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子どもの行動を促すひと押し

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は「子どもへの声かけ」について考えたことを書いていきたいと思います。

ぜひ、目を通していってみてください!


目次は、以下の通りです。


「やってみようかな?」と思うことはあるけれど…

子どもたちと話をしていると【興味を持っているけれどやっていないこと】や【やってみようかな?と思っているけれどそのままになっていること】が結構あるんじゃないかと感じることがあります。

「不思議だなぁ」と思いながらそのままにしてしまったり、「調べてみよう!」と思っていてもすっかり忘れてしまったりしていることは大人でもあるんじゃないでしょうか。

それと似ている感じです。


ついついそのままになってしまって、いつの間にかやろうとしていたことまで忘れてしまう。

子どもたちには、大人以上にそうしたことが起きているのかもしれないなと感じています。

せっかく「やってみようかな」「面白そうだな」と感じることがあるのでしたら、それを実際に行動に移してみるという経験をしてもらえたらいいなと思っています。

そこで、どんな言葉がけをしてみると良いのか考えてみました。

※促さずにやるのが自然だと思いますが、あくまで今回は、放っておくと流れていってしまう興味関心を生かすという視点で考えてみます。



子どもの行動を促すひと押しとなる声かけ

子どもの行動を促すためには、「きっかけを作ること」が大切だと思います。

そのため、声かけでも「きっかけ」を意識してみると良いのではないかと考えました。

大まかに「内容のきっかけ」と「行動のきっかけ」に分けてみたいと思います。


内容のきっかけ編

内容のきっかけは、「やってみたいことをイメージする」を目的にした声かけです。

やる内容の解像度を上げるヒントのようなものになります。

例えば、「どんなことがしてみたい?」というオープンな声かけから始まり、相手の回答に合わせて、「面白そうだね。それって、こういうこと?」と少し深掘りしていく感じです。


子どもが漠然と思っていることを整理したり、はっきりさせたりするひと押しをするというイメージになります。

「やりたい内容の解像度」を上げることで、ただ漠然と面白いという感覚が流れていくのを防ぎ、行動に繋げていく手助けができるのではないかなと思います。



行動のきっかけ編

もう一つは、行動のきっかけを作るものですね。

こちらは、「実際にやってみるためのやる気を引き出すこと」を目的とした声かけになります。

「とっかかりを作る手助け」や「やり方のヒントを出す」といったイメージです。


やろうと思っても、「どうやったらいいのか」、「何からしたらいいものか」と思考が止まってしまって、そのまま流れていってしまうということは少なくないと思います。

せっかくですから、そこをひと押しするというわけです。


本当は、どうやるか、何からするかというところまで考えてほしいところですが、段階を踏んでできるようになっていくことや実際にやってみることで培われるということもあると思います。

「まずは、経験を積んでいくところから」とおおらかに考えて、少しずつ手放していけばいいのではないかなと私は考えています。

子どもは、行動のきっかけを少し得るだけでどんどん自分で動いていくということもありますからね。


実際の声掛けでは、「どんな準備がいるかな?」、「どうやったらできるかな?」と投げかけるだけでもOKなことは少なくありません。

そこで詰まってしまうときは、どうしたら良いかを「あぁでもない、こうでもない」と一緒に考えたり、「誰に聞いてみるのはどうかな?」と一度間を置いたりしてみるのも有効だと思います。


行動がスタートすると状況はぐっと変わりますから、まずはそこまでのサポートで一区切りと考えてみるのが良さそうです。

子どもの行動を促すひと押しは、「甘い」と思われてしまうかもしれませんが、バランスを調整すれば、程よい「後押し」になりうると私は考えています。

夏の長期休みもありますので、ぜひ、子どもの行動を促す声かけを意識して関わってみてはいかがでしょうか。

私も気をつけて交流していきたいと思います。




今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございます😊

ではまた、次の記事でお会いしましょう。

みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。


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