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女性のスーツ-すずころ日和 オケージョン-

こんにちは。皐月です。
今日ものぞいてくれてありがとうございます。

さて、スーツ。
あなたはよく着ていますか。それとも全く着ないかな。

仕事着として、の比重が圧倒的なアイテム。
普段着のスーツって無い、皆無?かな。
好みよりも仕事内容によって着る着ないが分かれることが多いこちら。

そんな着ない組が「着る」ときもあるのが、またスーツ。
冠婚葬祭、そうオケージョン。

オケージョンっていつからか聞くようになりましたよね。

オケージョン=特別な式典、儀式、祭典。特定の行事で求められる服装。

ちなみにフォーマルは「正式」「公式」だそうです。微妙な違い。

男性は大体どのシーンでも仕事用スーツで大丈夫。違うのは喪服くらい?

そう、女性。
この時期だけ必要だったりするスーツ。
卒業式・入学式、そうオケージョン!

華やかに?でも主役じゃないから、おとなしめ?でも地味すぎるのは…。
コロナ禍で久しく無かった、特設売り場も今年は設けられていました。

もうすぐ卒業式。
あ、わたしもスーツいるじゃん?!と気づいたのが3月入ってすぐ。
すっかり、すっぽり自分のことが抜けていた。
いや、予定には行く気満々でいれていたけれど。
なんていうかシナプスが繋がってなかった。

「あれとあれの2着あるな」と下の子の入学式で買った3年前のスーツと、一度も使ったことのないオケージョン用スーツを思い浮かべる。

サイズがいける?

仕事用の黒いパンツスーツは一つある。
オールマイティーなスーツとして断捨離から逃れた彼女。
最悪、これにブラウスさえ着れば、いける。

野良ごころ満載の私。
試着が面倒だあ。

今朝、起き抜けに「ああ、まだ卒業式のスーツ試着してない〜…」と呟いてしまった。
目の前には旦那さんと、上の子。


「お母さん?!ちょっと、来週なんだけど?!え、いや、今すぐ確認して!!」
「いやね、わかっているんだけどさあ。一応目星はつけてるからさ〜」
「今すぐやるよ。嫌だよ、変な格好でこないでよ!!

ああ、女子よ。。
きびしいねえ。。

意外と行動力がある上の子にクローゼットまで連れていかれた。彼女にこれとこれ、と渡す。
流石にスイッチがはいって、着替えるわたし。

おー。すごい。きちんした人に見える。

2着とも無事に入った。気になるのは丈かな。膝が微妙〜。

「髪型はね、当日はこうしてね」

髪型の指定まで受けてしまった。巻くの?え〜…
「大丈夫、最初はスライド流すから。最悪遅めについてもいいから」
え、そこまでこだわるの?綺麗なお母さんモードって大変だ。

式典に備えたスカートスーツ2着と仕事意識したパンツスーツの計3着。
どれも着てみた。
パンツスーツには去年の春用に買った水色の刺繍入りのブラウスを合わせる。

「これ、かわいいね」
「去年の春買ったけど、お母さん休んじゃったから結局着なかったんだよね」

初めて袖を通したそれは、着てみると着丈も良く袖が少しパフスリーブにもなっていてとてもかわいかった。黒いパンツに水色のブラウス。
「よく職場にいる人みたい」と言ったのは夫。
「できる人みたいだよね〜」と私も返した。

春。
久しぶりに着たスカートのスーツは清楚な女性に見える。
パンツスーツは仕事ができる女性に見える。

スーツマジック。
男性に言われることの多いこの表現。
旦那さんもスーツを着るけど、うん。ワイシャツの袖のボタンを最後に留めている姿が実は好き。(本人には、言わないけれど( ̄ー ̄ ))


女性にも、魔法はかかるようだ。

卒業式とその後の中学の入学式に着るものを娘の意見で決めた。
「スカートで来てね」

卒業式にでることができるのだろうか?

その心配をしていた先々週を思えば、この「出席するのが当たり前」として話す上の子の姿を、心底嬉しく思う。もちろんこれは秘めた思い。

オケージョン用を買うのもったいない〜
試着、めんどくさい〜

これが言える「当たり前」を、当たり前じゃないことに最近よく気がつくよ。
卒業式は、今日のように晴れるといいな。
お母さんは髪巻けるかな?努力するけど、細かいとこは見逃してね。


小学校生活もあと一週間。学びが深かったこの最終学年。
さあ、スーツも準備万端。

着れる喜びを、期待に変えて。


今日もお付き合いありがとうございました。
卒業式では今もコサージュつけるのかな。

ではでは、また。

皐月




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