森野バク/地球旅自炊派

旅するライター、ときどき編集者。出版社を辞めて長旅に出たのが縁で、2011年から東南ア…

森野バク/地球旅自炊派

旅するライター、ときどき編集者。出版社を辞めて長旅に出たのが縁で、2011年から東南アジアを回遊。雑誌、ウェブ媒体にASEANの社会・文化について寄稿中。「日本にいないエッセイストクラブ 」会員。旅×暮らし×工芸に関心を寄せる方と出会うのを楽しみにしています。ねこ好き歓迎。

マガジン

  • 心に残るnote作品集

    エッセイや日記、写真、漫画など、出会えてよかった、素敵なnoteを集めてみました。さまざまなジャンルのクリエイターの皆さんに感謝をこめて。マガジンをつくる前に読んだ素敵な作品もたくさんあるので、見つけ次第更新していきます。

  • 日本にいないエッセイストクラブ

    • 100本

    世界各国に暮らすもの書きたちによるリレーエッセイです。ベトナム、イタリア、アルゼンチン、インドネシア、イスラエル、ドイツ、カタール、マレーシア、など。どうぞよろしくお願いします。

  • コロナで変わった世界の暮らし

    • 93本

    世界を巻き込む新型コロナウイルス、日本のメディアでも他国の現状がさかんに報道されるようになりました。ここでは現地に住む方の生の声(note記事)をまとめます。

  • 旅と本、文章などなど

    これまでのわたしの投稿からエッセイを集めました。バックパッカーだったころの旅のことや、食べもの、本や文章のことなどを気ままに書いています。

  • 海外で出会ったニホンゴ

    外国で見かけて「あれ?」「おや?」と思ったニホンゴの観察記。単純な間違いというよりは、日本で生まれ育ったわたしの「当たり前」の感覚が揺さぶられるのを楽しんでいます。

最近の記事

  • 固定された記事

note 森野バク/地球旅自炊派 の部屋

はじめまして。森野バクの部屋へようこそ。 2019年6月から note を始めました。 わたしが関心をもっているのは、食べものや旅、東南アジア。 花や木、動物も好きです。 こんな仕事をしています(名刺代わりの自己紹介) note で書いた記事の目次をつくってみました。 こんなテーマで書いているので、どれでも、どうぞお立ち寄りください。 ◇食シンガポール人が、それなしでは生きていけないもの インド料理の隠し味はヨーグルトだった だから市場はやめられない。ローカル市場の魅

    • 幸せの感受性

      今、あなたは幸せですか もし今、「あなたは幸せですか」と聞かれたら、何と答えようか。仕事でも私生活でも、こうだったらもっといいのにという希望はあり、それがすべて満たされているわけではないけれど、さりとて生きていて辛いことばかりでもない。新型の感染症に覆われて社会が激変するなか、なんとか生きているのだから、幸運なのは間違いない。 もしかすると幸せな状態というのは「幸せだ!」と感じることよりも、現状を不幸せと感じないで済む状態なのかもしれない。たとえば、ことさらに健康だと思う

      • 時間の感覚と文化の狭間

        バスの通過時間がわからない停留所 あるとき、クアラルンプールに住む日本人の友人たちと待ち合わせをしたところ、約束の時間より前に全員がそろい、「やっぱり日本人だよね」と誰かが言って大笑いになりました。学校教育の影響なのか、時間に遅れないようにする、という感覚はある程度共有されているのではないでしょうか。 日本に旅行したことのあるマレーシアの人に話を聞いても、 という感想がよくあります。裏を返せば、マレーシアではそうではないことが多い、ということでしょう。 自宅に近い路線

        • 多民族社会は民族衣装もいろいろ

          世界のあちこちで暮らす、もの書きがつなぐリレーエッセイ「日本にいないエッセイストクラブ」。8周めのお題は「服」です。 記事の最後で、前後のエッセイストを紹介していますので、よろしくおつきあいください。 「マレーシアの民族衣装って何?」 日本の友だちに、そうきかれることがあります。 答えは「いろいろあるよ」。 マレーシア・テキスタイル博物館の展示 そう、多民族社会マレーシアには「民族グループごとの」衣装があります。 それぞれに男女の衣装が違ったり、地域差があったりするの

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        note 森野バク/地球旅自炊派 の部屋

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        • 心に残るnote作品集
          69本
        • 日本にいないエッセイストクラブ
          100本
        • コロナで変わった世界の暮らし
          93本
        • 旅と本、文章などなど
          48本
        • 海外で出会ったニホンゴ
          58本
        • アジアどうぶつ見てある記
          98本

        記事

          再び訪れることができない、あの場所ーミャンマー西部ラカイン州の思い出

          各地に住む物書きが、世界のあちこちからリレーで発信するエッセイ企画「日本にいないエッセイストクラブ」。 5周めのテーマは「思い出の写真」。 初回エッセイは、東南アジア回遊中の森野バクが担当します。 末尾で、前回と次回のエッセイストを紹介いたします。 これまでの作品は、まとめてあるマガジンをご覧ください。 12年前のちょうど今頃、わたしはミャンマーにいた。当時わたしは国際協力団体で働いていて、ミャンマーでは村落開発に取り組んでいた。「村の生活ぶりを取材してきてもらえませんか」

          再び訪れることができない、あの場所ーミャンマー西部ラカイン州の思い出

          マレーシアで多文化ごはん、はしご旅

          世界各国に住む物書きによるリレー企画、「日本にいないエッセイストクラブ」。この記事は、第3回目のテーマ「お腹が空く話」への寄稿で、3番目のエッセイは、東南アジアを回遊中のわたし、森野バクが担当します。 文末で、前回と次のエッセイストを紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。これまでの記事は、マガジンでご覧いただけます。 地元ごはん案内人口上マレーシアの人と食事に行こうとすると、お店が決まるまでに格別に時間がかかるような気がします。食べることが好きな人はどこでもそうで

          マレーシアで多文化ごはん、はしご旅

          インドネシアの布好きからの贈り物

          世界各地に住む、物書き仲間「日本にいないエッセイストクラブ」がつなぐリレーエッセイ。3巡目のお題は「思い出の一品」です。 前回のエッセイと、次のエッセイストを紹介しますので、ぜひ最後までお付き合い願います。これまでの記事は、マガジンでご覧いただけます。   「こんばんは。お渡したいものがあるのですが」 そう言って部屋を訪ねてきたディアナは、リボンをかけた包みを手渡した。 「あ、もしかして、これは……」 お礼を言って受け取ったわたしには、包装紙を開く前から、何か予感めいた

          インドネシアの布好きからの贈り物

          もはやなんでもあり(タイ)

          もはやなんでもあり(タイ)

          看板に日本語も発見(シンガポール)

          看板に日本語も発見(シンガポール)

          「オムレツ」に心ひかれて(マレーシア)

          「オムレツ」に心ひかれて(マレーシア)

          プリンを作った。カラメルソースを煮詰めすぎ、飴状態で手に負えなくなってしまったので、熱い湯を差して少し伸ばした。カラメルが、プリンの上にかかっているのはそういうわけだけれど、おいしく食べてもらえたようでほっとした。お菓子作りはいろいろなことが起きる。そのハプニングがまた面白い。

          プリンを作った。カラメルソースを煮詰めすぎ、飴状態で手に負えなくなってしまったので、熱い湯を差して少し伸ばした。カラメルが、プリンの上にかかっているのはそういうわけだけれど、おいしく食べてもらえたようでほっとした。お菓子作りはいろいろなことが起きる。そのハプニングがまた面白い。

          人気者はつらいよ(カンボジア)

          人気者はつらいよ(カンボジア)

          花に元気づけられる

          花に元気づけられる

          ところで。クロワッサンはどこから?(マレーシア)

          ところで。クロワッサンはどこから?(マレーシア)

          21世紀の日本のイメージとは?(インドネシア)

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