見出し画像

かたどる【24卒就活】

 こんにちは。そういえば私はnoteに文章を綴る時は、自己紹介なんてしてませんでしたね。

 私は24卒の就活生です。志望業界はIT・通信にすでに絞って選考を進めています。今一度、自分の辿ってきた道と、これから歩んでいく長い長い路を流れるように話せるようにしたいと考えたので、ここで整理をすることにしましょう。

なぜ就職をするのか

 私は、就職の道を選びました。院に進む道は、ワクワクしそうではなかったと判断したからです。誠に勝手ですが。

 文系理系と二分することはナンセンスかもしれませんが、文系の学部に進んで、そこから院で博士課程まで行くことにワクワクしませんでした。希望も特になく、そこからどう食っていくかについても絶望的な観測しか持てなかったのです。決して、文系の知識を軽視しているわけではありません。
 
 であれば、社会貢献も出来るし、院進よりもよっぽど将来性のある「就職」の方がいいと思いました。給料もあります(ちゃーんと働けば)。ワクワクしないし、食っていけるか分からない。この2つが理由です。

なぜIT・通信業界なのか

 ITの特徴は、幅広い業界に欠かせません。インターネット、ハードウェア、ソフトウェア、ネットコンテンツ…など、IT技術を抜きにして社会が成り立つことはますます難しくなりつつあります。私の就活の軸のテーマは、「舞台を整えたい」ということになりました(しました)。誰かが頑張っている舞台を、影から支える縁の下の力持ちになりたいと、今までの人生から導き出したからです。プレイヤーではなくサポーター。アクターではなくコンポーザーというわけです。

 幅広い業界に価値提供できる技術を持ち合わせているのは、IT・通信業界しかないと考えました。※金融とかも他の業界に価値提供しているのでは?という声もあるかもしれませんが、それについては次の項目で。

なぜ情報サービス業なのか

 IT業界にも、そこから様々な業界に分かれています。ハードウェア業界、インターネットコンテンツを作る業界、ソフトウェアを作る業界。ソフトウェアを作る業界も、さらにそこからどのようなソフトウェアを作るのかで別れていきます。みたいな。情報サービス産業は、百科事典マイペディアによれば、「情報を収集分析,加工し顧客提供,もしくは,そのためのシステムを提供する産業情報産業の主たる一分野であり,具体的には,情報提供サービス業(情報の検索・提供),情報処理サービス業(情報の受託計算処理),ソフトウェア業(システム・プログラム開発)等がある。情報通信技術発達経済のソフト化・サービス化により情報サービス産業は急速な発展をとげている。」とされています。厳格な定義は分かりません。すいません。見にくい方は無視してくださいね。

 私のイメージは、情報をより効率的に扱うためのシステム作りをする業界です。
 
 
そこで働きたいなぁと考えています。情報技術はますます今後重要になると思いますし、その分社会貢献性も高まっていくと思います。なので、社会を支える、「舞台を整える」を軸とする私は、IT業界の、特に情報サービス業がいいと考えてます。

なぜSIer(システムインテグレーション)なのか

 様々な業界に「関われる」、「価値提供できる」なら、その理由単体ではIT・通信、情報サービス業に絞ることはできません。金融だって、なくてはならないものです。では何が違うのかと言えば、「関わり方」です。金融にはおそらく金融特有の働き方があります。もちろんITにも。でも大きく違うのは、「相手の業界に合わせた動き」「柔軟性」の程度です。前者より、後者のITの方が圧倒的にその程度が大きい。ニーズの変化に応えやすい(答えなければならないということでもあると思います)。

 SI(System Integration:システムインテグレーション)は、そもそもの情報を使うシステムを作るお仕事。確かに基盤とする知識や技術があるので、応用や転用が出来ないとまでは言いませんが、それぞれの業界に適した関わり方が必要になると思います。他の業界に無いとは言いません。ただ、それが業務遂行レベルまで落とし込まれている、他の業界の知識(業務ナレッジとかも)を参考にしなければならないというのは、IT・通信業界特有だと思います。それぞれに適したシステム作りをしなければならないですからね。「常駐」という働き方が出てきてしまうのも、それが理由の一つだと思います。

具体的な業務としては?

 主には、「受託開発」になると考えています。顧客の希望に沿ったシステムインテグレーションを行う。或いは、様々な顧客の要望をシステムインテグレーションを通して叶えることです。

 より具体的には、業務系システムの開発かなと思います。金融・保険・井医療・放送・建設・製造・広告・不動産・官公庁・観光・公共など、本当に幅広い業界に価値提供します。

 また「2025年の崖」と呼ばれるものがあります。MoneyForwardクラウドERPによれば、「2025年には現在多くの日本企業が抱えている諸問題が顕在化し、国際競争力を失って大きな経済的損失になる」とあります。詳しいことは省きますが、情報技術や技術者不足などによって、経済が大きな損失を被るというものだと思います。

 古いシステムではなくて、新しい技術力を用いて、技術的な負債を減らさなければいけないのがこれからの社会かなと思います。既存のシステム開発、保守開発だけではなく、こういった目前に迫る課題をITで解決することも、「舞台を整える」という私の軸に関わることだと考えます。

なぜプログラマーでなくて、SEなのか

 私はプログラマーではなくて、SEを志望しています。ここでいう「SE(システムエンジニア)」は、システム開発の行程に広く関われる職というイメージです。

 システム開発は、「要件定義・設計・構築・テスト・運用・保守」といった段階に分かれています。他の書き方分け方もあると思いますが、一旦これで。どの行程に関わるかによって、自分の役職も変わります。イメージされやすい「プログラマー」は、構築や開発といったシステムを実際に作る人たちです。「下流行程」と言われることもあります。その道を究めたスペシャリストもいます。

 でも私は、ただプログラマーだけをやるのは違うかもしれないと考えました。要は、色々やりたいんです。色々やりたいから、幅広い業界に価値提供できるIT業界を選んでもいます。プログラミングも、マネジメントも色々経験してみたいから。正直、向き不向きは分かりません。でもやってみてもいいじゃないですか。そこで決めればいいんですから、と考えます。

まとめ

軸:「舞台を整える」
→〇幅広い業界に価値提供できるIT・通信業界
→〇それぞれの業界に合わせた価値提供(システム作り)ができる情報サービス産業
→〇システム作りだからシステムインテグレーションやソフトウェア開発
→〇色々な行程に関わってみたいから上流も下流も欲しい。

ま!こんな感じです。でもまだまだ詰めなきゃいけないことだらけだと思うんです。また同じ感じで書こうと思います。どれくらいブラッシュアップしたか確認したいしね。

参考文献
情報サービス産業協会、2020、「統計で見る情報サービス産業」、https://www.jisa.or.jp/explain/tabid/755/Default.aspx

MoneyforwardクラウドERP、2022、「「2025年の崖」とは?問題点やERPで解決できることをわかりやすく解説!」、https://biz.moneyforward.com/erp/basic/911/#2025

この記事が参加している募集

#就活体験記

11,835件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?