本は杖やビート板
本を読んだら人は変われるか?
結論を言うと、
本を読んで”行動すれば”変われる。
ただ、本を読んだだけでは変われない。
本は本気で何かをしたい人間にとっては杖やビート板のような役割をすることはあるけど、本だけの力で人間を変えることはできないと思う。
だから、とめどなくダイエット本が出ては売れるし、自己啓発本も売れる。本当に変われるのなら、一冊出版されたらその一冊以降売れない筈。
やっぱり本人の意思と行動ありき。本は杖やビート板。
引用元:若林正恭「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」
引用した通り、変われるかどうかは「本人の意思と行動」ありきなのだ。
例えばダイエット本を読むことで、ダイエットの方法を知ったとする。
でも、行動に移すかどうかは自分次第。
「痩せる」という目的を達成するためには、
他でもない自分が本で得た知識を基に
トレーニングや食事法を実行しなければならない。
理想の自分を想像しているだけではダメで、実際に行動する必要がある。
noteの更新だってそう。
書くのは自分自身。
「書こうと思い浮かべただけで、魔法のように記事が書きあがっている!」
…なんてことはなくて、自分自身で書き上げないと記事は生まれない。
ただし、本が強力な味方になってくれることは事実だ。
僕は今年簿記3級を取得したのだが、簿記の教科書や問題集がなければ、簿記の知識を集めることから始めなければならなかっただろう。
簿記3級に合格するための知識がその本にギュっと詰まっていたおかげで、効率よく資格を取得できた。
行動を辞さない人間にとって、本は心強い武器になってくれる。
そういう意味で、「本は杖やビート板」という若林さんの比喩は的を射ているなあと感じる。
僕は若林さんのエッセイを”杖やビート板”として、
よろめき、溺れかけながらも、今日を生きていこうと思うのです。
ではでは!
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