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プログラミングシンキング

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デザインシンキングがあるなら、プログラミングシンキングがあってもいい! プログラミングの経験がある方もない方も、これからの変化が激しくなる時代にプログラマーとつきあう機会が増え…
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2020年7月の記事一覧

プログラマーもデザインを理解する努力が必要

 デザイナーと一緒に開発することはとても有益ですが、プログラマー側もある程度デザイン分野…

志野柊二
4年前
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プログラマーはデザイナーの発想を頼りにしよう

 私もデザインのことをちゃんとわかっているわけではないのですが、過去にこんな依頼をしたこ…

志野柊二
4年前
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使いやすい画面の美しさと機能

 美しいからといって機能的だとは限りませんが、機能的なものは美しいと思います。元内田洋行…

志野柊二
4年前
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優れたインタフェースのカギは「誘目性」

 誘目性とは、文字通り、視線をいざなう性質です。本当に見て欲しい情報、操作ボタン、メニュ…

志野柊二
4年前
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わかりやすい画面をプログラミングするためのヒント

 わかりやすい画面を作る上で、とても参考になるのがテレビのニュースです。テレビは独自のフ…

志野柊二
4年前
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優秀なプログラマーが作るプレゼン資料

 伝達や提案に使うスライドの作成も、プログラミングのスキルと似通った点がたくさんあります…

志野柊二
4年前
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コラム1000 プログラムを再利用したがる敵がいる

 ある程度再利用するのはいいですが、再利用するためのガチガチの共通化や管理はしない方が良いと思います。プログラミングのことをあまり知らないで管理している人は、なるべく重複したプログラミング作業を減らし、過去の資産を再利用したがります。貧乏くさいなーといつも思います。誰かが着古した下着を着させられているようなものです。  私も昔はあとで使えそうな関数はライブラリ化して管理していました。ところが、ライブラリが膨大になったり、他の人が使うようになったりしてくると、必ず仕様変更が出て

コラム1001 ラッピング

 ラッピングとは、クラスや関数をくるんで、別の形で提供することです。  下記の最初の関数…

志野柊二
4年前
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コラム1010 プログラミングが完成しても仕事は終わってない

 中心部分も外側(インタフェース)も作ってプログラムを完成させて、使う人にもOKをもらったか…

志野柊二
4年前
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第5章 プログラムで表現してきたこと

 ひとつの仕事に一生打ち込むひとも多いと思います。偉業を達成できるのは、そういう人たちで…

志野柊二
4年前
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コンピュータ音楽のプログラミング

 学生の頃にジャズピアノを弾いていたり、音楽の認知過程を研究したり、ゲーム会社でBGMを作…

志野柊二
4年前
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シンセサイザーで音楽を演奏するプログラミング

 コンピュータで音楽を演奏するプログラムを書く方法は大きく分けて二つあります。音符レベル…

志野柊二
4年前
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現代音楽のためのプログラミング

 東京藝術大学作曲科の先生とのコラボレーションでは、バイオリンやピアノなどの定番の楽器や…

志野柊二
4年前
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音の波形のプログラミング

 ソフトウェアで音楽を演奏するもう一つの方法は、音の波形を直接作ることです。音符の場合は一小節(120BMPだと2秒)の間に、数バイトから数十バイトのデータ量で済みますが、音の波形の場合、CD音源の品質だと、時間の解像度が44.1kHz、空間(波の高さ)の解像度は16bit(=2バイト)ですので、一秒間に88,200バイトのデータ量になります。ステレオだとさらに倍です。音符とはケタ違いですね。  1980年代に発表されたフェアライトというシンセサイザーは、ライトペンでブラウン