すずめのやってみた英語の勉強法3
すずめのえいご屋さんへようこそ。
執筆者のすずめです。
前回の記事で英語のリスニングを鍛えるために、アメリカのドラマなどをたくさん聞いてみることにした事を書きました。
今回はその続きです。
映画を使って英語のリスニングトレーニングしてみたら
他の言語のドラマを字幕で何十時間も見たら、ある程度その言語のわかる部分が増えていた経験から、すずめはアメリカのドラマなどをたくさん聞いてみることにしました。
それまでもアメリカのドラマなどを見た事がなかったわけではありませんでしたので、字幕を見ながら聞くだけならなんとなく出来そうだなとハードル低めで取り掛かることが出来ました。
ただ、この時すずめははじめからドラマにターゲットを絞っていたわけではありませんでした。
ドラマに取り掛かる前に、とりあえず家に自分で買って持っていたハリーポッターの映画のDVDを使ってどのくらいその時点で英語が聞き取れているのか確認してみることにしました。
1度見た映画でしたが、自分のリスニング力チェックのために、字幕をつけてもう1度見てみたところ思った以上に聞き取れていなかったので、英文が上手く聞き取れてなかった所などは、英語字幕を出して言われているセリフを確認していきました。
結局ある程度全体的に日本語字幕を見ながら英語のセリフを聞いてどんな文で言っているのかが把握できるようになるまでおよそ50回程繰り返して見ていました。
え!?と驚かれるかもしれませんが、仕事が終わった後に1晩に1回、ご飯など食べたり、軽くお酒を飲みながら見たりしていた感じなので、2ヶ月弱くらいかかりました。
映画で英語のリスニングを鍛えてみたらこうなった
自分のすごく好きな映画でしたし、だんだんと目に見えてわかる英語の部分が増えて行ったので、思った以上に楽しく進めることができました。
この2ヶ月弱の学習でまず驚いたのが、英語の音素に対する感覚がかなり向上したことが感じられました。どういうことかと言いますと、それまですずめが感じていた以上に英語には音が多いことに気がつきました。
日本語の音素の数はだいたい24個くらいなのですが、このとき気になって調べて調べてみたら、英語の音素の数は44個と倍くらいあることがわかりました。
この時点ですずめはまだ日本語の「あ」に近い音が英語には3つも4つもあることがはっきりとは理解出来ていませんでした。発音記号を少し勉強していたのですが、まだそこまで真剣に学んでいなかった上、そもそもそれまでのリスニング経験の量が少なすぎてそれぞれの音のちがいがまだよく聞き分けられていない状態でした。
今ですから恥をしのんで振り返って書いていますが、英語を教える仕事についてはみたものの、この時のすずめの英語力はまだまだ足りない部分が多かったなと反省しています。(もちろん今もまだがんばらないといけないのですが…)
ここである程度英語をまとまって聴き込んで、わかる状態の英語が増えたので、発音記号の音に対する理解度が向上しました。
さらに、日本語字幕を見た後に英語字幕を確認することで、より自然な日本語と英語の間での使い方というか対応表みたいなものが自分の頭の中にできるようになっていました。
どういうことがといいますと、
「だからみんなお前の名前を知ってるんだ」
"That's why everybody knows your name."
「僕はケンだよ。…で君は?」
"I'm Ken, by the way. ah…you are…?"
のような学校などで学習するよりもよりナチュラルな英語の言い換えのパターンを増やすことができました。
ここですずめは書き言葉の英語と話し言葉の英語がかなり変わることに気がつきました。
たしかに学校などで学んだ文法や単語を使うのですが、話し言葉になると書き言葉よりかなり文法的にくだけた感じになることがわかりました。
映画でリスニングトレーニングしながら口語英語と文語英語のちがいを感じる
こちらの、
"I'm Ken, by the way. ah…you are…?"
という文ですが、当時のすずめが会話で言いたいとしたら、下のようになっていたと思います。
"I'm Suzume. May I Have your name, please?"
すごくガチガチした文だと思います。
これ程同じことを聞きたいのに印象が変わるのかと驚き、すずめはこの口語的な英語をもっと知りたいと思うようになりました。ただ、口語英語のテキストなど当時すずめは見つけることができなかったので、結局洋画などのDVDの英語字幕で覚えて行くことにしました。
ハリーポッターを50回ほど見終わってほとんどのシーンがだいたいどんなことを言っているのかわかるようになったころ、さすがにすずめも飽きてきたので、別のものを見たくなってきました。
そこでまだサブスクなどない時代でしたので、とりあえずレンタルショップに行ってアメリカのドラマを借りてみることにしました。
日本で学ぶのはアメリカ英語?それともイギリス英語?
この時にアメリカのドラマに決めた理由は、単純にすずめが興味があったのがアメリカ英語だったこともありますが、日本で使われている試験や教科書の英語の音声がこの時すでにかなりアメリカ英語のものが多かったからです。
一応日本の義務教育で教えられる英語は英国英語だったそうなのですが、その当時日本に広まっていた海外文化ではかなりアメリカのものが多かったので、とりあえずは先にアメリカ英語に慣れることにすずめは決めたのでした。
またまた今回でも書き終わることができませんでした。
このリスニングの勉強法は振り返ってみると本当に私の血となり肉となりましたので、あと1回で終わるかわかりませんが、できるだけわかりやすく丁寧に書きたいと思います。
ここまでお読み下さりありがとうございます。
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