家康を生んだ岡崎を旅して
先週、2月の人生初一人旅・東京-静岡編に味をしめて、岡崎へ日帰り一人旅に行ってきました。
noteに書きたいことがいくつか浮かんでは、納得のいくような言語化ができずに、開いては閉じての繰り返し、な1週間でしたが、
記憶から溢れぬうちに、まずは岡崎旅行記を残しておこうと思います。
紀行潤礼・静岡編はこちら▽
過去の旅行記はこちら▽
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岡崎旅を3月8日(水)にすることは、2月28日に決めていたことでした。
その理由は、岡崎大河ドラマ館で家康家臣の誕生日を記念して毎月配布される特別来館記念証があって、3月は槍の名手・渡辺守綱が選ばれ、8日の8:30~配布されると知ったから。
現地で使うお金より交通費が高くなってしまう関西在住の私は、大河ドラマ館の年パスを買うこともできないし、買っても元がとれるほど通えない。大河放送中に岡崎に行けるのはこれが最初で最後かもしれない。それなら大河の中で、岡崎がフィーチャーされている今のタイミングで行くのがベストだろう。どうせなら、特別来館記念証をもらえる日にいくのがベターだろう。
そんな想いで、8日、私は4:45に起床した。
朝ごはんをせっかく新幹線で食べることにしたのに、最高気温20度ということで、服装に悩んだのは予想外だったけど、なんとか予定していた電車に乗ることができた。
いつも利用している自転車置き場はまだ空いていないから、歩いて駅へ向かった。早朝5:40はまだ月が出ていた。
駅近にある、大好きなフランスパン屋さんはファンキーな音楽を流して仕込みをしていた。5時台ラストの普通電車は立っている人がそこそこいるくらいには混んでいて、私のように旅行に向かうであろうトランクを引いている女子高生〜女子大生の2人組もいれば、お仕事に向かうであろう方々もいて。
だけど、こんな朝早くに電車に乗っている、というその1点だけでみんな仲間になってしまえるような気さえした。
6:24、新大阪に着くと、空はすっかり朝の顔をしていた。
新幹線のチケットを買ったのもこのタイミング。ありがたいことに私はまだ学割が使えるからみどりの窓口じゃないとダメで、前日までに買っていないと即当日行き。今はスマートEXとかの窓口を利用しない方法もあるから当日派は少ないと思いきや、いつも窓口は並んでいるし、新大阪から名古屋でチケットを買いたかったのに「改札内だからPiTaPaの履歴消して(自宅最寄り)駅からでないと買えません」って言われて損をした。社会人になったら絶対スマートEXにする、と固く誓った。
本当は新幹線の中で優雅にスタバを飲みたかったけど、相変わらず新大阪のスタバは激混みで、あまり時間もなかったものだから、とりあえずおにぎり2つと温かいお茶を買って新幹線に乗り込んだ。
この時間の自由席は、乗っている人が全員窓側に乗っても窓側が余るほど余裕があって、のびのびと過ごすことができた。
おにぎりを片手に、この旅のお供本・『もしも彼女が関ヶ原を戦ったら』を読んだ。窓から洩れる青空の明るさが心地よかった。
人生はじめて名古屋で下車して思ったことは「もっと新幹線安くなれよ」だった。いや、まあ新大阪から東京に行く半額以下で往復できるんだから、いい方なのだけど、でも「乗車券と特急券どっちかだけの値段で片道」くらいで、適正価格な気がするの、気のせい?1時間も乗ってない、かつ自由席なのに6000円弱とられるってぼったくりやん???JR自宅最寄り駅からJR京都行く時間と変わらんのやけど、値段は5倍なんだが?
気を取り直して。
JR名古屋から名鉄名古屋へ乗り換えて東岡崎を目指す。
7:00台の駅地下はなーんにも開いてない。
名古屋にはどうする家康のための「家康ゆかりの地インフォメーションセンター」が設置されていて、一瞬テンション上がったのに、開くのが10:00からだった。遅い、遅すぎる。でも、インフォメーションセンターがあるというその気概・気合いが素晴らしい、素晴らしすぎるぞ、愛知。
ここには帰りにまた寄ることになるのだけれど、閉められている虚しさを表す1枚がこちら。
少々迷いつつ、名鉄名古屋駅に到着。
Yahoo!乗換案内が示していた、JR名古屋から名鉄名古屋まで乗り換えに17分かかるというのは嘘でした。迷ってもそんなかからん。
事前のリサーチで知っていたお得な切符を求め、駅員さんに「どうする岡崎家康公きっぷ、ください。」と言って、無事入手。
名鉄名古屋-東岡崎/岡崎公園の往復と、大河ドラマ館と、岡崎城と、名鉄の特別車両割引券がついて1820円。ちなみに、どうする岡崎家康公「周遊」きっぷ、にすると2190円になる分、東岡崎-大樹寺の名鉄バス1日乗車券と大樹寺宝物殿拝観割引がつくけれど、私は愛知環状鉄道の松潤ラッピング車両に乗りたかったので今回は周遊じゃない方にした。
名鉄名古屋ー東岡崎は特急で32分。
岡崎って結構名古屋から遠いんだなぁと知った。
東岡崎に着くと、↑のように大河盛り上げが素晴らしかった。殿のポスターも至る所に貼られていて、朝イチで店が何も開いていなくて寂しかったところ一気にテンションが上がった。
外に出てみると、松潤が出ていた回の鶴瓶さんの番組で松潤に会っていたYouTuber?の東海オンエアでも賑わっていて、実はこの看板に限らず今後もちらほら東海オンエアには遭遇することになる。
東岡崎から岡崎公園までは、Googleマップによれば8分とのことだが、実際はもうちょいかかる。15分くらい?
少し別府が思い出されるような道を歩いて、歩道橋を渡り、てくてく歩くと「殿橋」という橋がある。すると川の対岸には岡崎城らしき建造物が見えるし、景色もいいし、非常にテンションが上がってくる地区に入る。
橋を渡り終えた先の川沿いの道は「竹千代通り」というらしい。都会でもなく、田舎すぎず、見晴らしのいいこの道が、私はすごく好きだ。
竹千代通りには、菅生神社という神社がある。
すごく小さいけれど、歴史ある由緒正しい神社だった。帰りに寄ることになるのでまた後ほど。
菅生神社から少し歩くと、常に右手に岡崎公園が見えている状態で、問題はどこから入ればいいかだけだった。最初に見つけた入口はトイレのところで、どう考えても正規ルートじゃないのでスルーして少し歩き、赤い橋のかかった入口に辿り着いた。常にお城が視界に入ってきて、つい行きたくなるのだけれど、今回の旅のメインである大河ドラマ館を優先し、奥まで歩いていく。
8:57、ドラマ館に辿り着いた時には、すでに↓のような写真2枚分の長蛇の列で焦ったけれど、特別来館証先着300枚のうち「109」の番号札が手渡されて一安心。めっちゃ並んでるやん、と思ったけど、係のおっちゃんたちの会話によると「この時点でいつも300人くらい並んでるのに、今日はまだ100人くらいだねえ」とのこと。9:00開館なのに実はもう入場しててこれなのに、これでもマシな方らしい。さすが我が推し。
「先に入場券引き換えてきてね〜」と係のおじちゃんに言われ、券売所にいくと扉にアートが施されていてどこまでも大河を一緒に盛り上げたい!という岡崎の気持ちが見て取れて嬉しくなった。
9:00に開館し、特別来館証も無事ゲットして、続々と中へ。
中に入ってまず最初は、静岡でも見た人物相関図、主要キャスト+スタッフのインタビューボードの掲示、そして松潤の衣装がある部屋。
廊下には大河の映像が流れているスクリーンがところどころあったりして、階段を下り、この建物の元々の用途である『三河武士のやかた』の展示へ。
展示は家康の一生や、松平家の系譜的な側面が強め。
品は複製が多めだったけど、『三河物語』の原本は確かここが所有しているらしく、それは震えた。
部屋の終盤には関ヶ原の展示。すごく力が入った作りになっていて、戦国武将ゲーム風のイラスト・声で家康・各武将が語る感じで解説が進んでいって、その下には関ヶ原の陣形が再現された模型が、解説に合わせて動いたりスポットライトが当たったり。その周りには年表風に解説が書いてあったりもして、戦国好きにはたまらない展示だった。
ちなみにこのあたりから、近所の小学校低学年〜中学年くらいの校外学習集団と被った。小学生たちが関ヶ原の展示を聞いて、見て、熱心に校外学習用のボードにメモしているものだから、手元を覗きたくなった(してないけど)。中には"この子、どう考えてもちゃんと聞いてないよな〜、歴史好きじゃないんだろうな〜"ってタイミングで関ヶ原の展示から去っていく子もいて、おもしろかった。私からすれば、こんな歴史の街に住めて、小さい頃からその遺構に触れられるのは羨ましい限りなのだけれど。
次は降りてきた階段を登って、どうする家康コーナーへ。
静岡と同じ内容のパネルは形や展示方法が変えられているし、それ以上に内容が違う展示が結構あって、これは静岡・浜松・岡崎それぞれ巡り甲斐があるな〜という感じ。そもそも、それぞれの地に家康がいた時期が違うわけだから、ドラマの流れに合わせて展示内容も変わるだろうし、それぞれの地 特有の家康が見えるだろうから、やっぱり浜松も行かないとな〜。
岡崎オリジナルとして一番嬉しかったのは、↓の等身大電子パネル。
松潤に限らず、主要キャストがランダムに出てくるもので、それぞれが現れるタイミングでパシャパシャするのに忙しかった。このエリアにいた係のおじちゃんはすごく愛想が良くて、「好きな人が出てくるタイミングで写真撮っちゃってくださいね〜!」とか、嵐バッグを持って熱心に展示を見ていた私に「大河ドラマ観てますか?」とか「この衣装は実際に俳優さんが着用したものなんですよ〜」とか話しかけてくれた。優しい。
そのあとは、駿府と同じ人物デザインのパネルがあったり、今回は各国デザインのパネルがあったり↓。
そのまた奥は撮影NGの岡崎を巡った松潤の生写真展示や、ムービールーム(インタビュームービー+家康ゆかりの岡崎スポット+松潤メッセージムービー)、出演者サインの展示があったりして、ドラマ館は終了。
生写真、静岡verに引き続き岡崎verも美しかった。。。
係のお姉さん曰く「ファンの方は、松本さんと同じ場所で同じアングルで撮るようにされるみたいですよ」とのこと。生写真は撮影NGなのにちゃんと目に焼き付けて同じように撮れるようにするという楽しみ方もあるんだな〜と勉強になった。
私が撮影した写真たちによると、だいたい1時間20分くらい中にいたことになる。かなり見応えのあるドラマ館でした。これで大人800円は安すぎる。
この段階で10:20くらい。
お土産を買いにおかざき屋さんへ。
とは言っても、静岡でも買ったからそんなに買うものはなかったのだけれど、紙類が多いからクリアファイルは必要で、松潤デザインのポチ袋は各地でデザインが違うらしいので買わなきゃで、その2つを。
そして観光案内所も兼ねているこのハウスは、岡崎マップやガイドブックや地元紙やなんやらのフリーペーパーがたくさん置いてあって、そういう紙類に目がない私は、この後の予定を決めるためにも、とほとんど取って、買ったファイルに入れていった。
すると観光案内所の方がきて、「こちらもお渡ししておりますのでぜひ」と言って、家康館や静岡でもらったものとはまた違う松潤のパンフレットをわざわざ渡しに来てくれた。静岡の人も、岡崎の人も、みんな優しくて温かい。
10:50。岡崎公園の中にある家康のからくり時計は30分に1度、舞ってくれるというので、もらったパンフレット類を見ながら11:00を待つ。
11:00。からくり時計が調整中とのことで、管理のおじちゃんが集まってくる人たちに「ちょっと待ってね〜」と呼びかける。みんな笑う。温かい。
からくり時計を見終わって、11:38に中岡崎駅から松潤のラッピング電車が発車するというので、それに乗って大樹寺へ行き、岡崎城は大樹寺から戻ってきてから行くことにして、11:20ごろまでは岡崎公園を散策した。
ドラマ館でも説明されていたように、石垣が至る所にあって。ただ石を積み上げただけのものから、ちゃんと削ったりして調整して積み上げたものもあって、岡崎城の歴史を感じた。
岡崎城が見えるところには↓のような、セルフ撮影用のテーブルが置いてあって、私のような一人旅勢にも優しかった。
岡崎城の横に立つ、龍城神社へお参りに。
ちなみにここは松潤も生写真撮影で訪れていた神社。
お守りやおみくじのバラエティがあまりにも豊かで、どれにしようか迷って結局どれもやらずに買わずに帰ってきてしまった。
そろそろ中岡崎に向かおう、と来た道の方に戻り、逆方面へ歩く。
岡崎公園から中岡崎駅に続く道は、個人宅のような宿が多かった。都会でもなく田舎でもなく、空気がおいしめの住宅街、という感じ。
松潤の撮影に夢中で乗り遅れたら元も子もないので、とりあえず乗って、大門駅に着いてから外装は撮影することにした。ちなみにそれで本当に正解だった。
車掌さんも優しくて、私が松潤を撮りたいのを理解して撮り終えるまでほんの数秒間だけど、発車を待ってくれた。
ありがてえありがてえ、と思いながら降りると、大門の駅はThe・無人駅だった。改札がないから切符の人は車内支払いだし、ICの人はチャージする機械みたいな機械にピッてするだけだから、チャージ残高がないと終わり。タダ乗り確定。私はPiTaPaが普段オートチャージなものだからICで乗ったけど、オートチャージは関西圏内でしか使えなくてチャージが必要で、結局帰りに乗車証明を取って中岡崎に戻ってきた時に往復分支払った。大門駅、タダ乗りしてる人いそうで心配。
大門駅で降りると、そこはThe・田舎町だった。
これ、真昼間に来てよかった〜って思った。でもこの時間でも1人で歩くの怖く感じるくらい。田舎の下町住宅街って感じで、しばらくは個人経営の工場や工場付の家が続くし、大門駅で宣伝されてた老人ホームがある。
それらを抜けた先には急に大きな道があって、オートバックスとかTSUTAYAとかあって、家があって、そんな中にポッと大樹寺が建っていて、一気に雰囲気が変わる。
ちなみに工場があるあたり(大樹寺から15分圏内)から一帯は「大樹寺◯丁目」という地名になるし、大樹寺の真向かいは「大樹寺小学校」だった。すごいなあ。
宝物殿も拝観した。家康お手植え?のシイの木がある庭園とか、冷泉氏が描いた障壁画とか。なにより、松平家・徳川家代々の等身大の位牌。国宝だらけで歴史の重みを感じる不思議な空間だった。(もちろん撮影NG)
外に出て、墓地?霊園?を進むと、多重塔があったり、家康が一度はこの前で自害を覚悟したと言われている松平八代の墓所があったり。"ロケで、ドラマで、一度は見たあの場所"を次々と見ることができて嬉しかった。
↓は大樹寺から岡崎城が望めると言われているビスタライン。
私の写真は撮り方下手で岡崎城が見えづらいけれど、晴れの日だからよーく見ると見える。良い眺め!
ビスタラインを眺めたあとは、大樹寺境内にある味自慢の五平餅(250円)をいただいて、速やかに大門駅へ。
中岡崎に戻って、中岡崎ー大門の往復賃金を払って、ふと柱を見ると、大樹寺にもあった"フラッシュ撮影で内容が変わるポスター"を発見。大樹寺のものとはまた中身が違いました。
中岡崎から岡崎公園に戻ってきて、まだ見れていなかった家康の産湯や井戸のあたりを散策して、城の中へ。
城の中は、家康!というよりも、岡崎「城」自体の歴史とか、岡崎という「まち」自体の歴史という側面が強い展示だったように思う。
岡崎城リニューアルで1番変わったであろう3階?のARはおもしろかった。
城とか、街並みとか、味噌工場とか、いくつか場面に応じたモード切り替えがあって、床の映像を踏むと場面に応じたアイテムだったり、登場人物だったりが映像に追加されていく。当時の様子がわかって勉強にもなるし、目だけじゃなくて全身を使って楽しめる空間で、楽しかった。
最上階には記念スタンプや版画があったけど、版画はみんなあまりできていなさそうだった。。。
眺望は見る方向によっては、大樹字が見えたりしていい感じだった。
ただネットが掛かってるから、風景を写真に撮るには向かないかなぁ。
*
岡崎公園を出て、行きに行けなかった菅生神社へ。
縁結びとか安産とかの神様らしい。
東岡崎駅に着いたタイミングは名鉄名古屋行きの電車がちょうど出た時で若干微妙な時間だったけど、観光案内所があって入ってみると、東海オンエアのサインがあったり↓、もちろんどうする家康関連の案内もあって、5歩くらいで見終わるのになんだかんだ楽しめた。
東岡崎からの出発が15:20くらいで、名鉄名古屋に着くのが15:50くらい。
このあとどうしようかな〜と思って、徳川美術館に行く線と名古屋城に行く線を考えてみたけれど、名古屋駅から徳川美術館までは30分かかって、徳川美術館は17:00に閉まるから無理。名古屋駅から名古屋城は2本電車を乗り継いで11分で着くのに、運悪く名古屋城天守閣が臨時休業だった。だいぶ疲れていたし、仕方がないので、思っていたよりは早いけど、名鉄名古屋に着いたら少しお土産を見て帰ることにした。
東岡崎→名鉄名古屋の車内では大爆睡で、もう少しで降りそびれるとこだった。危なかった。
このまま帰るのも忍びないので、せっかくだからカツサンドを買うことに。
検索したところ、名鉄名古屋駅の地下にあるコンパルというお店のテイクアウトの味噌カツサンドが美味しいとのことだったので、買った。後々、新幹線で1つ食べると、今まで食べたどのカツサンドより美味しくて、これを食べるためだけに名古屋にまた来たいと思った。
カツサンドを入手して、少しぶらぶら地下を歩いてみると、美味しそうなパン屋さんが色々あってまた訪れたいな〜と思った。
行きのとき閉まっていた観光案内所が開いていたので、少し立ち寄った。
自宅には味噌煮込みうどんを、彼にはえびせん?を、お土産に買って、新幹線は(今度こそ)名古屋→新大阪の自由席で買って、相変わらずスタバは買えずに乗車した。
16:41 名古屋発の、帰りの新幹線はさすがに激混みで、開いている座席がなかなかなかった。仕方ないので、廊下側の席に荷物を置いていた窓際の人に「ここいいですか」と尋ねて座った。カツサンドを1つ食べると、大爆睡だった。
岡崎旅をふりかえって
岡崎・浜松・静岡の中で1番大河と一緒に盛り上がっていこう!という気概を感じる街が岡崎な気がしています。松潤ファンとしてそのことをとても嬉しく思います。
歴史の街といえば関西は京都・奈良で、京都には割と行き慣れていますし、好きです。
ただ観光地として有名すぎて、観光地としての責任のようなものがあって、景観をしよう!とか、保とう!という意識が強くて、当時のままか?自然体か?と言われると、そうではない気もしています。京都も観光地・中心地から一歩逸れると、すぐに田舎になります。でも関西に住んでいる人以外、ほとんどその自然体の京都は見ることなく終わるのではないでしょうか。
一方、岡崎は観光地に値するスポットがあるのに、いい意味で観光地っぽくなくて、歴史という文脈において自然体で「ああ、きっと家康もこんな岡崎を愛したんだろうな」と思わせられるような、そんな魅力のある街でした。特に大樹寺のあたりは、本当に自然体で、普通に生きていたら訪れることも知ることもなく終わっていたであろう、あるがままの岡崎を知れた気がして嬉しかったです。
有名な観光地や、SNSで人気のスポットを巡る旅も、もちろん楽しいです。
でも、ふらっと街を訪れて、その街に住んでいる人だけが知る素顔を知るような旅も、旅ならではの魅力が詰まった旅なのかもしれないなぁ、なんて。家康をめぐる一人旅をしているといつも、思わせられます。
お土産たち
行程表
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どうする岡崎家康公きっぷ
(東岡崎/岡崎公園〜名鉄名古屋往復+大河ドラマ館+岡崎城+名鉄特別車両割引券)
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