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【学び⑧冊目】SNSの超プロが教えるソーシャルメディア文章術

この本を手にした理由

今回も、私が好きな樺沢紫苑さんの著書です。Twitter、note、またブログなど、私自身もSNSに関わりを持っていますが、本当に正しく、また有効に活用できているのかという面で不安があったので、今の運営方法にフィードバックを加えるために、その指針としてこの本に手を伸ばしました。


学び①twitterは皆の公共スペース

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マスメディアが、一方的なメディアだと定義すれば、ソーシャルメディアは参加型のメディアです。誰しもが参加できるメディア、つまりSNSは社会(ソーシャル)なのです。公園で裸になってはいけないように、一般社会でしてはいけないこと、しないことは、SNSではしてはいけないのです。

このルールが守れていないユーザーがかなり多いということを著者は述べており、自分も共通の認識を持っています。当たり前のようで多くの人が認識できていない「SNS=一般社会と同じ」、という認識を、自分を含め今一度再確認できる学びでした。


学び②共感話題+オリジナリティ

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SNSを使うにおいて、共感話題を用いるというのは、一つの重要なキーとなります。なぜなら、単純に共感できないものには、人は興味を持たないからです。ですが、共感できる話題に関するものならば、何でも言うという訳ではありません。そこに、オリジナリティというものを加えることで、ようやく自分らしさがそこに生まれ、他の人の目にようやく目に止まるのです。

例えば、日本中が熱狂するワールドカップで、日本が勝利したとの速報が入りました。
Twitterのタイムラインで「日本勝利」「やった!!!!」「流石!!」などのツイートが流れたとします。このようなツイートは、共感性という意味では、SNSに相応しい性格を帯びています。それに加えて、どれも、SNS特有で、マスメディアにはできない「今を伝える」というと特性を活かせているツイートです。しかし、こういったツイートには、いいねが集まらない、もしくは集まったとしてもツイート主のフォロワー数は増えないことが多いのです。なぜかというと、オリジナリティの部分が欠けており、他との差別化ができてないからです。

SNS上では、その人の人間性がわかり、信頼できると判断した時に、人は興味を持ち始めます。SNSの一つの大きな醍醐味が「交流」だとすれば、まずは、どういう人なのか分かってもらう必要があるのです。自分がどういう人なのか分かってもらうための方法は、「自分から積極的に人に話しかける」など、他にも方法はさまざまですが、投稿そのものにも「自分らしさ」を混ぜることも重要なのです。

学び③永遠にネタ切れしない方法

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インプットの量を増やさずに、アウトプットの量を増やすとアウトプットの質が低下する。


つまり、アウトプットを質を落とさずに、し続けるには、インプットをし続けなければなりません。しかし、意外とネタというのは、日常にあふれているのです。何か面白いことはないかなと、ネタのことをずっと考えている必要はなく、面白いとおもった瞬間をキャッチするだけで、ネタというのは意外と貯まるものです。人間というものは、すぐに忘れてしまう生き物です。面白いから後で誰かに話そうと思っても、ちょっとしたら忘れてしまいます。なので、すこしでも面白いと思ったことがあれば、メモをとる、これをするだけで、ネタというものは切れることはないということを、著者は述べています。

新しいものを自ら探しに行く必要は無いのです。

まとめ

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何気なく使っているSNSに関して、当たり前のようで気づくことができないような発見などが多く散りばめられており、多くの学びを得ることができる1冊でした。自分自身も、SNSを使う1人として、よりよい活用のためにすぐに実践できるメソッドも多く発見できたので早速実践していきたいとおもいました。ビジネス目的で運営する人、フォロワーを増やしたい人、他ユーザーとの交流を深めたい人、SNSを活用する人すべての人にインサイトを与える1冊です。

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