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🏫PCを机上に置いたら、授業が少し変わった

【1分で読めて役立つ】小学校教員の情報発信🖋

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、GIGAスクール構想によって整備された「一人一台の端末の活用」について書いていきたいと思います。

この記事は、

✅子どもが小学生の方
✅教育に関わる方

に特にオススメの内容です。



目次は以下の通りです。


1⃣一人一台端末の導入で子どもの活動の幅が広がった


✅子どもたちは、授業の学びをPowerPointでまとめたり、まとめたことを掲示板で共有したりしています。


今まででしたら、ノートなどで、自分なりにまとめて終わりという展開が多かったですが、

✅自分なりに整理してPowerPointでまとめることで、学習の定着率が5~10%ほど、上がっている

と思います。




5~10%というとそこまで大きな数字に見えないかもしれませんが、積み重ねていくと結構大きな差になるのではないでしょうか。

また、日々の学習のまとめでは、作ったものを友達と共有したり、苦手な友達に説明したりすることに用いるという

✅目的意識があるため、通常のまとめより効果的

だと思います。




✅授業だけでなく、係の活動や個人的に調べたことなども気軽に共有できるようになったため、今までより熱心に自主的な学びをする子が増えました。

一人一台の端末、とてもありがたいと思っています。

授業以外での変化は、また後日書かせてください。

次に、授業が実際にどう変わったか、書いていきたいと思います。




2⃣授業がどう変わったか


✅わからないことは、自分ですぐに調べるようになった
✅友達との情報共有が盛んに行われるようになった
✅学習の進度の違いに対するアプローチがしやすくなった

という変化がありました。




・わからないことは、自分ですぐに調べるようになった


今までは、わからないことは、教員に質問したり、友達に聞いたり、手元の資料で調べたりという活動に終始していました。

しかし、

✅PCが導入されたことで、すぐに自分で調べるということが可能

になりました。




また、わからないことを調べるついでに、「こんなのもあったよ」と疑問を解消したついでに、さらに疑問を広げるという様子が見られるようになりました。

※イメージで言うと、辞書で言葉を調べて、近くにある似たような言葉の意味も読むみたいな感じです。

これは、

✅自主的な学びがどんどん促される良いループ

ではないかなと思います。




✅わからないことをそのままにしない習慣を身に付けやすくなったのは、大きな変化だと思います。

混乱



・友達との情報共有が盛んに行われるようになった


「調べたら、こんなのがあったけど、そっちはどうだった?」

というような情報共有が頻繁に行われるようになりました。




目的をもって、手持ちの教科書や資料集の資料を飛び出して、更に学んでいこうという姿

が見られました。

これも大きな変化と言えそうです。




調べたことを共有することを通して、

✅「もっと調べよう」とか、「こんなものがあったよ!」といった具合に、意欲的に調べる

ことができるようになりました。



gigaスクール構想2




・学習の進度の違いに対するアプローチがしやすくなった


分かる人や得意な人に、苦手な人を助けてもらうという取組をする以外に、

✅もっともっと自分で学びを進めるというアプローチが気軽にできる

ようになりました。




PC内の予習復習のドリルをはじめ、学習をまとめるPowerPointを作ったり、作ったPowerPointを共有したりと、

✅45分の授業では、やり切れないくらいのボリュームが簡単に出る

ようになりました。




✅苦手な子も事前に今までの学年の学習を復習しておいたり、反復練習を自分のペースで行ったりできる

ようになりました。

そのため、従来の指導よりも苦手な子への支援もしやすくなったと思います。




このように、

✅それぞれが、自分の必要や興味に応じて活動を選択できる幅が広がったのは大きな変化

です。

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今回は、以上になります。

公立小学校の現場のリアルな日常をお読みいただきありがとうございました。

今回の内容が少しでもみなさんのお役に立てば幸いです。



これからも学校現場のことや教育、仕事や日常生活に役立つことを書いていきます💡

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