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犬を飼うのが夢でした8

その後、メールのやり取りで離婚を前提とした話し合いを進めることになったのですが、家を出ていったことに対する私への不満が次々と綴られるようになり・・。

二人で築いてきた生活を一方的に壊され、老後の人生設計を狂わされた、だから自分には慰謝料を請求する権利があると言い、

もし慰謝料を払いたくないのなら、この家を放棄して家の権利を全て自分に寄越せと主張してきました。

家は二人で折半して今から7年ほど前にローンを組まずに現金で一括購入しました。

この要求に私は一瞬 動揺し頭が混乱したものの、冷静になって対処法を探りました。

確かに私にも非があるでしょう。夫の言うとおり20年以上一緒に生活しお互い支え合ってきました。

神様はどう判断されるだろう、導いてくださるよう祈り求めました。

私には家を売ってその 半分を貰おうという下心がありました。お金はあるに越したことない、あの家はまだ新しいから良い値がつくだろうと。

もし、話し合いが物別れに終わるようなら離婚調停という道もあります。

しかし、このような争いを神様はきっと望まれないだろうという感動がありました。

裁判を起こせば様々な手続きに煩わされて、信仰生活が停滞しかねませんし、お金の為に闘うことは御心に叶わないと思ったのです。

もう、家は放棄しよう、心を決めました。

次回に続きます。




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