面接でいきなり上手く話せなくても大丈夫な理由3つ【面接官回答】
就活や転職で必ず受けないといけないのが面接ですよね。
過去に面接を受けた人は苦手意識を持っているかもしれません。
これから受ける人は不安でしょうがないですよね。
誰もが面接に望む前は緊張するし、どんな質問がくるか予想できないから不安でいっぱいになります。
それはなぜかって?
だって面接官とはほぼ初対面ですから。
『緊張して無理だ~』と思って当然なのです。
先に言っておきますが、気難しい、融通の利かない、愛想がない面接官だっています。
面接官を審査する試験があれば、絶対落ちるだろうって人も(笑)。
そんな面接官に当たったら、緊張はさらに高まるし、言いたいことは伝えられず、あっという間にジ・エンドになっちゃいます。
ではどんな面接官でも上手く対応する方法はあるのでしょうか?
新卒・中途採用活動を15年以上している現役面接官の『はれきち』がお答えします。私は就活に悩む人へ少しでも役に立つ情報(就活応援レシピ)を配信しています。
結論:そんな方法はありません。
と言うか、上手く話そうとしなくていいんです。
ん、どう言うこと?
だって、いきなり上手く話そうとしてもできませんから。
実は面接で上手く話せる話せないは合否にあまり関係ないのです。
面接でいきなり上手く話すのは難しい
親や友達なら話は流ちょうにできますよね。
それは性格を理解しているし、いつも身近にいるので何の緊張もなく話ができます。
しかし、面接官はどうでしょうか?
・全くの赤の他人
・性格や雰囲気は分からない
・主従関係(面接する、される関係)
この状況下で上手く話しをしろという方が無理なのです。
私で考えると全く関係のない他社の社長と楽しく会話しろって言われているようなもんです。
どんな人かわからないのに楽しく話をする自信なんてないです(笑)
そこで考えてほしいのが、私が社長と楽しく話ができないからと言って、
・つまらないヤツ
・コミュニケーション力がない
・積極性がない
社長は私をいきなり判断しますかね?
『一度会うだけだと、どんなヤツかわからん』となりますよね。
面接も同様にいきなり上手く話せないからと言ってダメになりません。
極端にマイナスの印象は持たれないのです。
いきなり上手く話せなくても大丈夫な理由3つ
①初対面は誰でも緊張する
どんな面接官かわからない人に合否の判定をされると思えば緊張して当然です。
緊張しない人はおらず、緊張感が早く解ける人、解けない人に分かれるだけなのです。
だから緊張して当然だと思ってください。
面接官側も十分理解しています。
②面接官は人間性を見ている
面接官はあなたと話が合う、合わないで合否の判定をしているわけではありません。
よって上手く話せたから合格とはならないのです。
面接官はあなたの考え方、性格をできるだけ感じ取ろうとしています。
いろんな質問して、あなたの実直さや本来持っている雰囲気が会社にマッチしているかを見ているのです。
そうです、人間性を重視しているのです。
慣れれば誰でも上手く話すことはできますからね。
③面接官は入社意欲を見ている
話が下手でも入社意欲は伝わります。
面接官は入社したい理由を必ず聞いてきます。
<あなたの回答例として>
・時代にマッチしている、将来性を感じた
・御社独自の○○技術に興味がある
・○○業界に関心を持っていた
答えは様々ですが、理由を伝えた後に必ず聞かれることがあります。
面接官から『それはなぜそう思ったのですか?』
この質問であなたの入社意欲がわかります。
ここで話が止まるとあまり弊社のこと調べてないなと...判断されます。
面接官は『入社意欲が高ければしっかり調べてくるだろう』と考えてます。
そのためホームページや他社との違いをしっかり頭に入れておく必要があります。
例え流ちょうに話せなくてもしっかり答えることができれば問題ないのです。
いきなり上手く話せる人は逆に警戒される
面接官の立場で考えると初対面でいきなり上手く話ができる人は逆に警戒されます。
それは話が上手すぎて真実味に欠けるのです。
いわゆる話が出来すぎてるなと判断されます。
初対面にも関わらず流ちょうだと口先だけで感情がないように聞こえるのです。
だから話が上手すぎるイコールよいとは限りません。
要は面接官にあなたらしさが伝わるかどうかなのです。
まとめ
面接は苦手だな~、面接は不安だな~と思ってる人は多いのです。
上手く話せないと合格するのは難しいと考えていませんか?
でも実は上手く話せなくても大丈夫なのはあまり知られていません。
面接では入社意識の高さとあなたの人間性が重視されるのです。
面接のコツは上手く話すことではありません。
あくまでもあなたらしさが面接官に十分伝わるかが大事なのです。
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