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仕事のやりがいと働きがい

こんにちは、旅人先生Xです。

早速ですが、今日は、「仕事のやりがい」と「働きがい」について書いていこうと思います。

似たような感じの2つの言葉ですが、実は、少し違った意味があるようです。

サラッと読めるようになっていますので、自分の「仕事のやりがい」と「働きがい」について、ぜひ考えてみてください。

目次は以下の通りです。

① 仕事のやりがいって?

やりがいをデジタル大辞泉でひいてみました。

遣り甲斐【やりがい】
そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り。「遣り甲斐のある任務」
仕事のやりがいは、シンプルに言ってしまえば「仕事をするだけの価値とそれに伴う気持ちのハリ」ということになりそうです。

気持ちのハリと何かをするだけの価値が同時にある状態がやりがいを感じるのに必要なことがわかります。

気持ちのハリはあるけど、やることの価値をあまり感じられなければ、やりがいは薄れるという想像がつきます。

また、逆に、価値は感じるけど、気持ちのハリがなければ、やりがいが薄れることも簡単に想像できそうです。

やはり、やりがいというものを感じるためには、やる価値と気持ちのハリ、どちらも大切そうです。

そして、そう考えるとやりがいは、理屈というより、なんだかちょっと感覚的なものだなぁと個人的に思います。

やりがいは、目に見えにくいと感じるということです。

するだけの価値があるかどうかについても、気持ちのハリがあるかどうかについても、感覚的な側面が強く、できなくはないと思いますが、なんだか数値化して分析するのはとても難しいなと思うからです。

それゆえに、仕事のやりがいは、感じているかどうかを感覚的に答えることになりそうです。

手段の目的化

みなさんは、仕事のやりがいは感じていますか。

私は、感じることができています。

しかし、最近ちょっと気持ちのハリがないのではないかな?と自省する次第です。

② 働きがいとは?

働きがいという言葉は、仕事のやりがいと似ていますが、実は少し違う意味があるようです。

世界中の企業の働きがいを調査しているGPTW社という会社の定義によれば、働きがいとは、仕事のやりがいと働きやすさが揃っている状態のことだそうです。
少しニュアンスが異なるかもしれませんが、【働きがい=仕事のやりがい+働きやすさ】と捉えてよさそうです。

仕事のやりがいは、先に書いた通りですが、働きやすさとは、どういったものでしょうか。

働きやすさとは、労働の環境が整っていることではないかと思います。

労働の環境と一口にいっても、賃金や有給の取りやすさ等、様々な要因がありそうですが、数値化しやすい点が多そうなため、これらは、目に見えやすいことかなと思います。

先の仕事のやりがいが目に見えにくいことに対して、働きやすさは、逆に目に見えやすいように感じます。

私たちは、この「仕事のやりがい」と「働きやすさ」、2つを合わせて「働きがい」をとらえていることになります。

学校の現場は、仕事のやりがいはとても感じやすいですが、働きやすさについてはなんとも言えないように思います。

※今の私は、とても働きやすいですが、経験や客観的視点から考えてみるとそうでないこともあると感じます。

学校の現場は、とりわけ仕事のやりがいと働きやすさのバランスの取り方が難しい側面があると思います。

個人の状態や背景に応じたそれぞれのバランスの取り方を模索していく必要がありそうです。

みなさんは、「働きがい」をどれくらい感じられているでしょうか。

ちょっとした時間のある時に、「仕事のやりがい」と「働きやすさ」の両方の面から考えてみて下さい。

ライフワークバランス

③ 働き方改革が重視しているものは、働きやすさ 

近年、進められている働き方改革は、「働きやすさ」に対する取り組みがほとんどだといえそうです。
「働きやすさ」は、数値化などの手段で、目に見えやすいため、取り組みやすいのかもしれません。

学校の現場では、とてもありがたいことに、「仕事のやりがい」はかなり感じやすいため、「働きやすさ」を重視した働き方改革との相性は良いのではないかと私は思っています。

しかしながら、「働きやすさ」の追求のしすぎは、「仕事のやりがい」を削り取り、結果として「働きがい」がなくなるということになりかねません。

「働きやすさ」を整えるためには、「仕事のやりがい」についても目を向けていく必要がありそうです。

定時に帰ることを強制する感じではなく、定時に帰れる環境を整える感じでしょうか。

当たり前のことですが、そうした環境面の整備をしっかりと行っていくことが働き方改革でとても大切なことではないかと思います。

個人的には、自分で、仕事への負荷を選択できることが肝な気がします。

重ねて書きますが、仕事への負荷の選択ができる状態が、仕事のやりがいと働きやすさを両立できるためにとても大切な条件なのではないかと思います。

働きがい


・まとめ

働きがい=仕事のやりがい+働きやすさ

という観点で日々のライフワークバランスの取り方について考えてみると新しい発見があるのではないかなと思います。

ぜひ、みなさんも改めて「働きがい」と向き合ってみてください。


以上、仕事のやりがいと働きがいについてでした。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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