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19歳、花より男子を見ていて感じること。

大好きすぎて人生でもう3回は見ている、花より男子・花より男子2、花より男子F。
ドラマの1・2回目はTSUTAYAでレンタル、3回目は2016年の99.9放送決定による再放送をBlu-rayに録るとともにみた。映画は1回目はTSUTAYAでレンタル、あとは旅行へ行く飛行機の中でみてきた。

この春はバイトを減らして自由な時間を増やしたため、人生4回目となる花より男子を改めて見てみた。映画はあまりの好きさにDVDを購入してしまった。
「きっとこれから先もまた見るだろう、そのときに映画だけないのは悔やまれる」
と思ったからだ。
結果、先週木金でシーズン1、今週月火水でシーズン2を見事見終えてしまった。


私の脳はおめでたいようにできているらしい。
松潤の美しいシーンと歌、「日本恋愛ドラマ・映画の最高傑作だ」ということだけが記憶に残っている。観ていると思い出すのだが、観るたびに展開にドキドキ・ハラハラ・ワクワクできる。

そのためR18指定をくらう直前の表現やシーンがあることが記憶から消されていて(まだ知らなかった可能性は大いにある)、この歳でやっと
ひゃ♡を味わえるようなところもあった。

この歳になると、現実にはありえない設定すぎて夢を見ることすらもやめる。ありえないとわかっていつつ、みる。
時々あまりのことに「なーにをしてるんだ」とツッコミを入れたくなるシーンもある。

それでも見てしまう。心はつくしや道明寺になってしまう。そして、時々泣いてしまう。
ほぼ丸一日使ってでも続きが気になって仕方なくなる。

しかし、今回観ていて思ったことがある。

牧野つくしは肝心なところは押さえられる人生を送っている、ということだ。

彼女は家は貧乏だし、勉強が特別できるわけでも、特別美人なわけでもない。

だけど、人間力だけはある。

彼女なりに「正しいこと」の軸・基準があって、ダメなことは相手が誰であろうとダメだと言える芯の強さがある。

また、彼女には道明寺と結ばれるまでに何人もの恋敵が現れる。恋敵たちは、人としてどうか?と思うようなことをする人から、純粋さが裏目に出るパターンの人までいろんなタイプがいて、つくしと道明寺の邪魔をする。

しかし、最後にはみんなつくしのことを認め、好きになる。一度は嫌なことや悪いことをされても、そんな人のことをつくしは許す。そしてみんな友達となっていく。

つくしのそんなところに道明寺もF4も惹かれ、最終的に花沢類も道明寺もつくしを好きになる。そして、道明寺に一途に愛される女として選ばれる。

そう、人として肝心な「人間性」が彼女にはある。だからこそ、友人も彼氏も含めて、彼女は周りの人に恵まれる。

結局のところ人生は人間関係に恵まれたもん勝ちだと思うのだ。

現実ではそう簡単に人は反省できないし、恋敵にとってのつくしのように、嫉妬の対象になる人たちは嫌われ、傷つけられるのがオチだ。
また、「ごめん」と言われようと言われなかろうと、されたことによっては簡単に人のことを許せることはないだろう。

だけど「自分はなにも悪いことをしていない」といえる生き方をし、自分を傷つけた人を許した先には、彼女のように、最終的には幸せになれる人生が待っているかもしれない。

そんなふうに生きるのは現実では難しいけどそんな生き方のできる人でありたい。

そんな人に優しい世の中をつくりたい。

そんな人に優しい世の中であってほしい。

わたしにはいくつか、囚われている過去がある。許せない人もいるし、自分を許せなかった時もある。

だけど、もう終わりにしたい。
でもそう簡単には忘れられないから

noteで問いかけたら、今度こそ、終わりにしよう。

花男をみていて、19歳の私は、そう思った。



(こばなし)

花男を見ていると、
「絶対花沢類やろ!なんで道明寺やねん!」
という人がいる。というか、ほとんどの人はそうかもしれない。
(まあ、その気持ちもわかる)

たしかに、お金持ちでかっこよくて、いつもつくしの味方でいてくれて、お金持ちとしての教養もある花沢類は、きっと最強だ。
非の打ち所は、ない。
(個人的に翔さん(櫻井翔)が演じてもハマり役になったと思う)

だけど、私はやっぱり道明寺派なのだ。
(松潤推しが影響していることは否めない)
だってなにより、つくしに対して一途なんだもの。それ以上でも以下でもない。
俺様でもプライドが高くても、全力で愛してくれる道明寺はやっぱり、かっこよく、惹かれてしまうのだ。

花沢類と道明寺司が並んだ時、やはり恋愛は理屈じゃなく本能・感情なのだな、と思わずにはいられないのだ。

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