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【2022年 南アフリカ里帰り⑤】テーブルマウンテン山登り

おはようございます。現在朝4時。フランスから南アフリカにきて1週間がたとうとしています。今日はテーブルマウンに朝日を見に行きます。

テーブルマウンテンへはケーブルカーを使って頂上に行くのが一般的ですが、私たちは山登りが好きなので、いつも歩いていきます。最近病気がちで山登りがご無沙汰だった義両親もつれてハイキングに行くことにしました。
(今回はルートの途中で終えることになりましたが、過去に頂上まで行った写真と合わせて紹介したいと思います)



ケープタウンの山

私が知る中で代表的なケープタウンの山はやはり、テーブルマウンテン、ライオンズヘッド、シグナルヒル、デビルスピーク、、でしょうか。これらの山は連なっていて、ケープタウンに住んでいた時に毎週のように山登りに行っていました。

写真右がテーブルマウンテン。左はビルズピーク。



ケープタウンのハイキングコース

ケープタウンには面白い山がいっぱいあり、初心者レベル~クライミングが入る上級者コースまで多種多様なコースが存在しています。あちこちにある緑の看板は公式のルートとなっていて、様々な情報が載っているので自分にあったレベルのルートを探すことができます。少しだけ過去に行ったハイキングコースを紹介します。


【Lion's Head】標高:669m レベル:中級者~
頂上付近に崖をクライミングするコースがある。途中までなら初心者でも〇。

公式のルート看板。山の標高や持ち物なども書かれている。
頂上付近だけ大変だが、登る人が多く安心なコース。

【Kloof road】初心者~
大西洋側のキャンプス・ベイなどを見渡せる海側コース。ワンコの散歩コースとして地元の人もよく歩く。ワンコ遭遇率高め!( *´艸`)


【Table Mountain】標高:約1086m レベル:中級~

ほかの山に比べて眺めのコース。穏やかな長い坂や石段を少し登ったりするレベルなので初心者も頑張ればいけるレベルかなと思う。コースによっては、崖を登るルートもあるので注意。道中売店などはないのでそれなりの準備が必要。

『テーブル』マウンテンだけに、頂上はどこまでも平たい平地だ。日本の山に慣れていた私からしたら驚きだった。




Cloof Cornerコース

今回選んだのは【クルーフコース】です。ゴールがテーブルマウンテンの中腹ぐらいまでの初心者~中級者コースです。スタートからゴールまで階段が続きます。Cloof Cornerコースは道中テーブルマウンテンの裏側、大西洋側に広がる街を見ることができるコースなのです。

Cloofはアフリカーンス語でキャニオンの意味。

朝4時に起床しテーブルマウンテンへ車で向かいます。

テーブルマウンテン入口駐車場。バス停『Kloof Nek』があるので、バスでここまで来ることができます。(さらに上がったロープウェイ入口にもバス停あり)

正面の山はライオンズヘッド。

ここからターフェルバーグ(アフリカーンス語でテーブルマウンテン)ストリートを走るとロープウェイ入口に繋がります。私達は少し上がった所に駐車しました。

写真は下山したときに撮ったもの。


思ってたより暗い、、とのことで道中でコーヒーを買って明るくなるのを待つ。今回はパートナーと義兄と私で『義両親に無理がない程度の山登り』をテーマにみんなで準備やサポートをしました。

午前5時。ケープタウン市街地は明るい。

そろそろ出発!義両親は私達以上にはしゃいでいます(^^)/

早朝の山登りはヘッドライトがマストですね(-_-;)

山の影から少しずつ朝日が。。!ぼやっとしたオレンジが綺麗。

フランス・パリ周辺には山がないので、久しぶりの山登りに私も興奮(^^♪

ノンストップで話し続ける義両親の話を入れ替わりできく私達(笑)
昔の南アフリカや事件の話を聞くなら、警察官を引退した義父に聞くのが一番( ゚Д゚)

道中で見つけた植物たち。赤い大きな花は南アフリカの国花のProtea(プロティア)。低木の花で開花したものは最大直径20センチにもなるらしい。トゲトゲした花びらが特徴。3月の夏の終わりだたため、ほとんどは暑さ?のせいで枯れていたが、そのなかでなんとか見つけ出しました( `ー´)ノ

ケープタウンの山には低木の植物が多く、日本の山のように日影がなく暑いので帽子はマスト!


だいぶ明るくなり、正面に立つライオンズヘッドが綺麗に見えます。

ここら辺で、義母に疲れが見え始めたので少し休んで、今回はここまでとなりました。日本とフランス生活で数年帰ってこれなかったパートナー、そして皆、コロナ渦で外に出られなかった時期も長く、みんなで山に登れて義両親は本当に楽しそうでした。またいつ帰ってこれるかわからないので、私は血眼になってこの一家を連写していました(笑)

いい写真が撮れたと、、思う( `ー´)ノ



さてここからは2019年南アフリカに住んでいた当時に取った写真となりますので時間・季節が少し変わります。

夕日を見るために、永遠に続く階段を上る。
ゴールに向かってルートは左に右に巻き道となっている。
片側は大西洋が見渡せる

最後の難関。垂直に上がる階段!ノンストップです。

難関を抜けるとゴールの小さな広場に着きます。1時間ちょっとのルートでした。今回はここがゴールですが、ここからテーブルマウンテン山頂へクライミングするルートがいくつかありました。

この垂直の崖を登るのは、至難の業(-_-;)

広場の裏側、大西洋側に回ると数人がサンセットを待っていました。

地元の人が多く、普段からきている様子。

サンセットです。天使のような光が海のかなたに見えます。
夕日が、仏頂面なテーブルマウンテンの鋭い崖を優しく照らして、とてもきれい。。

このルートは、アウトドア好きなパートナーの友人が連れて行ってくれました。気軽に行けてケープタウンの表と裏側を同時に楽しめるのでお気に入りの山登りコースです。

以前は高尾山ぐらいしか上った事がなかったのですが、南アフリカ生活のおかげで山登りが好きになりました。まだまだ私が知らないルートがケープタウンのあちこちにあるので、チャンスがあれば行きたいと思います(^^)/


まだまだ続く南アフリカ里帰り記。がんばります。
現実ではもうフランスに戻ってます(笑)


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