Shu

東京・神奈川周辺でストリートを中心に写真を撮っています。 LUMIX S5 / Lei…

Shu

東京・神奈川周辺でストリートを中心に写真を撮っています。 LUMIX S5 / Leica M10-R Behance : http://behance.net/shu417

最近の記事

モノクロ写真、その変遷 -04

いよいよ完結編となる予定のモノクロ写真語り。 前回の記事はこちらから Black frameのシリーズを投稿し終えて少し経った頃から、LUMIX S5にSummicron 50mmを付けて撮る事が多くなった。 この頃の写真を見返していると相当に苦戦しながら、悩みながら撮っていたんだろうなと思う。纏まらない構図、撮りたい絵が撮れないもどかしさ。 当たり前だ、24-105mmを主に使ってきてそのほとんどを70mm-100mm付近で撮ってきているのだから。 50mmという画角は

    • 写真語り -05-

      今日はちゃんと写真を撮ったのでnoteを書く。 投稿した写真はこちら 朝出かけたのに写真撮り始めたのは昼過ぎてからだったのは、どこにスナップ行くか決まらなかったのとカツ丼の誘惑のせい。ということで、今日は横浜をうろうろしながら写真を撮ってきました。 ではさっそく1枚目から。 1つの傘に2人。楽しそうに海を眺めながらお喋りをしている姿が印象的だった。もう少しピント面薄く捉えたかったなと、少し悔いが残る一枚。 2枚目は個人的には好きな一枚。 駐車場の隙間から橋を写した。 ス

      • 補足。

        要らぬ誤解を生みたくないので、もう少しだけこの投稿についての真意を書いておきたい。 滑稽というのは少し言葉が強すぎたかも知れない。 こういう言葉も要らぬ同調を生み、意図しない人、物への否定的な意見を露見させる要因になる。 反省しないと。 僕が言いたいのはそんな事ではなくて。 例えば僕はSNS上で写真を投稿しているけど、この写真だけが僕の表現ではない。 今書いているこの文章も僕の表現なのです。 これは僕がそう思っている、という事とは別に他人から見た視点においての話で。

        • 写真・回顧録 24/03

          慌ただしく駆け抜けた年度末。 3月も終わり、先月から始めたひと月の振り返りのタイミングがやって参りました。 写真を振り返る限りでは3月もそれなりの頻度でスナップ出来たのかなと。 ではさっそく。 始まりは秋葉原から 仕事で秋葉原に向かって少しだけ時間が出来たのでスナップした時の写真。 撮るぞって力んで出かける日よりちょっと合間にっていう時の方が案外好きな写真が撮れたりする。 次は新宿の写真達。 この日は東京国際マラソンの日だった様で、応援の人達やランナーの人達などでいつ

        モノクロ写真、その変遷 -04

          モノクロ写真、その変遷 -03

          僕のモノクロ写真語りも第三部目。 今回で完結出来るだろうか。 前回の記事はこちらから。 モノクロ写真語りといっても、それほど写真について語ってはいない気がするし、そもそも写真を語れるほどの知識も経験も無い。 これはモノクロ写真を通じて変化していく僕の心情の様なものなのかも知れないなと思った。 前回はSNSへの投稿を再開したところで終わったので、その続きから。 明確に撮る写真が変わったと書いたが、撮ってきた写真に対する評価も変わった。 これまではその日に撮った写真を見返し

          モノクロ写真、その変遷 -03

          写真語り -04-

          こんばんは、Shuです。 投稿した写真について、今日も少しだけ。 今日の投稿は、昨日仕事を終えた帰りに品川駅で下車して少しだけ撮影してきた写真達。 まずは一枚目から 上部の青い部分は自分の傘。 奥には明るい飲食店などが並んでいて、欲しい絵の雰囲気に合わなかったので傘を使って隠した。 黄色の点字ブロックの側を歩く人にもっとフォーカスしたかった気持ちはある。50mmで撮ってるんだけど、ここは中望遠で抜きたかったなぁと。 続いて2、3枚目を続けて紹介 品川駅のこの広場は立体

          写真語り -04-

          写真語り -03-

          こんばんは、Shuです。 今日も投稿した写真についてぽつぽつと言葉を綴ってみようと思います。 それでは、さっそく 実は今回の写真、1枚目だけ別の日の撮影でした。 そんなに違和感ないかなぁと思いながら組み合わせみました。 そんな1枚目はお店を外側から眺める人と、建物のゼブラパターンに反応して撮影した写真。 実は左側の壁に顔が描かれている事に気づいておらず、現像の時に割とビビりました… こういう風にモノクロにした時にいい表現になってくれる建物は好んで撮ってます。 続いて2

          写真語り -03-

          モノクロ写真、その変遷 -02

          前回からの続き。 FUJIFILMのX-T3で撮影してきた写真の振り返りまでが前回の内容。少しずつモノクロ設定で撮影を始めて、今のスタイルに近づいてきた時期。 丁度写真を撮り始めて1年が経った頃だったか、僕はカメラをフルサイズ機へ切り替えた。 その機種はLUMIX S5。 今まで換算50mm位のレンズを使用してきたが、切り替えたタイミングでレンズも24-105mmに変更した。 撮影体験として何が変わったのかを集約すると ・手ブレ補正がついた ・画角の選択肢を得た ・暗所撮

          モノクロ写真、その変遷 -02

          写真語り -02-

          こんばんは、Shuです。 昨日から始めた、投稿した写真についてのnoteを今日も書いてみます。 ではさっそく。 今日の投稿は昨日と同じ日に撮った写真達。 柔らかい光に恵まれた1日。 1枚目はお米屋さんの軒並みに並んだ鉢植え。 ちょっとその並びを照らす様に光が差していて、綺麗だなと思ってシャッターを切る。奥の店内は暗かったから良いコントラストになってくれた。 カラーも良かったので貼っておく。 2枚目はブロックの壁と垂れる蔦。 わかりづらいけどブロックではなく、蔦にピント

          写真語り -02-

          写真語り -01-

          こんばんは。Shuです。 先日のトサノコージさんのnoteの記事内でその日に投稿した写真についてnoteで補完するという手法を取られていて、これはいいなと思ったので早速真似させていただく事にした。(トサノさんに感謝) ではさっそく 今日の投稿はこちら 普段撮影する事の多い、新宿や銀座・東京駅周辺の様なビル群・人の群れから距離を取って、ちょっとだけ遠くへ足を運びました。 相変わらず投稿はモノクロですが、この日は終日カラー設定で撮影していました。少し肩の力を抜いて、散歩する感

          写真語り -01-

          モノクロ写真、その変遷。

          僕の写真のイメージは? そう尋ねれば恐らく結構な割合の方がモノクロ写真と答えるんだろうな、そんな予想が出来る程度にはSNS上ではモノクロ中心の投稿をしてきたつもりでいる。 なぜモノクロ写真なのか? カメラを始めたての頃はカラーの設定で撮っていたし、Lrで色を弄って遊ぶのが楽しくて仕方がなかった。 でもある時、この写真に色はいらないなぁと思う瞬間があってモノクロ現像をし始めたのがモノクロに傾倒していくきっかけだった。 当時の僕と今の僕ではモノクロ写真を撮る意味合いは違ってきて

          モノクロ写真、その変遷。

          写真・回顧録 24/02

          早いものでもう2月も終わりを迎えようとしている。 皆さんは今月も素敵なフォトライフを送る事が出来たでしょうか。 さて、今月からnoteでその月撮った写真の振り返りをしてみたいと思う。 Xにはモノクロのストリートフォトグラフィーを中心に投稿しているけど、割と花とか撮ったりもしていて、カラー写真含めXでは投稿していない写真たちも載せられたらなと。 ではさっそく。 まずは新宿散策の時の写真。 新宿は以前から好きで撮り歩いているけど、いまだに新しい景色に出会えるのでまだまだ撮り

          写真・回顧録 24/02

          カメラを買った話。

          今年に入ってすぐ、13年間を共に過ごした家族を亡くした。 この子が動かなくなっている事に気づいてから、身体を抱いたまま暫く思考が停止していた様に思う。 それでも取り乱す様な事はなく どちらかと言うと冷静だったと記憶している。 ダンボールにいつも使っていた毛布と座布団を入れて、 その中に寝かせてあげた後、ふと写真を撮らないとと思った。 暫くこの子の写真を撮ってあげれていなかったなと思いながら 少しの罪悪感を持ってカメラを向ける。 MFレンズをつけていたので ピントを合わせ

          カメラを買った話。

          13年間の幸せ。

          1月10日。 13年間、一緒に過ごしてきた家族が旅立った。 余りにも突然訪れた別れから、まだ立ち直れていない。 今のこの感情を忘れたくないと思ってここに記す事にした。 いつもの様に朝起きて、挨拶代わりにモフモフのお腹を吸わせていただき、お礼にひと撫で。 一仕事終え昼食を済ませて、午後の仕事を開始して。 珈琲のおかわりを、と珈琲メーカーにカップをセットして、淹れ終わるまでにまたお腹を吸わせてもらおうと思って近寄る。 何か変だな。嫌な直感だった。 昼間は日差しが眩しいから大

          13年間の幸せ。

          帰省

          年が明けた。 2023年が終わった。 振り返ると割と浮き沈みの激しい一年だった様に感じる。仕事、プライベートとバタバタと、流れに乗ったのか流されたのか。 悪くない1年だったとは思うけど、やれなかった事も目立ったなぁと思う。 やり残した事は2024年に消化出来ればいいかなと、そんな風に考えながらの帰省となった。 鳥取の年末は生憎の雨、曇り。 山陰特有のどんよりとした気候は嫌いではない。 僕は3人兄弟の末っ子で、兄が2人いる。 二十歳を越えてから、兄達との関係は良くなったと