世界でここだけ。北海道でしか叶えられない 2泊3日冬の北海道絶景旅
旅好きコミュニティTABIFLEEEEEK(たびふりーく)のKuniです。
メンバーの旅話を聞いては羨ましくて悶えそう、な運営でございます。
本日は冬の北海道!北海道函館在住メンバーと本州から合流した3人で実現した北海道でしか出会えない絶景旅をご紹介いただいたので、レポさせていただきます!これは真似したい、そして一生に一度は行ってみたい旅プランです。
博物館網走監獄
「北海道開拓と監獄受刑者」をテーマとした景勝天都山麓に位置する野外歴史博物館。明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開しています。「ゴールデンカムイ」の人気もあってふたたび大注目のスポットです。
※昨年は中継できたのですが、現在は禁止になったようなのでご注意ください。
鮨ダイニング 月
北海道に着いたらまずお寿司を食べたいー!ということで早速網走で人気のお寿司屋さんへ。 11:30で既に満席の人気店、30分ほどの待ち時間で入店。海鮮の美味しい北海道の中でもかなりレベル高めの大当たりのお寿司屋さんでした。
流氷観光砕氷船おーろら
バキバキと流氷を押し除けながらすすむ流氷船。北海道でも一部のエリアでしか体験できません。コンディションは良さそう!いざ出発です!
見事な流氷、そして氷を割って進む砕氷船の迫力が素晴らしい( ゚д゚)「船が氷塊に押し返される振動が伝わってきて迫力がすごいっ!」やはりこれは体感しなければわからない感動です・・!
このようなザクザクの氷に出会えるのは本当にタイミング次第、という話も聞きますので、今回出会えたのはラッキー!!だったのかもしれません。幸運の女神たちのおかげですね(*´∀`)
フードマスターベーシック (地元スーパーマーケット)
地元の生活を知るのは旅する醍醐味の一つでもありますよね。海外へ行けばスーパーマーケットやマルシェ、ドラッグストアなど必ず覗いてみるという方も多いのではないでしょうか。日本国内の旅もそれは例外でなく、現地で住んでいる方が日常で利用されているスーパーマーケットを見たらその土地のことをもっと知ることでできる!ということで立ち寄ったスポットです。
北海道らしい食品が多く、道民目線(函館在住)では感激のツボはわからないのですが、本州3人組は目新しさに興奮し、楽しみながら色々購入していました。ショッキングピンクの蒲鉾、甘納豆のお赤飯(おはぎの中のご飯のようなお味だったそうです!)、ソラチのジンギスカンのタレ、ビタミンカステラ、などなど…なかなか本州ではお見かけしないものばかり。
酒縁酒場 屯々(とんとん)
地元食材の居酒屋料理が充実。ハズレなし、全てのお料理がとても美味しく、鯖の煮浸し、生牡蠣、マスカルポーネチーズの煮浸しなど変わり種も。予約をおすすめます。
AM6:00 鱒浦漁港 ご来光・ジュエリーアイス
早起きをして、網走常呂川のジュエリーアイスを狙いました。付近の浜辺を散策しながら氷塊探し。豊頃に比べてここは穴場。TABIFLEEEEEK恒例の貸切状態・・・(*´∀`)
雪に埋もれた氷塊を探し、雪をほろっとそっと動かします。見つけた氷の表面の汚れを熱湯で溶かすのがコツなので、今回は大きな魔法瓶を2本(熱湯4リットル)持参 (昨年の豊頃での経験がいきました)。そして 「ジュエリーアイスの原石を宝石に加工していきます。」
氷を溶かしながら、雪に寝そべって写真を撮ったり、寒さも忘れて?!これははしゃいじゃいますね。
天に続く道
ウトロに向かう途中にある場所、せっかくなので立ち寄りました。 雪原がキラキラと輝き、お天気も良かったので斜里岳が美しく見え、こちらも最高でした。THE北海道!という景色ではないでしょうか。
AM9:00 知床
今回は知床の魅力を余すところなく体験したいので、1日フルのガイド付ツアーに参加してみました。(なんとHIS! ありがとうございます・・!)
午前 スノーシューを履いて冬のトレッキング
目的地は『フレペの滝』 。本州3人組は初めてのスノーシューでのトレッキング。誰も踏んでいない新雪の上を歩きまわりながら散策します。
クマの爪痕が残った木や、フクロウが昼寝している木などを巡りながら歩いていくと、快晴をバックに真っ白に雪化粧した『知床連山』がお出迎え。
世界遺産の核心エリアのため人が立ち入ることのできない知床連山は、まさに人を寄せ付けない勇壮な景色でした。
そして目的地のフレペの滝に到着。 崖から水が出て滝を成して海に流れ落ちる場所で、滝の落差は約100m。真冬なのでもちろん滝が凍結していました。
フレペの滝、左には大海原を埋め尽くす流氷、右には勇壮な知床連山、今回の旅は天気にも恵まれ快晴で、本当に世界で唯一の景色でした。多くの方にぜひ訪れてほしい場所です。
昼食 道の駅シリエトク
世界自然遺産「知床」の玄関口、知床番屋をイメージした道の駅でランチ。北海道名物も楽しめます!ちなみに帯広名物の豚丼美味しかったです。
午後 流氷ウォーク(海中浮遊体験)
案内するガイドが地元の漁師さんに交代。 ここからはフル装備でいきます。まずドライスーツを装着!これは着るのが難しくて大変なのですが、それもまた初体験でめちゃくちゃみんな楽しんでいました。(漁師さんたちは真冬でも海に入るので職業ダイバー用のドライスーツの扱いに慣れているので教えてくれます!)
海岸から歩いて流氷に乗り、沖合の目的地まで流氷の上を歩いて行きます。流氷はギシギシと音を立てながら、人が踏めばジワっと動いたりするのでまさに流氷を体感です。
そして目的地は大きな池のように穴が開いた場所。 全員で横に列を組んで穴に向かって近寄っていくと…足元がグラッとした瞬間に流氷が割れて全員いっぺんに海にジャボンっ!と落ちる。そういうアトラクションでした。
あとは流氷の間に開いた池の中で遊んだり、氷の下のクリオネを探したり。 ドライスーツなので手も足も全く冷たくなく、ガイドさんが撮影をしてくださるのでとびっきりの記念にもなりました。
流氷ウォークのあとはドライスーツを脱いで、動物たちを探すツアー。車で『オオワシ』と『オジロワシ』を探しに行きます。 特に『オオワシ』はたしか猛禽類では世界最大の鳥でとてもレアな鳥なのですが、こちらにもちゃんと出会えました。 ガイドさんの高倍率の単眼鏡に各自のスマホを合わせながら撮影をすることもできます。
あいにく西側に分厚い雲がかかっていて流氷に沈んでゆく夕陽に今年は会えませんでしたが、流氷と1日かけて戯れて素晴らしい体験になりました。
午後5時 ・知床第一ホテルで温泉+夕食
ウトロ地区に数あるホテルの中でも2大ホテル(北こぶし、知床第一)の1つ。真っ先に冷えた体を温めてくれる温泉へ。そして道内最大級のビュッフェ『マルスコイ』夕食。調理の実演がとても充実していて、お寿司、お刺身、天ぷら、ラーメン、ローストビーフ、などなどお腹いっぱいで苦しくなるまで堪能しました。
星空ウォッチング
帰り道は灯りの無い場所から星空ウォッチング。天の川もはっきり見えて素晴らしい星空でした。
おまけ
今回は女満別空港集合・解散の旅を紹介させていただきましたが、前後は各自好きなことを盛り込んだ旅だったので、それぞれの前後旅もまた興味深いーーー!ということで前後旅で訪れられた旅先をおまけで紹介します。
支笏湖氷濤祭り
メンバーさんが2022年に中継されてたのをきっかけに、今回前泊で支笏湖へ。冬限定の氷の芸術は大きなオブジェから神社や薪など、細かい芸が楽しい!
まだ訪れたことがない方はぜひ。札幌駅からバスツアーもあります♪
忽布古丹醸造(ホップコタン)
大ッッ好きな北海道のブルワリーさん。北海道上富良野町の直営TAPルームに念願叶って行ってきました! 2週間に1回、新しい種類のビールをリリースされていて、楽しくて大好きなのです。 ここでしか飲めないビールと、最新のビールを飲みたくて、ラストオーダー30分前に滑り込み成功(๑>◡<๑)
サッポロビール 北海道工場
札幌駅から電車で約40分、工場見学は60分です。ビールの工程を見学したあとは「サッポロ生ビール黒ラベル」と「サッポロクラシック」を試飲させていただきました。サッポロビール好きにはおすすめのスポット!
YAKINIKU網走ビール館
網走限定の流氷ビールが有名。せっかく北海道まで来たので立ち寄ってみました。流氷の青さが再現されてる〜!お腹が空いてたら焼肉も食べたかったです(*´∀`)
オホーツク流氷館
流氷に関するガイダンス施設。大型観光バスがたくさんいて海外の人もたくさんきていました。 実物の流氷が展示されていて真夏でも流氷に触ることができる施設です。クリオネも見られますし流氷ソフトクリームもありました。
モヨロ貝塚館
クジラやトドなどの海獣を獲って、動物の骨で様々な道具を作って暮らしていたという「モヨロ人」の貝塚。骨を削ってスタンプを作り、土器にスタンプを押して模様をデザインした「刻紋土器」を作っていました。人を埋葬する際には頭に土器を被せて墓標としていたそうです。縄文やアイヌに興味がある方におすすめなマニアックスポットです。
北海道立北方民族博物館
北海道が設立管理している立派な博物館。グリーンランド、カナダ、アラスカ、アリューシャン、サハリン、ロシア、ノルウェーに広がる北方民族の文化を展示しています。極寒の環境で人々が知恵を駆使して生きているので、各民族で共通点があれば違いや特徴もあり興味深いです。国を越えて、北方民族という共通点で世界を見るのも楽しいですね。
まとめ
世界でここだけ。北海道でしか叶えられない 2泊3日冬の北海道絶景旅 いかがでしたでしょうか。日本でこんな体験できるんだ!?と改めて北海道のポテンシャルの高さに驚かされましたし、
本当に貴重な体験ばかりで、羨ましい〜!と何度も言ってしまいました。
ぜひ来年の冬、北海道の旅を計画してみてはいかがでしょうか。またみなさんの旅の話を聞かせてください。
網走観光協会では網走の楽しみ方をご紹介されています。
北海道の冬旅、魅力はまだまだあります。ぜひこちらの記事もご参考に
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