第二外国語の学習への糸口
大学入学が決まった人たちは,おそらく第二外国語の選択をしたことでしょう。入学前に,第二外国語はかじっておくといいと思います。
文字が英語と異なる場合は,文字の勉強から始めましょう。そして,発音練習です。それが終わったら,単語を覚えながら,文法体系を入れていきます。文法書を一冊通読しましょう。ポイントは,「通読する」ことです。深いことをやったり,すべての活用を完璧に覚えようとする必要はありません。とくに,ヨーロッパ系の言語の活用をすべて覚えようとすると,途中で挫折してしまいます。だからまずは,
その言語の体系を知るために,頭に通すイメージ
で文法書を読み物として読んでいきましょう。英語を学習しているので,比較的スムーズにいけるはずです。2週間もあれば,一読できるでしょう。全体像が見えている場合と見えていない場合では,大学の授業を受けていて理解度に大きな差が出ます。
また,大学の第二言語のシラバスは,英文法が入っていることを前提としてシラバスが組まれています。だから,英文法との相違点を踏まえて説明されることも多いです。基本的な英文法があやしいという人は,かなり苦労すると思うので,最低限のものは入れておくべきです。あまりに学生が英文法が入っていなくて,大学教授が困っているなんて話もしばしば聞くくらいですから…。
文法なんて嫌だ!という人は,こんなのもあります。
会話から入れて結構楽しめます。
他には以前にも紹介した,東京外国語大学のホームページにある言語モジュールですね。いろいろな言語の基本を無料で学べます。
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