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今年の目標はにシンプルに 「一日一日を生きる」 これだけ。 あとは小説を書いてたまにピア…
「快速『深海』は間もなく海に入ります。えら呼吸の準備をしてください」 アナウンスと同時…
遠くで小さな女の子がシャボン玉を飛ばしている。 ふよふよと風に乗って流れて来たシャボン玉…
引っ越し先で荷物を片付けていると、いつの間にか夕方になった。 知らない町のコンビニで買っ…
駅で自分そっくりの人と会った。目が合った。 コンビニで自分そっくりの人と会った。目が合っ…
雲が太陽を隠した。 地面の上を影が走って行く。 明暗の分かれた模様が不細工なパッチワーク…
今日は月明かりがない。 光を使い切ったのだろう。 私は海に落ちた月のかけらを黙々と集め、両手に乗せて「ふぅ」と息を吹きかけた。 するとかけらの1つ1つが羽のようにふわりと舞い上がり、ゆらゆらと漂いながら夜空に吸い込まれて行った。 月に光が戻ると、私は月明かりが届かないところへ身を隠した。 【140字小説】 オンライン文芸コミュニティ「星々」さんが主催する140字小説コンテスト、「春の星々」に応募したものです。 今回のテーマは「明」。 こちらもどうぞ。
明るい場所にいると、暗い部分が一層気になる。 暗闇から何かが飛び出して、自分を覆ってしま…
桜の花びらを集めよう。 たくさんたくさん集めて、空を覆い尽くすくらい舞い上げよう。 数百…
「両手が塞がっていたら、大事なものを取りこぼすよ?みんな心と体に余分なものをくっつけ過ぎ…
「あのね、今年度から自分でポイ捨てしたゴミを拾っても、善行にはカウントされないんだわ」 …
タクシー運転手の同僚がパソコンでドライブレコーダーの映像を見ていた。 顔が青ざめている。 …
「長い間ご愛読頂き、ありがとうございます」。 定期購読している雑誌の廃刊が決まった。 残…
「やり残したことがあるなら、1か月だけチャンスをやろう」 そう言って神様は、僕に2022年13月をくれた。 やり残したこと……たくさんあり過ぎて分からない。 いや、例えやり残したことがあっても、みんなと同じ2023年からスタートしたいんだ! ――ん? 目が覚めると、1月2日になっていた。 【140字小説】 たらはかにさんのTweetに「2022年は明けません。 2022年13月が始まります」と書き込んだのがきっかけです。 この私の書き込みに、たらはかにさんと秋田