28.他責化を防がないとやばい。


自責思考、他責思考という言葉をご存知でしょうか。おそらくどこかで耳にしたことはあると思います。

今日は「他責化を防がないとやばい」というテーマでお話します。

自責思考とは、、、自分の行動による結果は、自分に責任があると考えることです。
一方他責思考とは、、自分の行動による結果は、他人に責任があると考えることです。

行動しない自分を正当化する時、自分の責任を自分以外の何か(誰か)に押しつけるのは、心理的防衛策の常套手段です。

楽であるとか、傷つかないとか、何らかの心理的メリットがあるので、僕たちは、自分を守ろうとして防衛策をとります。これが他責思考の正体です。

生きていく中で自責思考ではなく他責思考で過ごすのはストレスが溜まりますので、自分の心を守るために、適度な他責思考は必要だと思っています。

 ただ、「自己正当化」することに心を奪われ、自分を守ることに必死になり、他人のアドバイスに耳を貸さなくなってしまったり、問題が発生した時に自分が当事者意識を持って動かなくなったりする「他責化」は防がなければなりません。

なぜなら組織の中で他責化が蔓延すれば、何か問題が発生したとしても主体的に行動する人が居なくなります。さらにムードが悪化したり、役職者が疲弊したりなど、職員の意欲・定着率にも影響を及ぼし、負のスパイラルが止まらなくなってしまうのです。その結果、生産性が落ち、問題解決も出来なくなってしまうのです。

では、なぜ他責化が生まれてしまうのでしょうか。答えはシンプルです。
「自分を守りたいから」です。

たとえば、、、
経営の先行きが見えなくなる→上司や社長が悪い
商品が売れない→値段設定や広告が悪い
チームで結果が出ない→メンバーが悪い

このように何か問題が発生した時などに、自分を守るために誰か他の人のせいにしたりシステムのせいにしてしまいます。
一度は例のような経験があると思います。ちなみに僕もあります。
だって責められたくないですもんね。

ただし他責化のままの状態では一向に前に進むことや問題を解決することは出来ません。
組織に所属するメンバー一人一人が自分ではなく他の人が取り組んでくれるだろう思ったままでは、戦略や目標に対して主体的なアクションが生まれる訳がないです。
さらに誰かのせいにするとムードも悪くなる、負のスパイラルが止まらなくなってしまいます。
#危険

今回の新型コロナウイルスで影響で様々な企業がダメージを受けたと思います。経営の先行きが見えなくなり多くの問題が発生しました。僕が働いているアルバイト先もそうです。全ての組織で他責化が生まれていると思いませんが、他責化が生まれた企業も存在していると僕は思っています。

負のスパイラルから脱却するため必要なのが、メンバーを牽引するリーダーと組織の一体化だと僕は考えています。問題を解決するためにリーダーが主体的にアクションを起こし、バラバラになっている(他責化している)組織をまとめあげることが非常に重要だと思います。

コロナだけでなくこれから先も様々な問題を抱えることはあります。そんな時に他責化になるのではなく所属するメンバー一人一人が当事者意識を持って行動することが必要になると僕は考えました。
僕はその立役者になりたい。そう考えています。
まだまだ頑張ります。

では今日のお話は以上です。

お疲れ様でした。

おやすみ😴

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