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子ども叱るな来た道だもの

みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、この前見かけたことわざについて、思うことをちょっと書いていこうと思います。

目次は以下の通りです。

① 今回紹介することわざについて

今回紹介することわざです。

子ども叱るな来た道だもの
年寄り笑うな行く道だもの
【意味】
子どものいたずらなどは、誰しも身に覚えがあるので、叱るべきではないし、自分もいずれ年をとるので老人を笑いものにすべきではないということ
【ことわざ辞典オンラインより引用】

うーん。

やはり改めて見直しても的を得ている気がします。

ついつい、やってしまいがちなことを振り返らされることわざです。

とりわけ、子どもを相手にする仕事をしていると子どものいたずらなどに、過剰に反応してしまっているのではないかという自分がいます。

見かけた時、「今の私に必要な戒めの気持ちを言葉にして教えてくれていることわざだな」と感じました。

ことわざ

② 子どものいたずらを許す気持ちを持つこと

せかせかしている時等々、しばしば子どものいたずらを許せない気持ちになってしまうことはあるのではないでしょうか。
咎める気持ちだけでなく、許す気持ちもまた同じように大切だと思います。

私自身、𠮟らなくても良いような子どものいたずらをついつい注意してしまうことがあります。

昨今の様々な事情も相まって、少し敏感になりすぎている気がしています。

確かに人を傷つけるような場合や真剣な場面では、そうしたいたずらを注意することは、時に必要なことかもしれません。

社会性を身に付けていくためにも必要な過程だと思います。

しかし、大半の場合は、機転を利かせて「あはは」に変えられるようなおおらかさをもっておくことが大切だなと近頃は感じています。

いたずらや子どもの何気ない行動も捉え方、見方一つで、学びになるのか、嫌な経験になるのか大きく変わる気がしています。

そのため、子どもたちに、何を学んでほしいのか、何を学ばせたいのかを日頃からしっかりと持っておく必要がありそうです。

プリキュア

③ ことわざを日々の生活に生かす

叱らない=何もアプローチしないではない。
子どもの行動に対する適切なアプローチは何かを素早く考え対応する力を磨く必要があると思っています。

子どものいたずら等を𠮟らないからといって、何もアプローチしないのでは、ただの好き放題、わがまま放題です。

常にそういう状態では、恐らく、あまり良い影響がないと私は思います。

そこで、叱る代わりに、何かしらのアプローチをするのが良いのではないかと考えました。

例えば、廊下の壁に何かの落書きをした時を例に考えてみます。

「落書きしたらダメですよ」と伝えるのでは、なんだかものさびしいですし、ただ、叱っているだけです。

「この落書きはすごい発想だね。落書きして、何か伝えたいことでもあったのかな?」と伝えてみたら、どう反応するのでしょうか。

「別に、ただ書いただけだよ」なんて言いそうです。

「こっちにも書いてみてよ」といって、別の場所を指定したら、喜んで書いてくれるかもしれません。

落書きを書いてアハハと笑い合える時間も生まれそうです。

そこで、落書きをその子が大切にしているものにも書いてほしいと頼んだら、なんと答えるのでしょうか。

「大切にしているものだから、書くのは嫌だ」と話してくれるかもしれません。

そこで、「そっか、わかった。じゃあ代わりに廊下の壁にする?」と聞いたらどうなるでしょうか。

もしかしたら、「考えてみたら、誰かの大切なものかもしれないからやめとく」と気付いてくれるかもしれません。

あまりうまいアプローチとは言えないかもしれませんが、実際に似たようなことが何度もありました。

叱らずとも、ちょっとアプローチをして、気付きを促すことはできるということがしばしばあるように思います。

先の落書きの例は、「人の悲しむようなことではなく、喜ぶようなことをしてほしい」、「力や行動のエネルギーの使い方を考えてほしい。」というような私の願いのもとのアプローチでした。

落書きも書く場所が適切なら、人を笑顔にできます。

逆に不適切なら、人を悲しませる結果になります。

先のように、子どもたちに何を伝えたいのかを日々、心に持っておくことで、きっと子ども叱るなを上手いバランスで生かしていくことができそうだなと私は考えました。

時間の配分 2

自分の来た道と子どもの行く道はきっと違います。

学校が、それぞれの道を強く歩いていけるような力を育んでいける場であってほしいと思っています。

そして、私は、子どもが、力強く歩むための手助けをできる大人でありたいと考えながら、過ごす日々です。

カラフル 個性

今回のことわざは、視野を広げ、心の受け皿を大きくし続けながら、それぞれの子にあったアプローチができるよう精進していくことが大切だなと思わせてくれました。

今の私にとって、とてもありがたいことわざとなりました。

アンテナを立てていると、なんだか不思議と必要な時に、必要な言葉って目に入るものなんだなと感じました。

カラーバス効果みたいなものなのでしょうか。

とても不思議に思います…

手段の目的化2

以上、ことわざを知って思ったことについてでした。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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