資金回収のストレスを解消しよう
こんにちは、渡邉です。
前回から大分期間が経ってしまいましたね。
実はこの間、謎の喉風邪にやられており、隔週置きに寝込んでいました。
今年の夏は喉風邪(コロナ)が流行っておりますので、皆様もお気をつけください。
さて、今回は資金回収についてです。
実はこの資金回収について考え始めたのは、つい最近です。
しかし開業間もない時にこの資金回収についてしっかり考えておけば、少しは楽できたのかなと感じたため、前倒しで記事にいたします。
◆自分のお客様は大丈夫だと思わないこと
私は、お客様は自分と考え方や価値観が似たような人が集まると思っています。
これは私がITの会社を運営していた時に思ったことです。
私が担当したお客様で振込等のお金の遅延をしたことがある方は、ほぼ皆無でした。
しかし自分の事業を進めていく上で、より多くのお客様と会っていくと悪気がなくても期日通り振込がなかったりすることも間々あります。
幸いなことに今のところ無事回収はできておりますが、この回収に辿り着くまでのやり取りや緊張感はなるべくならば味わいたくありません。
図々しい私でもお金の催促はストレスが溜まりますし、される側も大なり小なりストレスは感じるでしょう。
開業したばかりだから催促するようなお客様はいない。
自分に限ってそんなことはない。
→いえいえ、母数が増えれば資金回収せざる負えない確率は上がります!
では資金回収ストレスを減らすために、何ができるのか。
私は2つの方法を導入することをお勧めします。
◆資金回収ストレスを解消する方法
社労士のようにお客様から毎月お金をいただくような業種は、以下の導入をお勧めします。
口座振替
口座振替はご存知の通り、毎月決まって期日に相手の指定口座からお金を引き落とし、収納会社から手数料が差し引かれた金額が、自社に振り込まれます。
<メリット>
・資金回収のストレスと労力がなくなる
・未払が生じた時に、差押ができる(絶対こういうことは起きてほしくないです)
<デメリット>
・手数料がかかるので、複数お客様がいる場合、又は高額な振替でないと手元にお金が残らなくなる
・口座振替依頼が機能するまでの労力と時間がかかる
→口座振替に印鑑を押してもらったり、金融機関に確認が入る等
なお、社労士の方は社労士会から「日本システム収納株式会社」を推奨されます。社労士以外の方でも利用できますので、他社含めて比較検討されてみてはいかがでしょうか。クレジットカード払い
クレジットカードもご存知の通り、商品(サービス)購入時に利用できる決済方法です。昨今はオンライン決済ができるサービスも増えたため、単発の購入だけではなく、毎月定額(サブスクリプション)の購入も対応できるようになってます。
<メリット>
・資金回収のストレスと労力がなくなる
・カード会社がお金を立て替えてくれるため、未払を確実に防げる
<デメリット>
・(売上金額によっては)手数料が口座振替に比べると高い
・相手が保有するカード自体が使用できなくなると回収できない
・大企業等を相手にする場合は、クレジットカード払いが選択できない
特にスタートアップ企業や個人事業主、個人のお客様をターゲットにする場合は、クレジットカードの導入は積極的に行うと良いと思います。
冒頭の通り、昨今オンライン決済ができるサービスも増えました。
会社ごとに決済手数料やサービスが異なるため、様々なところ検討し、ご自身のサービスに合うところを利用してみてください。
私のオススメは「STORES決済」です。
理由は、手数料が安いこと、決済端末を購入しなくても利用できる、ホームページが見やすいところです。
もしよろしければリンク貼付しましたので、ご覧ください。
◆どちらも応じてくれない場合は・・・?
大抵のお客様はお互いが楽になるため、口座振替、又はクレジットカード払いを承諾してくれます。
しかし頑なに振込を希望するお客様もいらっしゃいます。
その時はもちろん振込で対応します。ただし、私は次のことは意識しております。
振込期日内に振り込んでくれるお客様
→快諾しましょう。振込は手数料が引かれないため、手元に残るお金が増えるからです。振込期日外に振り込むことがあるお客様
→お客様との関係値に寄りますが、請求書を忘れないようにするための話し合いをし、相手がやりやすい方法に応じましょう。そもそも振り込んでくれないお客様
→貸倒れの可能性もあるため、警戒しましょう。未払金額が多い場合は、弁護士相談も視野に入れてください。
最後の振り込んでくれないお客様については絶対関わってはいけない方です。泥沼化する未来しか見えないからです。
ただお客様にも様々な事情があると思います。
きちんと連絡が取れるうちは、話し合いをして、なるべく穏便に解決できるようにしましょう。
長々と資金回収のことを書いてきましたが、お金は本当に大切です。
自分の生活だけではなく、従業員の生活、事業の存続にも関わることです。
自身で事業をされる方は、事業内容だけではなく、お金にも意識を向けていただけると幸いです。
不定期ですが、開業時のこと書いていきますので、気長にお待ちください!
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