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自分が得た知識をより確かなものにする方法

みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、人に話をしたり、書いたりして、自分が得た知識をより確かなものにするということについて書いていきたいと思います。

目次は以下の通りです。

①経験から感じること

本を読んだり、何かの話を聞いたりしたことをそのままにしておくとあまり覚えていないという経験はみなさんもあるのではないでしょうか。
逆に、話したことや使ったこと、試したことって、結構覚えていませんか?

私は、そのままにしておくと忘れてしまうタイプです。

私は、結構、きれいさっぱり忘れてしまうタイプです…( ;∀;)

そんな私ですが、こうして記事に書いたことや実際に自分で試してみたこと、特に何度かやったことに関しては、ちゃんと覚えています。

そういうわけで、私は30数年の経験ではありますが、人に話をしたり、書いたりして、自分が得た知識はより確かなものになると感じています。

まぁ、そのままにしているより、何度か思い出したほうがそりゃあ覚えていますよね。

当たり前っちゃ当たり前です。

でも、この当たり前をちゃんと生かしていくことが大切なのではないかなと思っています。

必要に迫られて学んだことは、きっと活用の機会も多いため、自然に身に付くと思います。

でも、自分のためになりそう、これから活用しようと思って学んだことって、自分で結構意識しないと日々の生活に取り入れることって難しいと私は感じています。

自分のためになりそうと思って、学んだことをすっかり忘れてしまうなんてもったいないですよね。

自分の得た知識をより確かなものにしたいなら、SNSやブログなどで、発信したり、友人や同僚と話したりしていくことが大切だと、私の経験からは言えそうです。

人に話す

②よく見るラーニングピラミッドの誤解について

よく見かけるラーニングピラミッドはみなさんもご存知かと思います。
でも、あれに載っている定着のパーセントは、根拠の確かなものではないようです。

ラーニングピラミッドは、こちら

ラーニングピラミッド

一見とても、分かりやすく、しっくりくるように感じますよね。

私も初めて見た時、自分の経験と照らして、なるほど、確かになぁと感心した記憶があります。

今回記事を書くにあたり、ちょっとWikipediaさんで簡単に調べてみました。

一般的な学習モデルのグループであり、様々な種類の学習から誘導される異なる学習内容の保持の程度に関連する表現である。
一般的には、「学習ピラミッド」内のパーセンテージと個別の層を介しているように表現される。それぞれの割合は、10%、20%、30%、50%、90%の値になっているが、そのパーセンテージの根拠はない。
また、ラーニングピラミッドは、「学習の円錐」、「経験の円錐」、「学習の円錐」、「保持円錐」、「保持のピラミッド」、「学習ピラミッド」とも呼ばれている。

調べた時に初めて知りました。

パーセントに根拠がないって、もろ書いてあるじゃあないですか。

度々、このラーニングピラミッドを見てきましたが、その事実を知りませんでした。

まぁ、Wikipediaさんが正しいわけではないかもしれませんが、簡単に調べた限りでは、どうやら、これは事実のようです。

あまりにしっくりくるから、私は、なんにも考えず、鵜吞みにしていました。

私のように、鵜吞みにしてしまう人も多い上に妙にしっくりくるため、度々引用され続けているようです。

1960年代初頭にメイン州ベセルにある国立訓練研究所(National Training Laboratories Institute)の本部があるキャンパスで開発されたが、当初の内部研究は失われている。

このように、50年以上前に考えられた理論のようです。

詳しくは私も調べてきっていませんが、今もそれをベースに試行錯誤だったり、実践が行われていたりするようです。

ラーニングピラミッドは、根拠が確かでないのに、度々引用されるため、ゾンビ学習理論とも呼ばれているのだそう。

ゾンビ学習理論って、なかなかインパクトがありますよね(笑)

ゾンビ

③そうはいっても参考になるラーニングピラミッド

明確な根拠がないと分かっても、やはりラーニングピラミッドは、結構参考にはなるのではないかと私は思っています。

ゾンビ学習理論とか言われていますが、ゾンビ化するくらい多くの人が引用したり、しっくりくるなぁと感じたりすることもまた事実だと思います。

もしかしたら、詳しく調べれば、ラーニングピラミッドの最新の情報も得られるのかもしれません。(調査不足ですいませんが、どなたか詳しい方いましたら、ぜひ、情報を教えてください。)

ラーニングピラミッド、気になるので、今度私も調べてみようと思います。

ラーニングピラミッドの中の

・グループ討論
・自ら体験する
・人に教える

という上位三つに関しては、知識の定着がしやすいというのは、やはり納得な気が私はします。

3つの項目はどれも、実際に、得た知識をそのままにせず、その知識について考えたり、使ったりするという行為が含まれています。

このことは、①でも書いた私自身の経験とも合致します。

また、普段、学校の現場で働いていて、子どもたちの様子を見ていても同様のことが言えそうです。

統計的な生データがしっかりととれていないことが悔やまれますが、体感的には、やはり知識について考えたり、使ったりする行為が定着に繋がっていると思います。

定着率(ラーニングピラミッドに表記されたパーセント)については、詳しいことは何とも言えませんが、定着しやすいということについては、その通りではないかと思います。

実際に、得たい知識や学びたいことがあるのならば、ラーニングピラミッドの各項目は、参考にはなりそうと言えそうです。(結局は、経験論ですが…)

私も経験を増やしながら、実例を集めていこうと思います。

学び合い

以上、自分が得た知識をより確かなものにする方法についてでした。

・読んで下さった方々へ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

みなさんも、日々の学びをする際に、ラーニングピラミッドの項目を意識してみてはいかがでしょうか。

何も意識しないよりは、きっと効果があがるのではないかと思います。

良かったらお試しください。

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