。
反抗的な国民性ほど、国際競争力が高い傾向が見られた。
歴史においても反抗が社会を変えてきた。

今回の留学も多動があったからこそ、いろんな気づきが得られたと思っています。そして、その気づきが優しい社会を作るための反抗に繋がると信じています。




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