仕事とプライベートの区切りの付け方について
みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、仕事とプライベートの区切りの付け方について書いていきたいと思います。
目次は以下の通りです。
① 小学校の先生という職業の特性
私たちの学校の先生の仕事は、「ここまでやったら終わり」という区切りがなかなかにつけにくい側面があります。
書類の提出や文書の作成等の事務仕事、子どもの丸付け等は、終わりが明確です。
そういう面は、とてもありがたいと思っています。
しかし、こと「授業の準備」ということに関しては、「終わり」という概念がありません。
やろうと思えば、それこそ際限なく、続いていきます。
それがある種の面白さでもあり、教員の労働時間が増えている要因の一つであるのではないかと私は思っています。
また、これは他の仕事でも同じだと思いますが、プライベートの時も、「あ、これ~の授業で使えそう」とか、「~のやりとり、こんな感じでやったらどうかな?」とか考えることが結構あります。
これも教員の仕事の面白さではあります。
しかし、無意識に、いつの間にかプライベートが仕事に結構浸食されているという状態は、あまり気もちの良いものではないかもしれません。
私は、幸いにも、その辺はあまり気にならないタイプだったのですが、中には、区切りが付かず、仕事に四六時中取り組んでいるような感覚になって疲れてしまう人もいるようです。
ずっと仕事のことが頭から離れないという状態になって疲れる感覚は、容易に想像がつきます。
小学校の先生ですと、多くの教科の授業を扱うため、授業のことを考える機会が増えやすく、こうした状態になりやすい傾向があると思います。
そこで、次の項では、仕事とプライベートの区切りについて、私が気を付けていることを書いていきたいと思います。
② 区切りを付けるために知っておきたいこと
仕事とプライベートの区切りをつけるために、確認しておくと良いことが2つあります。
1つは、先ほども書いた「授業の準備は終わりがないこと」
もう1つは、「区切りが分かりにくいという事実を認識すること」です。
「授業の準備は終わりがないこと」
ジョジョという漫画に、「終わりがないことが終わり」という謎のセリフともいえる言葉が出てきます。
授業の準備もそんな感じです。
終わりがないんです。
これをしっかりと肝に銘じておくことが大切かなと思います。
しかし、終わりがないからといって、何もしないのでは、自分のためにも、子どものためにもなりません。
終わりがないのですから、自分の状況に合わせて、
・どれくらいの内容のことを準備するか
・どれくらいの時間を割くのか
ということを考えて、行動することが大事になってくると思います。
当たり前と言えば当たり前です。
しかし、この当たり前をどれくらいしっかりと考え、行動に移していけるか。
また、バランスをとっていけるかがとても大切なことだと私は思っています。
「区切りが分かりにくいという事実を認識すること」
仕事とプライベートの区切りがあいまいになりがちだということを肝に銘じておくことはとても大事なことだと思います。
仕事とプライベートを完全に分断させるのは、アイディアを生み出したりスケジュールを管理したりする際に、難しさが生じやすいです。
完全に区切るのは、メリットもデメリットもあります。
ですから、区切りがあいまいになりがちということを認識しておいて、その境界線をコントロールするようにすることが大事だと私は思います。
例えば、
疲れがたまって休息が必要な時は、いつも以上に区切りを明確にする。
力を付けたいことや自分のスキルアップのために時間を投資したいと考えたときは、あえて区切りを無くして四六時中考えてみるようにする。
といった具合に、境界線をコントロールしていくのはどうでしょうか。
この境界線のコントロールこそが、まさしく、仕事とプライベートのバランスをとるという行為だと思います。
区切りが分かりにくいからこそ、バランスをとることを大切にしていく必要があるのではないかと私は考えています。
③ 自分なりの区切り方を身に付ける
区切り方については、様々なやり方があるでしょうし、人によって合う合わないがあると思います。
だからこそ、自分なりの区切り方を持つことが大事になってくるのではないでしょうか。
仕事にかけたい時間というものは、人によって、状況によって、違うものだと思います。
当然、熱量も違うことでしょう。
だから、人のバランスの取り方というのは、参考にはなりますが、決定打にはなりません。
要は、自分に合う区切りや自分が付けたい区切りは、自分でしっかりと模索する必要があるということです。
まずは。自分の希望や状況に合わせて、「仕事とプライベートの境界線」をどう調整するかを考えておくことが大前提です。
そして、その上で、「こういう時は、こうしよう。」といった具体的なアクションプランを決めておくと良いと思います。
疲れている時は、仕事のことは一切考えない。もしも、考えてしまったら、筋トレをして気分転換をする。
上記のようなアクションプランを用意しておくと効果的かなと思います。
こうした試行錯誤を繰り返していくと仕事とプライベートの境界線の引き方や区切り方もどんどんバリエーションが増えていくはずです。
区切り方のバリエーションが増えれば、色んな自分の状況に合わせて、行動の選択肢が増えた状態で選ぶことができます。
これは、大きなメリットです。
また、効果的なのは、仕事とプライベートの境界線の引き方等について、同僚の方と話して経験をシェアするということです。
そうすることによって、互いに情報や経験という利益をより効果的に運用することができると思います。
ぜひ、試してみてください。
以上、仕事とプライベートの区切りの付け方について思うことでした。
気持ちよく仕事をしたり、自分を高めたりすることができるように、仕事とプライベートの区切りの付け方について、時々勧化ていくことは大事だなと感じます。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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