HSPの不安と焦り

待てない。

うちのHSPメンバーの中に、待てないメンツが数名います。
とにかく、待てない。
こちらの都合などお構いなく、とにかく待てないっていう。

今朝はそのひとり、幼児がおもちゃのネックレスが壊れ、その状態に我慢ができずの「待てない」が発生。
囚われてしまったようです。
代わりはいくつもあるし、なんなら、別ので普段は遊んでいて。
壊れたということに、過剰に反応したところに、壊れた状態に不安が発生したようで。
HSPが心を病みやすいの、見事な構図。
でも、裏を返せば、自覚・認識を積み重ね、思考を変え、メンタルを安定させることは不可能ではない、ということ。
不安が強めのHSP気質にそういう傾向があるように感じます。
同じ繊細で敏感でも、それを不安として膨らますか、あるいは、傷つきたくない「防衛本能」からのそれなのか。どちらにしても、気が小さいというか 要素もあるようです。
で、待てないことがしばしば。
これの厄介なことは、自分の不安から感情にのまれ、結果的に周りを巻き込むということがある。
そうするとね、HSPが超苦手な、相手の嫌悪や不穏を生むんです。
それに、HSPはまた敏感に反応する。答えを求めすぎたり、相手を急かしたり。
なぜか嫌われる。とか、なぜか嫌がられる。と、悩むHSPさん。
自分の感情に呑まれたあげく、周りを振り回すということがあるのかもしれません。
これは、私の完全な主観ですが、エネルギーが大きく強いタイプが多いです。
不安が嵐にできるタイプ。
だから、本当に方向さえ見誤らなかったら素晴らしい人生を自分で作り上げることができる人。


性格傾向と、思考癖なんかで、変わります。
ちなみに、私は。
敏感ながらも、経験値と知性としての思考や考え方で、不安には傾かないように、自分を整えました。
かつては、不安が強く、気も弱く、おまけに気も小さく。
メンタル不調に悩まされていた時も長いです。
メンタルクリニック歴もあるし、カウンセリングや教育大なんかの児童心理の専門家にも呼ばれたことも。
でもね、整えることはできました。
脳の問題とかで、一括りにはできませんが、かなりの多くのひとは、ちゃんと調う。
感受性はそのままに、知的領域・理論または論理にて、感性刺激や感情や心のザワザワなんかは、補強できると考えています。

年末年始はセケンがざわつきます。
その空気に、HSPの心はざわつきます。
おまけに、忙しなさ。
忙しさとセケンのザワつきで、HSPはヒリヒリです。
どうぞ。ご自愛を。
そして、来年はさらに素敵に。

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