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【学び㉝冊目】秘伝すごい会議

学び①会議をする目的は何?


情報共有?意見交換?

いいえ、それらが目的であればただの連絡会になってしまいます。では、会議はなにをする場所なのでしょうか?

一つは、意思決定です。本書内では、問題児の社員をどうするか、という問題で、辞めるか、改めるか、という選択肢を該当の社員に与え、最終的にその社員は退社することを選択肢、結果的に彼がいた部署の売上が上がった、という例が挙げられていました。

意思決定の際にためらいを見せたり、先延ばしにしてはいけません。 意思決定をしなければならないのは、この秘伝すごい会議を開催する張本人である経営者です。判断の正当性を確信できず、意思決定が遅くなってしまうことがありますが、意思決定が遅いのは、意思決定をしないこと以上に好ましくありません。 意思決定を即座に行います。精度を考えた時間には比例しません。


学び②普段許していることを許さない


イノベーションを起こす会議では、普段許していることを許さない必要があります。


例えば、ボールを横に蹴ることなどです。最もらしい理由で、「それだと上手くいかないよ」などと否定し、代替の案を提案しないことです。これは、政治家にだけ任せて置けばいいのです。

これをわざと意地悪しようとではなくとも、無意識にやってしまうこともあります。

これをしてしまうことによって、会議そのものの生産性を落としてしまうだけではありません。ビジネスパーソンにとって(特にコンサルタントであれば)不可欠な、自らの提案力を知らず知らずのうちに、壊滅的にしてしまい、思考停止状態に陥ってしまいます。コンサルタントであれば、提案の無い意見はご法度です。


学び③これをしないだけで会議の生産性があがる?

往々にして、普通の会議には余分な要素が含まれていて、その多くはネガティビティそのものです。このネガティビティをもう少しいくつかの要素に分解していくと、「会議に遅刻する人がいる」「ネガティブな発言を言う」「人のせいにする」「遠慮して言いたいことが言えない人がいる。」などが挙げられます。先程あげた、ボールの横蹴りなども、まさにネガティビティです。なにか、真新しいことを取り入れるのも勿論イノベーションを起こすために重要ですが、それは最終段階で、まずネガティビティの浄化をするだけでも、会議のクオリティは格段とあがるのです。






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