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YOASOBI「アイドル」に学ぶ自分らしさのグローバル化

YOASOBIといえば、小説を歌にするというコンセプトで活動をはじめた大人気ユニットですが、あなたは好きですか?

僕は特に「群青」という曲が詩も音楽も最強に好きなのですが・・・

このYOASOBIが今、世界を席巻しています。

「アイドル」という曲は、6月10日付の米ビルボード・グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”で日本語楽曲史上初の1位を獲得とのこと。

これは、米国を除いたランキングのため世界一とまでは言い切れませんが、それでも世界中のランキングで上位に入りまくるとは本当にすごい快挙です!

その理由を、以下の記事では嫉妬するほど秀逸な整理をしていただいておりますので、以下はぜひご一読を。どの国で売れているのかもマップまで紹介されております。
 ↓↓↓

で、そのヒット要因の詳細な分析はこちらに譲るとして、僕が注目したのはそれ以外の部分です。

結局ね、「自分らしさ」を捨てずにニーズにひれ伏さずに、付加価値を増大していたら世界でも受け入れられることがある!ということなんですね。

何やら、難しい言い方をしてしまいましたが・・・

これまで、アメリカや世界進出したアーティストを見ると、どこか「らしさ」を消して現地化しようとしすぎていた気がするんですよね。世界の潮流に合わせようとしすぎていたように個人的には思うのです。

あの宇多田ヒカルも、ドリカムでさえも米国(世界市場)ではまったくポジションを作れませんでした。(本日現在では)

理由は、日本では素晴らしくても、米国や世界市場に行ったときに、”米国っぽい”テイストにしてしまうと現地のニーズには寄り添うかもしれませんが、「らしさ」が消えて普通に成り下がってしまうからではないでしょうか?ファンには怒られるかもしれませんが。

でも、YOASOBIにしても、きゃりーぱみゅぱみゅ、BABYMETALにしても、世界で受け入れられているアーティストは、日本独自のアニメっぽさを感じさせつつ、かといって現地や世界のニーズ風のものに変に合わせず。

うまく現代的なものや世界の潮流を”絡め”つつ、独自の「らしさ」を貫いているように思えるのですよね。

何が言いたいかっていうと、セオリーではニーズに応じたことをやるのが正解。だけど、マーケティングテクノロジーが発達した現代では、みな同じスタンスをとるので最終的に違いがよく分からなくなってしまいます。

であれば、より「らしさ」を色濃く出すことが、音楽でもビジネスでも共通する大切なことではないでしょうか?

僕は思考の整理家®という肩書で、思考をシンプルにし、自分の可能性を解き放とう!と説き続けていますが・・・

その先に見ているのは、世間に迎合することなく、世間のノイズに振り回されることなく、自分らしい生き方をすることの大切さを実感できる世界観なのです。

以前にも、日本ではもはや普通にしか見えないものも、世界市場に目線を変えた瞬間に花が開いた事例を取り上げた投稿をしてきました。

とにかく明るい安村のイギリスでの大うけしかり、オニギリ屋さんが世界で行列をつくる事例しかり。。。

まさに、「らしさ」をうまくグローバル化させた事例だと思うんですよね。

というわけで、今回の投稿はグローバル市場での戦い方!のような高尚な分析でもなんでもなく、やっぱり世界へ打って出る時でも「自分らしさ」は大事だし、逆に言えば、「自分らしさ」がグローバル化していくこともあるのだなぁと痛感したことをお話したかっただけですよ。

おしまい。

さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

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