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リアルとオンラインのはざまで考えたこと①

こんにちは、旅茶時間です。

これまでの企画について、ようやくひととおりご紹介できましたので、新しく始まった企画と、これから目指すところについて考えてみたいと思います。

「世界のお茶時間」ができるまで

「世界のお茶時間」は、旅茶の運営メンバーで、TEAスタイリストのYumiさんによる世界の暮らしとお茶事情を学ぶ講座です。今年の7月のタイ編からスタートし、9月には第2回目となる中国編を予定しています。(・・・宣伝です。)

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https://tabichajikan.com/7788/

旅茶時間では、「世界のお茶とお話」をはじめとして、海外に縁のあるゲストにお話をうかがいつつ、その方のいちファンとして、活動を応援するという目的で企画することが多いです。

運営メンバーに関しても同じで、皆さんに愛される(とても大事ですね)空気感と、個々の分野での実力(追いつめられるとより発揮される)を持った、シェフのtomokoさんとTEAスタイリストのYumiさんそれぞれがメインとなってお届けできる企画は何かと、二人を間近で観察しながら、ずっと考えてきました。

そして実現したのが、tomokoさんによる月イチ1Day「旅茶カフェ」と、今回ご紹介する「世界のお茶時間」なのです。

リアルか、オンラインか

時はコロナ禍。
タイ在住のYumiさんの講座を始めるタイミングは、今でした。そうして7月後半に、第1回のタイ編を開催しました。

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https://tabichajikan.com/7622/

①少人数で行うことと、講義中の資料を画面共有紙で郵送するもの、PDFで送るものにすること、郵送するお茶とお菓子にも旅茶らしさを、という3点をポイントにしました。

参加者の皆さんには、お楽しみいただけたと思います。が、リアルとはまったく違う部分で、同じくらいかもしかしたらそれ以上の大変さがオンラインにはありました。

もちろん、リアルのほうが旅茶らしさをダイレクトに感じていただけることでしょう。ただ、おうちでお子さんと一緒にパジャマのままで気軽に参加できたり(画面はオフにされてましたよ)、関東以外に住む方が参加できたり、やっぱりオンラインにも良いところはあるなという印象でした。

何より、タイにいるYumiさんと、お互いの場所でできるのが本当に素晴らしい。

大切にすべきなのは

リアルなイベントを開催していた頃から常に思うのは、やっぱり自分たちらしさを大切にということです。

ある時から、自分たちが感じたゲストや国の魅力を、お料理やお茶を通じて、わかりやすく伝えることをより意識しています。同じ企画でも、この人たちがアレンジしたら、自分にとって好ましい空気感を、充実した時間を楽しめるだろう。そう思ってもらえたら嬉しいと思いながら。

リアルなイベントでは、会場の雰囲気や、メンバーのたたずまい、息遣いから体感してもらえますが、オンラインでどこまで伝えられるか。もしかしたら、オンラインならではの旅茶らしさというものがあるかもしれない。

オンラインの道は、まだまだ険しいです。
新しい開催地として、定着していくのか、廃れてゆくのか、楽しみながら探っていきたいです。




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