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「すぐやる人」の読書術

こんばんは!会社によっては出社開始しているところもあるかと思いますが、一日中マスクしながら仕事するのは想像以上にしんどいですね。集中力も削がれますし、やっぱりテレワークの良さを再確認です。

では本日noteですが、書籍の紹介です。「すぐやる人」の読書術(著:塚本亮氏)


知り合いから薦められ手に取った本書ですが、個人的には読書に対する見方を根本的に変えてくれる一冊だったと思います。これから読書を始めたい、読書量を増やしていきたいと考える人に特におすすめの一冊です。大げさに言うわけではありませんが、本書を読んでから私の読書に対するスタンスはがらりと変わりました。

私自身、読書は好きであらゆるジャンルの本を読みますが、本を読む際、どうしても一言一句を理解した上で、最後まで通して読む、というところにこだわってしまうというのが以前の私の読書スタンスでした。すなわち時間がかかりますし、興味がない部分は苦痛でしかありません。それに加えて、読み進めていく際に気になる部分・実践できそうな部分があればスマホにメモなりして残しておく、と。言うなれば、完璧主義的な読み方をしていたのだと思いますが、同じような方も少なくないのではないかと想像します。

ですが、本書においてはそういった読み方は真っ向から否定し、一冊の本から一つの学びがあれば儲けモンといった見方を与えてくれます。その学びを行動に移せるか。一番悪いのは読書したのにそれを行動に移さないことです。それを踏まえ、実践できそうなことを何か見つけ、行動に移せたのであれば万々歳、そしてそれさえ出来れば、何も全ての内容を読み進める必要はないというのが著者の考え方です。

これは全くその通りだと思いますし、私もそうですが、多くの人は書籍を買った時と全て読み終えたときに満足感を得るものの、ここで読書のプロセスを終えてしまいがちです。ですが、読破することは決して目的ではなく、他者の学び・経験を自らの血肉とすることが読書の醍醐味であると思います。

この本を通じて、読書をしている自分の頭の中の声が、「なるほど。フムフム」から、「これこの後試してみよう!」という風に変化したような気がします。そしてお金を出して買った本でも、興味がないところは思い切って読み飛ばしてOKなんだと思うようになり、読書への向き合い方も変わり、さらに読書が好きになったとも思います。


新たな趣味に読書を始めてみたいと考えてる人の最初の一冊としてもオススメの本です。是非お試しあれ。


それでは!

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