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自己肯定感が低いときは整理整頓をしろ!【追記あり:21/7/25】

僕は落ち込んだとき、家の中を整理整頓するようにしている。

数ヶ月前までは毎日「この場所をキレイにする」と決めて家じゅうを整理整頓していた。

毎日していたら、整理整頓する場所がなくなったので、やめてしまったけど、モノがたまり始めてきたのでまた始めようかと思っている。


落ち込んでるときに掃除なんかできるか!って思うかもしれないけど

落ち込んでいて何もできるような状態じゃないからこそ、単純作業の掃除をするべきなのだ。

整理整頓をして得られるメリットをまとめてみる。

▶成果が目に見えてわかる

自分に自信を失っている最中でも、感情を無にして、部屋や収納を片付ければ自然とキレイになっていく。

自分が部屋をキレイにした成果が目に見えてわかるので、

「こんな自分でも、できることあるんだ!」

って自信がちょっと回復する。

自信の回復→もうすこし掃除しよう→さらにキレイになる→自信の回復

…というように正のスパイラルに入り込めば、整理整頓だけでなく日常生活でも少しずつ挑戦していけるようになる。

正のスパイラルを生み出す最小単位に最適なのが整理整頓なのだ。

▶没頭できる

僕のバイブルといっても過言ではないオードリー若林さんの「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」の「ネガティブモンスター」での一節。

ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ。

何かに没頭して時間を圧縮して、「ネガティブ」に入る隙を与えない。

若林さんは没頭できそうなことを書き連ねた「没頭ノート」というものを作っているそうだ。そのリストの中にも、”トイレ掃除”があった。

また、若林さんの知り合いの作家さんの奥さんは、深い悩みに囚われた時に家中の掃除をする、ともある。

やっぱりネガティブ思考のスイッチを切る手段として、整理整頓や部屋の掃除は没頭の手段として有効なのだ。

整理整頓は「今、目の前のこの場所をキレイにする」ことに没頭できる。

目標が明確でシンプルだからこそ、「没頭」するにはもってこいなのだ。

▶仕事の効率化

整理整頓はその作業中だけでなく、終わったあとも効果が持続する。

アートディレクターの佐藤可士和さんが書いた著書に「佐藤可士和の超整理術」という本がある。

佐藤可士和さんはユニクロや楽天、セブンイレブンなどのブランディングに携わる有名アートディレクターだ。

街を歩けば、彼が生み出したロゴを多数見かけることが出来る。

仕事の整理術の最初の段階「空間の整理術」でプライオリティ(優先順位)をつけるというものがある。

その具体的な方法の説明は本に譲るとして、「なぜ空間の整理をするのか?」が重要である。

すっきりとした空間を作ることで仕事の効率が上がり、リスク回避につながるというのだ。

どこに何があるかを把握しモノを見つけやすくなることで、物事を進めるスピードが加速し、仕事が効率化するということだろう。

あと、単純に身の回りのごちゃごちゃを排除することで、視界から雑念が消し去り、思考がクリアになるという効果も期待できる。

物理的にも、精神的にもスッキリできるのだ。

▶思い出に現実逃避

溜め込んだモノたちを整理すれば、当然思い出の品が出てきたりもするだろう。

思い出の品から、昔の記憶に思いを馳せることでプチ現実逃避できる。

「今はこんなにつらいかもしれないけど、過去にはこんな楽しいことがあったんだから、未来にも楽しいことがあるかもしれないな」と気づくことが出来る。

落ち込んでいるときは「今、ここにいる現状」が全てだと思ってしまうほど、視野が狭い。

そうではなくて、過去を振り返って、未来を思えば

今の現状が永遠に続くわけではないと冷静になれる。

嫌な思い出がよみがえる品は、この機会に捨てちまえばそれでいい。

良い機会になったなと思えれば、どんな思い出の品が出てきてもいいじゃないの。

▶不要なモノをメルカリで売れば、お金も手に入る

空間がスッキリしたうえに、不用品をメルカリでお金に換えられるなら、

まさに一石二鳥

過去にハマっていたが、今は興味なくなってしまった”眠れるお宝”が潜んでいるかもしれない。

「ヘコんでたけど、お金が手に入ったからまあいっか…」

って思えるかもしれないし、人間って意外と現金な生き物ですよ。


これだけのメリットがある「自己肯定感が低いときの整理整頓」

これはもう…

整理整頓やるしかねぇので!!


【追記:2021/7/25】

整理をするのは何も物理的なモノである必要はなく、データでも全然良いと思う。例えば、スマホ内の写真やHDDに録り溜めてあるテレビ番組とか。

スマホやHDDの容量が空くし、思い出に浸ったり、見たかった番組を発掘したり…

データであっても整理の後、スッキリすることに変わりはないはず。

(選別に吟味しすぎて、なかなか先へ進まないことには注意するべきですけどね笑)

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若林さんの「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」はこちら↓

「佐藤可士和の超整理術」はこちら↓


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