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ノイズに振り回される人、振り回されない人

ご機嫌いかがですか?思考の整理家®の鈴木と申します。

普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。

今日は、ノイズに振り回されるかどうかの分岐点についてシェアしたいと思います。

僕は人の思考をシンプルにすることが、可能性を最大化する。

そんな信念をもって、人材育成トレーナーとして、また思考の整理コーチングを仕事にしているのですが、年々難しくなってきたように思います。

なぜなら、情報過多とスマホ依存という2つのトピックスが複雑に絡み、人々の脳内にノイズが急増する現象がおきているからです。

ここでいうノイズとは「雑音、雑念」だけではなく、仕事でも使えない「不要な情報」という意味で用いています。

スマホやSNSの普及は便利になった反面、思考の整理の大敵としても存在します。

頭の中には、どうでもいい情報も氾濫し、本当に大切な情報が何かが見えなくなったり・・・

自分らしさがジャンク情報によってかき消され、非効率にもなったり・・・

頭の中に巣食うノイズ問題の解消が急がれる!

そんな想いから、僕は本まで書くことになりました。

今回は最新刊の拙著から、どのようなスタンスを持つことがノイズに振り回されずに、「自分らしさ」や「自分の可能性」を最大化できるのかについて考察したいと思います。

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1.ノイズに振り回される人

まず、ノイズに振り回される人は「もっともっと」必要というdo moreマインドが強い人です。

単純化して言うなら、量重視型です。

量を重視することが悪いというより、情報社会において情報量ばかり追い求めても成果につながるのだろうか?効率よく成果に行きつくのだろうか?

僕はこんな問題提起をしたいと思っています。

情報はたくさんインプットして手元にあると、安心して精神的充足が得られます。

なぜなら、自分の知的好奇心は満たせるし、どこか自分が賢くなった気になるし、自信が持てるようになるからです。

この心地よさから、「もっともっと」と情報を求めだすのですが、インプットする全ての情報を仕事で使うなんてことは現実的にありません。

また無意識のうちに、不要な情報もインプットしているリスクがあります。

それにもかかわらず、心地よさには勝てないため、そのまま情報量だけが増えていき、結果として非効率さやノイズにまみれてしまうオチが待っています。

2.ノイズに振り回されない人

それに対してノイズに振り回されない人は、「もっともっと」ではなく、「より少なく」と考え、まずは本質を見極めようとします。

本質は、そもそもインプットする目的は何か?や、どのような仮説のもとにインプットすればよいか?何が一番効率が良いアプローチか?を考えることで見い出せます。

インプットして知的好奇心を満たす心地よさに誘惑されず、成果を出す上で大切な本質だけを見てインプットします。

そのため、はやく成果にたどりつくのは語るまでもないことなのでしょう。

いったん大量の情報を仕入れておくというスタンスと、本質を見極めてどんな情報を捨てるべきかを意識するというスタンス。

どちらが、最短最速で成果を出しやすいでしょうか?

また、どちらがノイズに振り回されてストレスになってしまうでしょうか?

現実的には、キレイに2つに分けられるものではなく、ケースバイケースで振り回されたり、振り回されなかったりすることもあるでしょう。

しかし、普段よりどのようなスタンスで情報と向き合うのか決めておくだけでも、脳内に巣食うノイズを軽減することができるため、まずは表で示したスタンスの違いを理解しておくことは大切である。

そう考え、今回はノイズに振り回される人と、されない人のスタンスの違いを整理してみました。

いかがだったでしょうか?

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

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