マガジンのカバー画像

プログラミングシンキング

154
デザインシンキングがあるなら、プログラミングシンキングがあってもいい! プログラミングの経験がある方もない方も、これからの変化が激しくなる時代にプログラマーとつきあう機会が増え… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

プログラミングシンキング:00 プログラマーじゃない人がプログラマーと付き合うため…

第四次産業革命では、人間のすべての営みがデジタルを経由すると言われています。すでに、デジ…

志野柊二
3年前
8

プログラミングシンキング:01 機能ブロック図

あらゆる製品・ソフトウェアはいくつかの機能の集合体です。スマートフォンのメモ帳は、文字を…

志野柊二
3年前
5

プログラミングシンキング:02 フローチャート

前回のおさらいとプログラミングシンキングの位置付け 前回の「機能ブロック図」では、「(誰…

志野柊二
2年前
7

プログラミングシンキング:03 ユーザインタフェース

前回のおさらい前回の「フローチャート」では、機能、すなわちやりたいことを順番に並べるお話…

志野柊二
2年前
5

プログラミングシンキング:04 ノーコード/ローコード

前回までのおさらい これまで、やりたいことをまとめた「機能ブロック図」を作成して、これら…

志野柊二
2年前
7

プログラミングシンキング:05 ソフトウェア開発の目的

前回までのおさらい これまでの4回のシリーズで、実現したい機能から、フローチャート、ユー…

志野柊二
2年前
4

プログラミングシンキング:06 フィードバック

前回のワークショップで、 ◆ ソフトウェアを使ってもらって、どう進化していったか知りたい ◆ これまで開発してきたソフトウェアのプロセスが知りたい ◆ 既存の使いにくいソフトを分解して、改良点を洗い出してほしい ◆ どこまでがハードウェアで、どこからがソフトウェアが担うべきかの境界が知りたい というご意見をいただきました。  今回は、1つ目と2つ目のお話をしたいと思います。ソフトウェアができたからといって終わりではありません。むしろできてからが本番とも言えます。はじめは

プログラミングシンキング:07机の端のグラス

Q1. 3つの橋いつ渡る?  突然ですが、次の図をご覧ください。目的地に行くために、川を渡ら…

志野柊二
2年前
6

はじめに

 企業の多くがいま、分野を問わず、プログラミングなどの高度な情報分野に精通している人材を…

志野柊二
4年前
6

第1章 プログラミングとはなにか

 そもそも、プログラミングとは何でしょう。  プログラミングは生活を豊かにします。身の回…

志野柊二
4年前
5

誰でもプログラマーになれるか

 プログラミングをしたことのない人は、プログラマーに対して、専門的かつ特殊な技能を持つ人…

志野柊二
4年前
1

プログラムは言葉で書かれている

 ほとんどのプログラムは、プログラミング言語による文字列で書かれています。最近はひとかた…

志野柊二
4年前
3

プログラムとは処理の順序を示すもの

 プログラムという言葉は、コンピュータ以外でも、演奏会のプログラム、テレビの番組表などに…

志野柊二
4年前
1

アルゴリズム+データ構造=プログラム

 アルゴリズムとは、順番通りに行う計算式のかたまりのことです。プログラムはアルゴリズムをプログラミング言語で表現したものです。Pascal言語を開発したニクラウス・ヴィルトは、『アルゴリズム+データ構造=プログラム』(1975)という本を出版しています。確かに、プログラムを構成するものは、この本のタイトル通りなのかもしれません。  では少しだけ、プログラミングがどんなものか、具体的な事例で見てみましょう。  次に示すのは、100円のりんごの売上げと次の仕入れ数を計算する、とい