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今までの人生213(私のうつ病と母の体調第2章3)

明日は何も無いからゆっくりしよう。
と、母は言うが
私は母の代わりに
2度買い出しに行きますよ?

と、思いながら
肩と腕と腰に湿布を貼ってもらい
寒っと思いながら床についた。

鎮痛剤が効かないくらい
股関節が痛く寝付けない。
寝返りを打つのにも

「痛い・・・はぁぁうっ・・・」

声が出る。

横になっていても熟睡出来てないし
夜中に2度はトイレに起きる母。
これでも目が覚める。

朝起きるのが最近ほんとに辛い。

でも6時から6時半位の間・・・
母が起き上がる時間には
起き上がり活動開始。

肩が痛くても布団を押し入れにしまう。
朝の苦痛。
眠たくても寝ていられない。
朝の苦痛。
この気持ちを口に出せない苦痛。
自宅では一日に数本吸っているiQOSを
禁煙していると思っている母の前では
我慢しなくてはならない苦痛。
肩や股関節が痛くても
買い出しには行かなくてはならない苦痛。

帰宅するまでの我慢。
だって私は亡くなった父に
してあげられなかったことを
母には絶対にしてあげると決めている。

苦痛と感じてはいけない事なのだ。

うつ病回復のリハビリと
社会復帰に向けての訓練と思い
乗り越える。

午前中の買い出し時に
途中にあるコンビニの喫煙所で
一服した。

よし
私は頑張れる!
自分を鼓舞し買い出しに向かう。

母に頼まれた第1次買い出しから帰宅。

「おかえり〜
   お疲れ様。ありがとうね!」

ちゃんと母は感謝してくれている。
苦痛なんて思ってはいけない。

「はい〜ただいまちゃ〜ん。」

荷物をテーブルの上に全部出して
後は母の作業だ。

メールやLINEをちょこっとチェックし
悪い事をしている訳では無いけど
母のご機嫌を伺いながら
スマホを操作。

疲れる・・・


いや。
疲れると感じてはいけない。
ご飯支度はしてくれるし
後片付けもしてくれる。
膝が痛い母がご飯支度をしてくれるのだ・・・
逆に感謝しなくてはダメなくらいだ。

昼食をありがたくいただき
キッキンに食器をさげ
食後の薬を飲む。

「はぁぁ〜。」

無意識にため息が出ていた。

「どうかしたの?」

少し心配そうに聞いてくる母。

「いやぁ〜お腹いっぱいだなぁと思って(笑)」

と、答えると

「お母さんも食べすぎたかも(笑)」

少し横になろうかな
と、言う母に昼寝を勧め

「散歩に行ってくるよ〜
   ついでに買い物もしてくるね〜。」

横になりながら
「はいお願いします〜。
   お姉ちゃんも足痛いのにごめんね・・・」

私は玄関に向かいながら
「お母さんよりは元気だから大丈夫!
   行ってきま〜す。」

午後の買い出しに行きつつ
スーパーに向かう前に
コンビニで一服。

実家訪問時に自由に
1人になれる唯一の時間だ。


今日はここまで


何だか最近
私は何か違う病気なのかな?
と感じることがある。
そうゆう時ってどこに行けばいいのだろう?

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。