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場と時間が人を作る

1 これはリトリートの感想です。

約一週間八ヶ岳でリトリートしてきました。
僕が滞在したところはペンション村で、お店は少々で、特に飲食店の営業時間は都会と比べるとショートな所が多かったです。例えば、モーニングがある店は宿の界隈では2軒。ディナーは、ほぼ予約制。食べることの時間的制約が多かったです。テラスで過ごせば、自然の静寂と、静かな風を感じ、耳に入ってくるのはうるさく無い人の会話、木の音水の音虫の音などなど。
そんなところに滞在していました。それは会社のように、無理に背中を押されて「○○しろ」的な状況はありませんので、非常にリラックスに適していたと思います。

2 時間の流れ。場所の影響。

時間はゆっくりなだらかに。場所は自然が発する香りと、優しい風。鳥や木々の音に囲まれて、一切の強制がない自分のそのままの時間速度で過ごせる、奇跡に近いものがあります。目に映るモノが、動いているものよりも動いていないものの方が多いです。都会との違いですね。また、音も必要以上にうるさいのが都会ですが、自然に無駄な音は都会ほどありません。

ここには、「自由」と「余裕」があります。みなさんにはありますか、自由と余裕??それともこれは皆さんにとっては、そもそも不要でしょうか。

僕にとっては、あった方が絶対にいいですし、これからの人生で大切にしたいと思っています。

3 そんな環境が、余裕を生む。

地元なら顔見知り同士だともちろん、会話がありますが、都会での会話とはちょっと違うなと感じました。

どこなのか、なぜなのか。

お互いに急いでいないです。会社にいると「相手の時間を奪うな」と言う言葉が幅を利かせていますが、ここにはそう言う急かされ感はなく、ちょっとお茶するくらいの感覚で会話を楽しんでいるように見えました。もちろん仕事中ですから、長話にはなりませんけど、「お疲れ様です!」で終わるのではなく、

「〇〇さん、今日の仕入れこれだよ、ここに置いておいていい??」
「今日は何?」
「これ沢山収穫できちゃって、こんなに持ってきちゃった」
「実はそこのお客さん、料理人なんだって。ちょっと差し上げたら?」

こんなイメージですが、会社で見るこんな風景とは全然違いますね。
「(低いトーンで、目を見ず)お疲れ様でーす。」
「お疲れ様です(同上)」

始めのパターンだと、そこそこ仲が良いんだなと感じられますし、一方二つ目のパターンだと、良い場合もあるでしょうが、あまり良い関係性には見えません。そこに心が存在していないから。

人もこうして作られていくのかと思いました。

おまけ

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