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深海列車|140字小説

「快速『深海』は間もなく海に入ります。えら呼吸の準備をしてください」

アナウンスと同時に車内が海水で満たされると、向こうからウミガメが泳いできて、ペコっと会釈をした。
「今日はどちらまで?」と声をかけると、「クジラさんに会いに、北の方まで」と言った。

やっぱり海って繋がってるんだ。

(140字小説)


「秋の星々140字小説コンテスト」の応募用です。
久々の140字小説ですね。
3作応募できますが、1作しか思いつかなかった…。
140字小説って意外と難しい…。


ありがとうございます!(・∀・) 大切に使わせて頂きます!