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ロシアワールドカップ旅日記

18
ロシアワールドカップを駆け巡った旅行記です。たくさんの出会いに恵まれた、一生モノの旅になりました。全18編、無事完結!
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#旅行記

神様がくれたラストシーン ロシアワールドカップ旅日記18

7月3日(火)ロストフ・ナ・ドヌ→モスクワ 列車を降りると、モスクワの気温の低さにびっくり…

手塚 大貴
3年前
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モスクワ行き夜行列車からの手紙 ロシアワールドカップ旅日記17

いま僕は、モスクワへ向かう夜行列車に揺られています。 夜行列車、といっても、いまは昼です…

手塚 大貴
3年前
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すべてを賭けて ロシアワールドカップ旅日記15

7月2日(月)モスクワ→ロストフ・ナ・ドヌ 朝が訪れても大騒ぎのモスクワの街を離れ、タクシ…

手塚 大貴
3年前
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夜、幸せの大地の上で ロシアワールドカップ旅日記14

7月1日(日)モスクワ スペインvsロシアの試合が行われるルジニキ・スタジアムに着いたのは、…

手塚 大貴
4年前
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墓地の案内人 ロシアワールドカップ旅日記13

6月30日(土)ヴォルゴグラード→モスクワ ヴォルゴグラードの空港を飛び立った飛行機が、モ…

手塚 大貴
4年前
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丘の上から見えたのは ロシアワールドカップ旅日記12

6月29日(金)ヴォルゴグラード この日、目が覚めたのは、なんと昼の12時過ぎだった。朝まで…

手塚 大貴
4年前
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その一言に励まされ ロシアワールドカップ旅日記11

17時、日本vsポーランドの試合がキックオフされた。 前半は、日本も悪くない試合運びをしていた。とくに32分、相手MFのシュートを、GK川島がゴールラインぎりぎりで右手で弾いたスーパーセーブには思わず胸が熱くなったほどだった。 それよりも気になったのは、僕の周りにいたサポーター集団の、マナーの悪さだった。熱く応援するのはいいけれど、彼らが終始、立って観戦していたのだ。目の前で大の男たちが立っているものだから、僕も観戦するために立たざるを得ない。ゴール裏ならともかく、ここは

灼熱のヴォルゴグラード ロシアワールドカップ旅日記10

6月28日(木) カザン→ヴォルゴグラード 初夏の澄みきった青空の下、カザン国際空港に着い…

手塚 大貴
4年前
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赤い恩返し ロシアワールドカップ旅日記9

6月27日(水) カザン 目が覚めたのは10時過ぎ。ワールドカップ観戦の旅は睡眠不足になるこ…

手塚 大貴
4年前
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虹が消える前に ロシアワールドカップ旅日記8

6月26日(火) (エカテリンブルク)→カザン 列車がようやくカザンの駅に着いたのは、正午…

手塚 大貴
4年前
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カザン行き夜行列車からの手紙 ロシアワールドカップ旅日記7

僕はいま、シベリア鉄道に乗っています。 なんていうと、まるでウラジオストクからモスクワま…

手塚 大貴
4年前
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エカテリンブルクの天使 ロシアワールドカップ旅日記6

6月25日(月)エカテリンブルク→(カザン) 夜行列車に乗り遅れてしまったのは、どこかに油…

手塚 大貴
4年前
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祭りの始まり ロシアワールドカップ旅日記5

日本vsセネガル戦の行われるエカテリンブルク・アリーナに着いたのは、試合が始まる1時間ほど…

手塚 大貴
4年前
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絵に描いた日曜日 ロシアワールドカップ旅日記4

6月24日(日)モスクワ→エカテリンブルク 目が覚めると、窓の外には、真っ昼間みたいに明るい青空が広がっていた。やばい、いきなり寝坊した……? と焦って時計を見ると、時刻はまだ5時。 どうやら、この季節のロシアでは、4時前に太陽が顔を出すらしい。ロシアの青空は、人を騙すのも上手いみたいだった。 地下鉄と「アエロエクスプレス」を乗り継ぎ、ドモジェドヴォ空港へ向かう。今日からワールドカップの試合を観るため、ロシア各地を巡る旅が始まる。試合だけでなく、どんな街に出会えるかも楽