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「費用」の表現について、「fee・cost・expense」の違い

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【キャッシュレス手数料、中小店舗に1/3補助】
#0004
2023/12/23  
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With measure to give back to consumers who make settlement with no cash, the (     ) announced the policy to subsidize one-third of the merchant fee paid to credit companies for small and medium-sized stores.

■(     )内の単語はどれが適切でしょうか?

(ア) government
(イ) goverment

■単語

・measure 対策、手段、法案
・announce 発表する
・policy 方針
・subsidize 補助金を払う

■和訳

キャッシュレスで決済した消費者に、ポイントを還元する消費税増税対策で、政府は、中小店舗を対象に、クレジット会社などに支払う加盟店手数料の1/3を補助する方針を発表した。

■(     )内の答え

(ア) government 政府
になります。
スペルの「n」は抜けやすいので、注意しましょう!

■解説

give back to ~で、「~に還元する」になります。
簡単な単語の組み合わせなので、セットで覚えましょう!
 
make settlementで「決済する」になります。
settleで「~を解決する、決済する」の意味になります。
 
subsidize A ~ で「Aに~を補助する」となり、本文中のsubsidize ~ for A 「~をA(のため)に補助する」と並びを変える事もできます。
 
1/3は、「one-third」になり、「one-」の後に序数が続きます。
・1/4は「one-fourth」
・1/5は、「one-fifth」
しかし、1/2だけは「one-second」ではなく、「one-half」になりますので、注意しましょう!
 
加盟店手数料は、「merchant fee」となります。
ここで、
・fee
・cost
・expense
の違いとしては、
・fee →機関に支払う料金や、専門的なサービス、(弁護士や税理士)に支払う手数料、料金
・cost →費用(人件費や材料費、賃料など)
・expense →「cost」よりフォーマルでビジネス
で使われる経費(出張費、交際費など)となります。
加盟店手数料は、「merchant fee」として、セットで覚えておきましょう!
 
中小店舗は、「small and medium-sized stores」になります。
ここで、「store」と「shop」の違いですが、アメリカ英語と、イギリス英語で異なります。
◎アメリカ英語
store →店、小売店、商店としての一般名称
shop →〔大型店内の〕専門店
となり、一般名称として「store」が使われ、「shop」は特定の物を売る小さな専門店となります。
◎イギリス英語
store →(デパート、量販店などの品揃えの多い)大型店
shop →小売店、小規模商店
となり、店の規模によって変わります。

■編集後記

中小店舗を対象にキャッシュレス決済を進めるために、クレジットカード会社などに支払う加盟店手数料の1/3を補助し、また手数料率にも上限を求め、店舗側の負担を軽くして、キャッシュレス決済を普及させると共に、消費増税の影響を軽減させるのが狙いです。
 
特に商店街などの小規模店舗には、まだまだキャッシュレス決済が進んでいません。
 
肉屋、魚屋には年配の方が、現金にて取引しているので、そこにキャッシュレス決済を導入するのはなかなか困難ですね。
 
しかも、軽減税率やポイント還元、デパートとコンビニで実質税率が変わったりと、仕組みが複雑になっており、上手く着地できるのか不明です。
 
また、低所得者層ほど、クレジットカードなどを所有していないので、対策が必要です。
 
すっきりして欲しいものです。

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