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コロナウイルスの不安な時だからこそ、今できることに集中しようよ。コロナ以後に向けて動きを止めないように。

コロナウイルスは未だ終息の気配を見せずに、僕たちはどこかで「いつ自分が発症するか分からない」という、”見えない敵”に不安な毎日を過ごしています。

こんな時、いち個人として「どういう心の持ち方」をすればよいのでしょうか?

1.不安な感情から意識を切り替える

結論から言うと、危機対策の選択肢は悲観的なケースを含めて全て俎上に載せつつ、「今自分が何をできるか」のみに意識を切り替え集中すること。

結局、考えてみてもここに尽きるのではないかと思います。

悲観的な状況が発生した際、人はどうしても「つらい、くるしい、悲しい、怖い・・・」と感情に引きずられてしまいます。そして、悲観的な状況はやがて被害”妄想”に生まれ変わり、パニックを引き起こします。(トイレットペーパー争奪戦のように)

ここでいったん冷静になるには、どうすべきか。

noteでも散々書いてきましたが、自分の頭の中にあるものをすべて紙に書き落としてみます。書き落としたものは、自分の頭の中身にもかかわらず、可視化された瞬間にどこか他人のことのように客観視が進みます。

これが、意識のスイッチを切り替える原動力となります。

今度は、意識を「今できること」の選択肢のみに集中してピックアップしていきます。

たとえば、「ウイルス感染の影響がいつまで(どこまで)拡大するか?」は自分で予測して心をやきもきさせても、分かりません。専門家でさえ、正確に言い当てることができないからです。

それは、自分ではコントロールできない項目ですから、いったん紙の上に書いてあるものを二重線で消し込みます。

では、自分でコントロールできることを書いていなかっただろうか?再度、確認してみます。

たとえば、そこで仕事が停止した分、時間が出来たとすれば、この時間で何が出来るかに着目していきます。突如としてできた時間のゆとりは、使い方に関して自分でコントロールできますよね。

最後に、「時間の使い方」に関して因数分解を行っていきます。

すると、あなたはどんな選択肢をリストアップできたでしょうか?

こういう時だからこそ、できることの多さに気づくのではないでしょうか?

2.どんな時間の使い方をしますか?

この状況で仕事がなくなった方、大損害を被った方の悲劇的な感情にはすべて僕は寄り添えないかもしれません。当事者しか分からない深い想いや気持ちが存在するはずだからです。

安直なアドバイスも軽薄に捉えられるでしょう。(別に僕自身が余裕なわけではありませんが・・)

ただ、もし今、目先でなんとか行き詰まるまで状況に至ってない場合は、今だからこその時間の使い方を考えてみませんか?自分でコントロールできる時間の使い方って何があるだろう?と。

僕は、この際なので、普段できない仕事(時間管理術の世界でいうと”緊急ではないけど重要な仕事”)に時間配分を傾斜させています。

日常の業務以外では・・・

・短期的に打つべき手の作成
・今後のリスクヘッジ策の仕組みづくり
・自分の強み(価値)の棚卸し
・10年後をイメージしたビジネス構想
・今後30年以内をイメージしたライフ構想
・出版企画書の作成
・新サービス開発
・コンテンツづくり
・YouTube用のコメント撮りなど

普段であれば、上記をやらなくても日常生活は困らない内容のため、つい先延ばしにしていた項目です。

でも、不思議なものです。

いざやってみると、どれだけ大切だったかに気づきます。

上記のリストに一貫していることもあぶり出されて見えました。

それは、「いったい自分は何者で、どこへ向かって生きていくのだろうか?」という根源的な問いを内包していることです。

とても大切なことなのに、日常ではじっくりと考える時間をとれていないか、とっていない項目。

即効性がないから重要度が低いのではなく、即効性がないことの中に自分の人生に必要なエッセンスが含まれている。

改めて大きな、大きな気づきを得ました。

あなたも、単にいつもと異なる仕事をすることにとどまらず、自分と向き合い思考を整理し、次なる一歩をじっくりとつくっていきませんか?

自分と向き合った時間の数だけ、人は成長する。

これは僕の持論です。

ここまで色々とお話ししてきましたが、一つだけ言えることがあります。

それは、時期が不明であっても必ず「陽はまた昇る」ということです。

ぜひ、人類の英知と愛を信じ、共に困難を乗り切りましょう。

僕もあなたも。

著者・思考の整理家 鈴木 進介

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