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【レビュー】日商簿記CBT方式を受験してみた!

はじめに 12月から新しく日商簿記のCBT方式(テストセンター受験)が導入されましたが、本日(2020年12/18)そちらを初受験して参りました!そこで、新しく導入されたこちらの受験方式の要領、実際に受けてみての感想・レビュー等をこちらの記事にしてまとめてみましたので、今後受験予定の方は、是非参考にしていただければと思います! 今回私は、3級を受験しました。(2級も近く受験予定です。)最後に自分の受験結果も載せているのでお楽しみに!(笑)(CBT受験では、受験終了後、直ぐ

    • 【アメリカビジネス基礎】C-Corporation(株式会社)とは

      こんにちは。 本日は、アメリカでビジネスをする方であれば知っておきたい、最も一般的な事業形態の「C-Corporation」について、お話していきたいと思います。 C-Corporationとはまず初めに、C-Corporationとは何かについて解説していきます。 アメリカの連邦税法上の事業形態の1つで、Sub Chapter Cの規定に当てはまることから、C-Corporationという名前がついています。日本でいうところの、「株式会社」に近く、一つの法的実態として、州

      • 【税効果会計101】〜会計と税務の考え方の違いとは〜USGAAP、IFRS対応

        1はじめに会社は、利益を出したら当然「法人税」を納めなければいけません。ここで、出てくるのが「税務」の論点です。会計と税務は切って離すことはできません。しかし、会計は理解できても、税務、もしくは両者の繋がりの理解に苦労する人は少なくありません。基本的な考え方が、両者でことなり、多くの人が混乱をしてしまいます。 今回は、実務で理解が必要な方に加えて、簿記2級以上、USCPA、公認会計士受験予定の方等に向けて、税務と会計の相違点と、「税効果会計」というものについて、基本的な考え

        • 【79冊目】3つの幸福

          ドーパミン的幸福の追求そして失敗 幸福は三つに分けられます。健康的な幸福、「セロトニン」、人とのつながりから来る安心感による幸福「オキシトシン」が土台でとして存在し、その上に成功による幸福「ドーパミン」があります。厄介なのは、これらを追求する順番を間違えると、不幸になりかねないということです。日本人は特にまじめで、仕事に打ち込みすぎてしまいがちです。多くの人が、いわゆる「成功」を求めて、ドーパミン的幸福を追求し、他の二つの幸福をないがしろにしてしまいます。ドーパミン的幸福は

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          【学び78冊目】今日がもっと楽しくなる行動最適化大全

          個人的に樺沢氏の書籍は、もう何冊も読んできたので、コンセプトは大体はつかめている状態で読み始めました。行動の最適化、いわゆる「インプット型」からいかにして「アウトプット型」の生き方に持っていくかについて語っているセオリー集ではない、実用書となっています。樺沢氏は、他の著書でも一貫して、「アウトプット型」になればうまくいくことを断言しています。しかし、誰もが知るように、インプット型の人間がアウトプット型になるのはそう簡単ではありません。インプットとアウトプットの黄金比率3:7を

          【学び78冊目】今日がもっと楽しくなる行動最適化大全

          【学び77冊目】むだにならない勉強法

          1概観を知る インプットしかせず、アウトプットを伴わない勉強は、殆ど効果がありません。このことは多くの人が気づき始めていますが(アウトプット大全のおかげで?)、インプットの前にやるべき重要な工程まで、知っており、出来ている人はまだ多くありません。それは「概観を知る」、ということです。 建物を建てる際、ブロックを積み重ねていくことからいきなり初めさせる建築家はどこにもいません。まず、鉄格子などで枠組みを整えた後に、中身を作っていくのです。 今やろうとしている勉強の全体像が分

          【学び77冊目】むだにならない勉強法

          【学び76冊目】 コトラーのマーケティング 4.0

          マーケティング1.0(製品中心主義) 70年代までのマーケティング方式です。モノを作るだけで、簡単に売れる、営業をすればするぶんだけ売れる時代であったため、この時代では、製品にフォーカスすることがマーケティングの意味でした。 マーケティング2.0 (顧客主義) 顧客の視点に立って、サービスを展開する重要性が少しずつ高まってきます。80年代以降、日米の貿易摩擦が激しくなり、安くて高品質の日本製品の評判は、その事実だけではこれ以上続かなくなりました。製品中心主義を手放し始めるの

          【学び76冊目】 コトラーのマーケティング 4.0

          【学び75冊目】マネジメント (下)

          マネジメントシリーズの最終巻は、トップマネジメントの役割について、書かれていました。 組織社会になり、また高等教育へのアクセシビリティが上がり、知識が簡単に手に入れられるようになった今、マネジメントの重要性がこれまでにない程高まっています。 それぞれの専門知識は、個々では意味をなさず、シナジーが発生しなければそれらを生かすことができません。また、お金や待遇で見せるだけでは、今の知識社会の知識労働者をモチベートするのは、不可能です。 (中)で述べられていた、コミュニケーショ

          【学び75冊目】マネジメント (下)

          【学び74冊目】マネジメント (中)

          (中)では、人を組織として束ねて、いかに、成果を出させるか、いわゆる「組織マネジメント」の話が中心になっていました。経営の「人モノかね」の資源のうち、人が一番取り扱いが難しいものです。そこで、絶対に必要になってくるのが、「コミュニケーションスキル」、換言すると、「ヒューマンスキル」です。 「コミュニケーションとは、知覚であり、期待であり、欲求であり、情報法ではない。」 ドラッカーは、別の巻でこういってます。マネジメントが、個人の能力とは関係が無いことが、分かります。自分が持

          【学び74冊目】マネジメント (中)

          【学び73冊目】イノベーションと企業家精神

          【イノベーションは奇跡】 イノベーションは、いくつかの種類に分かれます。その中でも、奇跡的に、偶然により、起こるイノベーションがあります。殆どの人が、このタイプのイノベーションをいわゆる「イノベーション」だと判断します。確かに、これも一つのイノベーションではあります。ですが、ドラッカーが語るイノベーションは、この手の奇跡的に起こるイノベーションではありません。この手の、イノベーションは形式知化することができません。殆どのイノベーションは、形式知化することができる、つまり誰でも

          【学び73冊目】イノベーションと企業家精神

          【学び72冊目】 イノベーターの条件

          社会の構造の変化から、今の時代に求められることを議論する一冊でした。専ら経済だけにフォーカスを当てるだけでなく、政治と社会構造の方にむしろよりスポットが当てられており、「経済」にどういう意味合いをもたらすのか、かなり抽象的な次元で考えさせられる1冊です。 【王室の崩壊→資本主義→マルクス主義】 王室が崩壊し、富が完全に分配されることを誰もが信じました。しかし結局、一部の富裕層が他の物を低い賃金で搾取するという構図しか生まれませんでした。そこで、マルクス主義的社会主義が台頭

          【学び72冊目】 イノベーターの条件

          【学び71冊目】マネジメント 上

          マネージャーが果たすべき2つの役割 ①投入した資源を超えるアウトプットをもたらす ビジネスの資源は、「人、モノ、カネ」ですが、これら全ての資源を用いて、それらを超えるアウトプットをもたらすことが、マネージャーには求められます。 ②直近の仕事と将来のための仕事のバランスをとる 7つの習慣の「緊急性と重要性のマトリックス」とほぼ同じコンセプトです。7つの習慣では、個人単位で、「緊急性のタスクではなく、重要性のタスクをドンドンやっていきましょう」という話でした。ですが、組織の

          【学び71冊目】マネジメント 上

          【学び70冊目】ドロくさいけど必ず結果が出る! 経営計画のつくり方

          【経営計画書を作るにあたっての前提】 誰のためにそもそも作るのか? 経営は誰にあるのでしょうか。経営計画書は誰のために作るのでしょうか。顧客を満足させるため、でしょうか。実は少し違います。CS(顧客満足)を追求しなければいけないのは、組織を構成する個々の構成員(従業員)です。従業員が、ES(従業員満足)志向では、自分のことばかり考える集団になってしまい、会社としては成り立ちません。かといって、従業員が全く満足できない会社だと、結局人が離れていってしまいます。 顧客への価値提

          【学び70冊目】ドロくさいけど必ず結果が出る! 経営計画のつくり方

          【学び69冊目】ジャック・ウェルチの「私なら、こうする!」

          「ローカライズについて真剣に考える」 海外子会社のトップを誰がやるか問題についてです。「優秀な企業は、現地のマネージャーに任せる」と、ウェルチは断言しています。アメリカ人である彼は、60〜70年代の高度経済成長期に、米国に進出してくる多くの日系企業を見てきましたが、トップをアメリカ人に任せる企業は殆ど見たことがないようです。立ち上げ期は、会社のことをよく知っている人間に任せたくなるのは仕方ないかもしれませんが、現地の優秀な人材をいつまでも低いポジションにおいておき、いつまで

          【学び69冊目】ジャック・ウェルチの「私なら、こうする!」

          【学び68冊目】成功者の告白

          【本を読む意味】 細々としたドラマは色々と描かれていますが、この本から得られる一番大きなレッスンはこの本は、「読書をする意味」だと思います。 本を読む人と読まない人がいますが、読まない人は「読むことによって得られるベネフィット」が分からないからです。読書をする習慣がある人は、読書をするべき理由が見えています。なんででしょうか?読者は「過去の人の失敗を学ぶため」にするのです。人は、壁にぶつかった時、殆どが自分の経験に頼って解決しようとします。ですが、そもそも自分の経験では解決

          【学び68冊目】成功者の告白

          【学び67冊目】競争の戦略

          この本では、競争業者並びに業界の分析を行い、最終的に分析の「統合」を行い、統合されたアクションプランへと繋げることを目的としています。渡部氏の「戦略概論」を次に読むと、実践フェーズとのつながりもより見えてくるかと思います。 5つの競争要因 ポーターは、業界において競争を作り上げる要因を5つ挙げています。 1.新規参入業者 2.供給業者 3.競争業者 4.代替品 5.買い手 そして、それら5つの競争要因に対処する場合、他社に打ち勝つための基本戦略として、 1コストのリー

          【学び67冊目】競争の戦略