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ノート術革命!仕事で真の変革を生むメモの力

私たちは日々、会議、講義、日常の会話を通じて、
山のような情報に触れています。

その情報をどのように処理し、活用していますか?

従来のノート術では、
話されたことをただ書き留めるだけでしたが、
それでは情報は生きた知識にはなりません。

「ノート術革命」とは、
ただの記録ではなく、情報を自分のものにし、
仕事で実際に活かすためのノート術です。

どのようにして「ノート術革命」が
私たちの仕事や学びに深い影響を与えるのでしょうか。

話したことを書き留めるだけの従来のノート術

部下の鈴木さんに、
代理で出席してもらった
会議の内容を説明してもらった時のことです。

鈴木さんはメモを見ながら、
会議の内容を
一生懸命説明してくれました。

しかし、鈴木さんのメモは、
会議の内容を
忠実に記入したメモでした。

私は、会議の要点を
簡潔に説明してもらいたかったのですが、
会議の内容を細かく説明さ、
思った以上に時間がかかりました。

さらには、
この会議を受けて、
どんなことをすればいいのかを
鈴木さんに聞いたのですが、
それに対する答えは返ってきませんでした。

学生時代でしたら、
鈴木さんのように記録としてのメモでも、
良かったんだと思います。

でも、仕事で使うメモは、
聞いた内容を自分の仕事や学びに活かせるメモ
でなければいけません。

じつは、あまり意識されていませんが、
社会人になると学生時代のメモの取り方を一新して、
「ノート術革命」を起こさないといけないのです。

「ノート術革命」の3つのポイント

「ノート術革命」を起こすには、
3つのポイントがあります。

1つ目は「目的をはっきりさせる」ことです。

あなたはなぜ、このメモを取るのでしょうか。

どのようにこの情報を使うのでしょうか。

例えば、同じ話を聞いていても、
上司に伝えるためのメモと、
部下に伝えるためのメモでは、
メモする内容が違ってきます。

目的がはっきりしないでメモを取るので、
メモの内容もピンボケの内容となり、
重要な情報に
スポットが当たらなくなってなってしまいます。

2つ目は「情報を整理する」ことです。

目的をはっきりさせることで、
メモする内容と、
メモしなくていい内容を
取捨選択できるようになります。

要するに自分なりに、
聞いた情報を整理できるわけです。

そうすることで、
すべての内容をメモする必要がなくなり、
見返したときに伝えたい内容が明確になり、
要点を抑えて伝えられるようになります。

3つ目は「自分の言葉で書く」ことです。

要点を抑えてメモを書けるようになったら、
人から聞いた言葉をそのままメモせず、
自分の言葉に変換してメモをしてください。

この言葉は、どういう意図があるのか。

これを聞いて、
自分はどんな行動を起こすのか。

すべての言葉をメモしなくなったあなたは、
自分の言葉に考えてメモする時間が
出来ています。

自分の言葉で書くことを意識して、
メモを書いてみてください。

「ノート術革命」を起こしませんか?

目的を明確にすることで、
みなさんのノートは単なる情報の記録から、
実際の行動や学習のための強力なツールへと変わります。

まずは、3つのポイントの
1つだけでも大丈夫です。

1つ実践するだけでも、
みなさんのメモは大きく変わるでしょう。

そして、周りからの反応も変わるでしょう。

ぜひ、実践してみてください。

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