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精神疾患とASDについては絶対に会社に言わないと決めている

私は現在の勤め先に鬱病と不安障害とASD持ちであることを伝えていません。
今後も何か考え方が変わらない限り、言わないと思います。

理由は、経験則上、言った時のメリットよりもデメリットの方が大きいと感じているからです。


私は過去に3回、勤め先を(実質的に)クビになっています。
明確に「精神疾患がある人を抱えておくわけにはいかない」と言われたわけではありませんが、というかそんなこと言ったら会社側に問題があるということになってしまいますので言うわけないのですが、鬱病の症状が出てかなりつらくなったため上司に諸々の事を相談した結果、数週間後にクビになったという感じです。
いや、そういえば3回目の時は言われたな……辞める理由ということにはなっていないけれど別の上司に「うちでは支えきれない」的なことを……。すみませんでした……。


因みに
1回目は休職の末。
2回目と3回目は、人員整理のためという事になっています。
ご参考までに(?)。

転職には転職エージェントを利用したのですが、そこの職員の方々にも「精神疾患であることは言わない方が良い」とハッキリ言われました。
もし他の要素が完璧であったとしても、精神疾患経験がある・現在療養中であるということがバレたら受からない可能性が極めて高いからだそうです。

そうですよね。会社的には態々いつ暴発するか分からない爆弾抱えたくないですもんね。私もそう思う。

私がもっと症状を抑えられていて、もっと有能で仕事が出来て頼ってもらえるような人間だったらこんなことにはなっていないので、会社が悪いとかそういう話がしたいわけではありません。


ただ、世の中で今言われている

「鬱病について理解しよう」
「病気になったら無理せず休んでいいんだよ」
「発達障害は個性であり特徴」
「多様性を尊重するべき」
「個を生かそう」

この辺全部、そんなことは無理だ、と思うシーンがまだまだ多いと感じるわけです。
いや私が無能なのが一番悪いことは分かっているんですけど。
でもちょっと絶望はしてしまったというか(それも烏滸がましい話なのですが)。
ちょっと、悲しいな、と思うくらいは許してもらえたらというか。


世間を自分に順応させるだなんて不可能で、少しでも生きやすくなるためには自分を世間に順応させるしかないわけで。
そこのところ、今後努力できればと思います。

その方法は、今のところ「寛解させる」以外に思いつかない。



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