1.個別か一般か(校長面談)

幼稚園から小学校に上がるとき、息子を個別支援級にするか一般級にするかを少しだけ悩んだ。

なぜ、少しだけ悩んだのかと言うと、ほぼほぼ支援級で過ごした方が息子にとって良いと思っていたからだ。並ぶこと、待つこと、ルールや勝ち負けのあることを頭で理解はしてはいても、まだできない状態だったし、一般級だとクラスの人数も30人以上でそれだけでも、とても落ち着いていられる訳がないと思ったからだ。

6年間通う学校の全体の雰囲気をじっくり少人数の個別支援級で感じとってもらい、少しずつ慣れて行くのがいいかな?というのが親としの方針でした。案の定、校長面接では校長室で座っていられず、校長先生の机の書類をめくり、金魚に餌をやり、ソファにダイブして、最後は小さな冷蔵庫を開けアイスを見つけてニヤリっ!としていた。本人は1分も座って校長先生と話も出来ず…校長先生の『お友達はいますか?』の質問にニコニコしながら『お友達はいません!』と答えていた。

校長先生からは、もし一般級に入るならお母さんに少しお手伝いや付き添いをしてもらわなければちょっと本人が大変かもで…と言われ、あと、こういう子は高学年になるとだいたい落ち着くことは落ち着くだろうと思いますよ。とも言われた。

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