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プログラムは言葉で書かれている

 ほとんどのプログラムは、プログラミング言語による文字列で書かれています。最近はひとかたまりのプログラムを、パーツにしてビジュアル化したものを組み合わせて書くことができる、ビジュアルプログラミング言語というものも出てきています。これは、文字列の代わりに絵や図を用いるもので、直感的に書くことができるのが利点です。したがって学習が比較的簡単で、ゲーム感覚で習得できるため、子どものプログラミング学習にも採用されています。
プログラムのことを、ソースコード(source=源/code=法典、規則、符号などの意)とか、単にソース、またはコードと呼ぶこともあります。プログラミングをコーディングと呼ぶこともあります(ソーシングとは言いませんけど)。また、プログラムがソフトウェアと同じ意味で使われることもあります。細かいことは誰もあまり気にしていないので、ふわっとした理解でいいと思います。
 ちなみに、プログラミングには、どうやって作ろうかと考えたり、実際に計算や手順を書き込んだり、思った通りに動くかどうかをテストしたり、こうやってプログラムを作りましたと説明する書類を作成したりと、たくさんの仕事が含まれます。
 この一連の仕事の中で、実際に計算や手順を書き込む作業をコーディングといいます。つまり本来は、コーディング自体はプログラミング作業の一部の意味なのですが、私は好んでプログラミングのことをコーディングと言ってしまいます。コーダーですと名乗ることもあります。昔のMacintoshでプログラミングするためのソフトウェア(統合開発環境(IDE)といいます)の名前がコードウォーリアで、かっこいいなと思ったからかもしれません。

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