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失敗という経験を得た。みたいな話

気温が1桁の日もあるようになり、急いで衣替えをしました。
山下です。

気がつけば東京生活4年目の冬が到来しました。❄️🥶

あっという間だなぁと思いながら思い出に浸っていると、
あっという間と言う割には、振り返って出てくる思い出は濃いものが多く、
上京生活は充実していたのだなと思うことが多いです。笑

数ある大学の中で、岡山県生まれ岡山育ちの山下が東京生活を選び、日本大学という強豪校を選びました。

大学を選ぶにあたっていろいろ問題はありました。
そもそも大学で陸上をやるのも成り行きのようなものもあったので、正直あんまり大学内の陸上部の様子は見ていませんでした。

だって勉強で国立目指していたから。。

この記事読んでくれている高校生は大学はきちんと選んだ方がいいから気をつけてね。

母校の練習のモットーは、
「短時間でスパッと練習」です。

進学校ですので、下校時刻までの練習時間が1時間〜2時間しかありませんでした。
その間で効率良く練習を行うというのが特徴な上、土のグラウンド+300mグラウンド、他の部活との共有によって、長くても120mしか走っていませんでした。

こんなように、まず練習量が極端に少ない中、効率を求めた練習内容で育ったので大学の練習量に追いつけないというのが懸念点でした。

さらに、日本大学というのは前述したように、
「インカレを何連覇もするような強豪校」であり、

各県の強い選手が集まるから、揉まれてしまうから合わないと言われました。

たくさんの方から他にもいろいろ言われたのですが、主にこの理由で
「だから日本大学は山下にはあまり合わないと思う。」と。

まぁこれを書くのもこんなこと言われたんだ〜って愚痴ではなく、僕自身もそう思う節が何回もあったからなんですよね。笑

そうやって止めてくれる人って、よく分かってくれてるんだなと、観察力・分析力に尊敬してしまいます。

とか言われながらなんで入ったのかというのは、
「あの強豪校の日本大学から勧誘がかかることなんてないんだからな」
「やるなら周りが強いところにした方がいい」

という恩師の後押しでした。

僕自身も大学でだらだらと続けて、
「大学では伸びなかったね」
と言われるのだけは本気で避けたかったので、
全国トップレベル・世界レベルの選手がウジャウジャといる場所で揉まれてみようという覚悟で進学しました。

周りがやる気だったら自然とやるしかなくなるので^ ^
(環境から変えていけばいいかなという考え)

やはり進学したら周りの強さに揉まれました。
・100mが10秒台は当たり前
・棒高跳びの練習のバーは5m以上にかかっていることが日常
・砲丸で一番近いラインは14m
  等々…

それに十種競技選手は1日中練習している。
9時から始めて気がつけば日が暮れ、周りの人たちは帰っている。

9時〜17時…正社員かて、、

練習量の多さや周りの強さにひたすら揉まれ。。


でもでも!毎年ベストは更新し続けています。
大学で伸びた選手になれている!!

…でも素直にその記録で喜べない自分がいました。。

だって同じグラウンドで練習している人たちと比べるとまだまだだから。

陸上競技は勝負の世界なので、
同じ練習場所の人に負けているということは、
大会でも優勝できないということになります。

スタートラインに立つ前から負けてる😇
じゃあまだまだ満足できねえじゃん!

そういった向上心が自然と強豪校にいると芽生えます。

でもマンモス校なので、周りの強さや怪我・伸び悩みで心が折れる選手もやはりいます。

そこは母校の練習で培った、
「質の良い・意味のある練習」をする努力が生かされているのだなと思います。

記録が伸びないと焦ったり心が折れるのではなく、
「記録が向上するような練習や準備が出来ていなかっただけ」
だなと反省するだけなので、練習の組み方や調整のしかたを見直すようになります。

参考にする選手は身近に居すぎますから。

失敗と言われたり、怪我をした時などには失敗だったのかなと思ったりします。

でもそれを失敗と取るか、今後の糧とするかは、自分の反省の仕方次第だなと思います。

肉離れにしても、「アップ不足」なのか「動けすぎた疲労」なのかも
原因次第では真逆だったりします。

捉え方によって今後の行動の仕方が大きく左右されるものだなと思います。


周りに自分の競技力の向上に真剣な人たち、陸上競技を楽しんでいる人が多いという素晴らしい環境に感謝しながら今後も練習していけたらなと思います。

日大に進学したこと、かなり後悔した時はありましたけど、
過去は変えれませんし?結果伸びているので正解の選択ではあったのかなと思っています。

現時点で十種競技のベストは7091点。
全国的に見たらやっと日本選手権の標準を切れただけ。

オリンピック標準は8350点。

まだまだ弱っちーなぁ

あ〜世界とおえーー

練習がんばろ。

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