最新版：ロサンゼルスの最適な交通手段

みなさん、こんにちは。
ロサンゼルスに行かれる際、どのような交通手段があるかご存じでしょうか？
また、各交通手段の値段や安全性について気になるかと思います。
今回は各交通手段について詳しく解説いたします。
みなさまの安全かつ楽しい旅行のお役に立てれば幸いです。

*この記事は2023年2月時点の情報です。
物価高や為替の変化によって、差異が生じる可能性もございます。
また、安全を保障するものではなく、提案ですのでご了承ください。

ロサンゼルスの特徴と主な交通手段

ロサンゼルスの特徴

ロサンゼルスといえば、何を思い浮かべますか？
アナハイムに位置する「ディズニーランド」「エンゼルススタジアム」？
ビーチやRoute 66 の最終地点がある「ベニスビーチ」「サンタモニカ」？
ハリウッドに位置する「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」「チャイニーズシアター」？
ロサンゼルス市内にはさまざまな観光地があります！
しかし、ネックになるのは各場所の遠さにあります。ロサンゼルスの広さは東京都の約半分と言われており、とても広いのです。
アメリカは車移動が主な交通手段であるため、日本のように発達した鉄道がありません。
ロサンゼルスと東京都の交通手段には大きなギャップがあるのです。
以下に出てくる「LAX」は、ロサンゼルス国際空港のことを指します。

ロサンゼルスの主な交通手段

• 鉄道（地下鉄も含む）*LAメトロ

• 市営バス　*LAメトロ

• 電動スクーター

• シャトルバス

• Uberタクシー（ウーバータクシー）

• タクシー

• レンタカー

*LAメトロとは：「ロサンゼルス郡都市圏交通局」の略称です。
簡単に説明すると私営ではないので、一部無料化されているということです。

---

各交通手段のあれこれ

値段について

利用の仕方によって、高くついてしまう可能性がありますので注意してください。

• 鉄道（地下鉄を含む）の利用料金は大人1名に付き、1日3ドルです。日本円にすると約400円です。片道が1.5ドルで往復が3ドルです。往復分を購入すると、自動的に1日利用券に変化するので、いつどこで乗降しても大丈夫です。注意点としては、PASMOやSuicaのようにカード内にチャージする方式ですので、最初に「Tapカード」を購入する必要があります。「Tapカード」は駅の券売機で2ドルで購入することができます。アプリだと購入する必要はないのですが、現地の電話暗号が必要になりますのでご注意ください。

• 市営バスの利用料金は無料です。

• 電動スクーターの利用料金は利用距離と時間によって大きく左右されます。「利用距離と利用距離の両方」となっていますのでご注意ください。近距離での複数箇所の移動に長けていますが、長距離での特定箇所の移動には劣っています。長距離での移動ではUberタクシーの方が安い時もありますので十分注意してください。

• シャトルバスの利用料金はバス会社と利用方法によって大きく異なります。
  〈LAX～ディズニーランドの場合〉
  相場は相乗りの場合：片道1人あたり37ドルで約5000円です。
  貸し切りの場合：片道1人あたり50ドル～で約7000円～です。（4人以上などの制約あり）

• Uberタクシーの利用料金は利用距離と利用車種によって変動します。基本的に1人でも4人でも料金は変わりません。
  〈LAX～ディズニーランドの場合〉（最も安いプランの場合）
  ー4人乗りだと仮定したときの1人当たりの比較ですー
  1人の場合：片道約50ドルで約7000円です。
  2人の場合：片道約25ドルで約3500円です。
  3人の場合：片道約17ドルで約2300円です。
  4人の場合：片道約13ドルで約1800円です。

• タクシーもまた、利用距離と利用車種によって変動します。
  基本的にものすごく高い料金で設定されているので交通手段から外すのが良いでしょう。LAX（ロサンゼルス国際空港）から車で5分ほどのホテルでチップ込みで1人60ドル。2人だと1人あたり30ドルです。
  *ぼったくりなどでは決してありません。（現地の友達から正規の値段だと言われております）

• レンタカーもまた、利用時間と利用車種と会社によって大きく異なります。FOXレンタカーがベストだと思います。

安全性について

• 鉄道の安全性は
  ☆☆☆☆☆です。残念ながら1つもつけることはできません…
  主に利用するのが貧困層です。安い利用料で遠くまで移動できる唯一の手段だからです。貧困層には、ホームレスや薬物中毒者、日雇い労働者などが含まれます。
  理由①「匂い」：電車の中は基本的にルールがないようなものです。タバコや大麻を電車内で吸うのは当たり前、何日もお風呂に入っていないホームレスの方も乗ります。また、体臭を隠すために多くの香水をつけます。駅も臭いです。日本の駅ではトイレが併設されていますが、LAの駅にはありません。そのため、エスカレーターの横やエレベーターのわきが立ちしょんスポットになっているのです。駅に入ろうとすると、アンモニア臭が鼻を襲います。日本人が乗った場合、あなたは必ず嗚咽することでしょう。そして、途中下車し、嘔吐することでしょう。
  理由②「犯罪」：様々な人種が交じり合うアメリカでは服装で観光客なのかを判断します。そのため、ジーパンにパーカー以外の服装だと標的にされる可能性はあるので、特に電車に乗る際はオシャレしないことをおすすめします。鉄道は地元民の乗り物という認識が強く、街で歩くよりも危険かもしれません。また、薬物の売人から買う場所でもあることがあります。なにか買わないか打診されても買わないようしてください。日本人は持っているだけで犯罪になってしまいます。

• 市営バスの安全性は
  ★★★☆☆です。
  路線が多い市営バスは中間距離の移動をしたい観光客の足となっているため、比較的安全だと言えます。また、バスの運転手が目を光らせているため、タバコや大麻を吸っている人は居ませんでした。上記でも記したように、一部無料なのでホームレスの方などの貧困層が多く乗車します。やはり匂いがきついことがあります。また、薬物中毒者も乗降するので発狂している人もいるので注意する必要があります。

• 電動スクーターの安全性は
  ★★★★☆です。
  電動スクーターは乗る自身以外に接触する人物は居ないので、比較的安全です。しかし、事故った時も自己責任です。それに、安全に乗ることを推奨されていますが、観光地で興奮しているあなたはMAXスピードを出さずに乗れますか？この観点から、安全性は星4つにしました。

• シャトルバスの安全性は
  ★★★★★です。
  シャトルバスを使用するのは観光客率ほぼ100％なので、安全です。ドライバーも道を熟知しているので、変なところに連れていかれることは無いでしょう。

• Uberタクシーの安全性は
  ★★★★★です。
  基本的に道に慣れたドライバーが多く、安全です。しかし、たまに荒れ狂ったドライバーとマッチしてしまう可能性があるので、そこは運次第です。また、Uberの管理システムもしっかりとしているので安心です。事業委託なので強盗やぼったくりに遭う可能性も考えられると思います。しかし、料金は完全にオンライン決済なので安心です。

• タクシーの安全性は
  ★★★★★です。
  日本のタクシー同様に道を熟知したプロの運転のため、安全です。

• レンタカーの安全性は
  ☆☆☆☆☆です。
  犯罪系の危険ではなく、アメリカで一番荒れ狂ったドライバーがいるので、観光客が運転することは自殺行為なので絶対に辞めましょう。

使い勝手について

• 鉄道（地下鉄も含む）
  ★★★☆☆です。
  やはり、安価な鉄道は使いやすく便利です。ロサンゼルス市内の主な観光地へのアクセスはほぼカバーされています。しかし、仇となるのは日本のように横移動できるような路線がないことです。例え、ハリウッドとサンタモニカの距離がそこまで遠くなくても、一度ハブ駅に戻ってからの再スタートとなります。このことにより、想定以上の移動時間を要するのです。また、ロサンゼルス市内の郊外（ディズニーのあるアナハイム）はとてもアクセスが悪く、車で40分のところを2時間かけて行く必要があります。

• 市営バス
  ★★★☆☆です。
  中間距離の移動に適しているのは市営バスです。さまざまなところにアクセスが可能でとても便利です。しかし、問題点としては路線がとても短く、複雑であることです。もちろんマスターしてしまえば、問題はありませんが、旅行で訪れる人は一苦労です。路線が短いということは、乗り換えが非常に多いということです。日本のように駅から出発して駅に帰着するのではありません。また、一つのバス停に複数の行先のバスが停車するため、絶対に間違えないようにしましょう。

• 電動スクーター
  ★★★★☆です。
  電動スクーターは使い勝手が非常に良く、乗っていて楽しい乗り物です。また、歩くスピードの約3倍ほどの速さなので、ビーチ沿いなどの道を颯爽と移動するのに適しています。しかし、スクーターを提供している会社が無数にあるので、その会社のアプリをダウンロードして、カード情報を登録して…。非常にめんどくさいのです！一社に絞って利用する方が良いかと思います。（ＬＩＭＥがおすすめです）

• シャトルバス
  ★★☆☆☆です。
  ディズニーの公式アプリを開くと、アクセスの欄にシャトルバスがあります。一人の利用の際は予約無しで乗ることが出来ます。二人以上だと予約が必要です。一人でも二人以上でも、シャトルバス会社への電話が必須です。しかし、電話サービスがとてつもなく酷いのです。基本的にLAXからの乗車になりますが、電話口では「最も大切な」乗車場所を教えてくれないのです！挙句の果てには「俺の仕事を邪魔してる！」と、キレられる始末です。（☜電話をしたのは現地の友達なので、英語がわからなくてキレられているわけではありません。）

• Uberタクシー
  ★★★★★です。
  非常に安全で速く、安価な移動手段として最もロサンゼルス観光で適した移動手段です。アプリで配車から決済までできるのでとても便利です。また、自分のGPSをONにすることで、自分が居る位置まで来てくれます。そのため、今自分がどこに居るのかわからなくても楽に利用することができます。

• タクシー
  ★☆☆☆☆です。
  確かに移動手段としては抜群ですが、金額が高すぎるため使い勝手はとてつもなく悪いです。また、タクシーは基本的に空港の近くにしかいないので、そもそも街の中で乗ることは難しいです。

• レンタカー
  ☆☆☆☆☆です。
  自殺行為です。もう一度言います。自殺行為です。レンタカーしたとしても、主要な観光エリアのパーキングエリアの料金は高く、車社会のアメリカの休日に観光エリアに行くと、どこも満車で場所を探すだけでも1時間以上かかってしまうこともざらにあります。

最後に

ロサンゼルス市内の移動手段の参考になりましたでしょうか？
旅行を計画する上で、移動手段は軽視されがちです。
しかし、適切な移動手段を選ばないと計画に支障をきたしてしまいます。
現地についてから考えることは悪くはないのですが、事前に調べて不自由のないように浅く広くどのような交通手段があるのか知っておくのは重要なことだと思います。
海外旅行は日本の常識は全く通用しません。
つまり、日本の要領で行動すると必ず躓きます。
あなたにとって、もっとも適切な交通手段を見つけられたら幸いです。

この記事は実際の体験に基づき執筆しております。
交通網に関した記事はたくさんあります。しかし、どういった交通手段があるのかを伝えるものだけであり、「皆さまが安全かつ楽しい思い出を作れるように」という思いで起きた事実をリアルに書いています。嘘や盛って記事を書いていませんので、誹謗中傷はお辞めください。

お読み頂いて、「いいね！」と、思った方や「参考にしたい！」と、思った方は、フォローして保存してくださいね！