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【SUZUのひと #1 】 オープニングスタッフに聞いた、お店と自身の変化。 チャレンジを繰り返して自信に。

The SUZUTIMESで2つ目のシリーズ企画となる【SUZUのひと】では、SUZU GROUPで働くひと(スタッフ)へフォーカスしたインタビュー記事をお届けします。
SUZUのひとはどんなことを考えてお仕事をしているか。新潟って、SUZUって、どんなところか。少しでも感じていただけると嬉しいです。

第一回目のSUZUのひとは、木戸 奈津子さん。JR新潟駅直結型の店舗SUZUVELで働くパートスタッフさんです。
※記事の内容は2024年2月公開時点のものです。

── 本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、SUZUVELで働き始めたきっかけを教えてください。

子供達がまだ小さい頃、10年くらい専業主婦をしていました。その後、2年程度カラオケ屋さんでも働いていたのですが、元々ご飯を食べることや接客が好きで、ずっと自分に合った仕事先を探していました。
そんな時に出会ったのがSUZUVELのオープニングスタッフの募集でした。

── ずっと探していた中での出会い!ビビッときた何かがあったんですか?

いろいろ探していて、素敵なところはたくさんあったんです。おしゃれなカフェや美味しそうなご飯屋さんとか。でもどこもピンとこなくて。SUZUVELの「新潟の食材」や「地産地消」というワードに惹かれ、『好きなことができる上に、新潟の応援もできる!』と思い応募したのがきっかけです。

── そうだったんですね!志望動機が完璧!(笑)そこから早6年が経ちますが、今お仕事で楽しいと思うことはなんですか?

入社当時から変わらないのは、お客様が喜んでくださる瞬間です。
SUZUVELの特徴でもある、ショーケースに並んでいるデリを見ながらお客様とお話しし、一緒に選ぶんです。実際に召し上がって、帰り際に「美味しかった」と言われると、とっても嬉しいんです。

 ── あのショーケース、悩みますもんね〜。入社当時から変わらない楽しみがあるのも素敵です。一方で、“楽しみ”に変化があったり、最近感じるようになったりした楽しみはありますか?

最近ではスタッフ教育のステップにチャレンジしていて。責任感を感じつつも、自分がトレーニングに関わったスタッフが育っていくことに楽しみも感じています。
あとは、お店が進化していることも感じ、個人的な楽しみに繋がっていますかね。

── お店が進化?

SUZUVELは2023年の5月、JR新潟駅構内にあったTABI BARが移転してくる形でリニューアルオープンしました。
SUZUVELは地元の食を手軽に楽しむ、どちらかというとカフェ的な要素を持ったお店。TABI BARは日本酒を中心にコミュニケーションが広がるような酒場な感覚が強いお店です。
今まで一番近い店舗同士でしたが、異なる雰囲気・文化と異なる客層だったため、すごく戸惑ったスタッフもいたと思うんです。実際に慣れるまで時間がかかりましたし、まだ探り探りな部分もあります。

でも、ちょっと前まで夕方になると静かだった店内が賑わうようになったり、ご旅行でいらしたお客様が増え、時には客席でお客様同士が会話しているところが見られたり。
地元の人や旅人、お仕事仲間と一緒やご家族連れ・・・いろんな人が交差して、耳を傾けあっているような景色を見たら、なんだかSUZUVELが完成形に近づいているような感じがしたんです。

食の複合施設「Niigata food campus」として、
両店舗が同じ場所に存在しています。

── 新潟の食というテーマは同じでも、イメージが違う店舗でしたもんね・・・それは戸惑うはず。でも確かに、形としてはSUZUVELのコンセプトにとっても近い気がする!

そうなんです。戸惑いはしたけれど、もちろんプラスの面もたくさんあるんですよ。
飲み食べが好きな自分としては、日本酒を勉強できるのがとっても楽しいです。この前は、お休みの日に勉強兼リフレッシュとして、TABI BARに行って日本酒の飲み比べを楽しんできました。

── なんて勉強熱心〜!!飲み比べって楽しいですよね。お好きな銘柄はありますか?

そんなに語れるほどではないですが、「吉乃川」が個人的にバランスが良いいなと思っています。あとは菊水の缶のやつ(ふなぐち)とか、よく見る(手軽に購入できる)ものを飲んでいます。

限定種が楽しめるだけでなく、微妙な違いを味わう飲み比べができるのも
TABI BARの楽しみ方です。

飲み比べとかペアリングとか元々興味があるのもそうですが、実際に体験してとても楽しかったので、私もお客様に説明できるようになりたいなぁと思いました。

── 体験した人からの説明は説得力があるはず!いいですね!!では、逆に大変なことや苦労している(した)ことはありますか?

自分の能力不足を感じることが多く。。。
TABI BARと統合してから、慣れないことが多く、わからないことを聞かれることが増えました。スタッフやお客様に伝えることの難しさを改めて痛感したんです。

SUZUVELとTABI BARの良いところを活かすためにも、お互いの色や考えを擦り合わせていく必要があると思っています。
その辺りのやり取りに大変さを感じていますかね。

── なるほど。正直、辞めたいと思ったことはないですか?

辞めたくなったことはないですね!(即答)

── 即答!!すごい!!(笑)でも、長く働かれる中で、入社当初と今とではご自身の中の変化もあるのでは?

変化はあります。一番は「頑張らないとシフトに入れないかも!」でした(笑)

特にコロナ禍でそう思いました。
以前はお店の雰囲気も安定していて、毎日同じようなイメージでお仕事していたんです。でも、ぼーっとしているだけでは売り上げにもつながらないし、自分から動かないとダメだと気づいたんです。店長やマネージャーをはじめ、コロナ禍ですごい動いているスタッフを見て、やりたい!支えなくちゃ!と思って。
今は、いろいろとチャレンジしてみたいという気持ちで働いています。

今までの人生で、「出来なさそう」って思うと途中でやめることが多かったです。自信もないし、面白そうって思ってもできない・・・と、思い込んでいました。

でも、できることから始めてみて、周りにサポートしてもらうことで、徐々に見える範囲が広がってきたんです。
チャレンジのきっかけがあっても『不安』が先にきていたのが、最後までサポートしてもらって、やり切ることができて。それを繰り返すことで少しずつフットワークが軽くなり、自信がついてきたのを感じています。

体制が変わってから、よりチャレンジできることが増えたと思っています。
メニュー開発含め、やろうと思えばなんでもやれる職場。

全部がVELに来てくださるお客様の楽しみや喜びにつながることが見えるので、やりがいを感じながらお仕事しています。

── これは早く店舗のスタッフに届けたい内容!!喜ぶだろうなぁ。(笑)では最後に、そんな今のなっちゃんが目指すことや、やりたいことはありますか?

先ほど「完成形」と言いましたが、まだ少し別々なイメージも残っていると感じています。
それをさらに融合して、一体化して、みんなが同じ方向を向けるようになったらいいなと思っています。

テラス席でお酒を片手に語り合う姿も

元々はSUZUVEL所属のスタッフが日本酒のことを話せるようになったり、TABI BARのスタッフがデリの解説をしていたり。
それぞれ、興味や専門分野が違うスタッフたちが同じ向きになれれば、もっとお店が強く、面白くなると思っています。

SUZUVEL&TABI BARは、デートで・仕事で・ファミリーで・休憩で・・・と、いろんな人が来る面白いお店。新潟の食をキーワードに、それぞれがそれぞれの楽しみ方で集まっている。
そんな空間を、スタッフみんなで作っていきたいと思っています。

個人的にはもっと日本酒を勉強したいですね!
写真を撮って感想をメモするように心がけているので、それを社内で共有してみようかな・・・。

── 想像するだけで面白そう!今後のSUZUVEL&TABI BARにも期待しています!日本酒メモのシェアも、楽しみにしています!私が!!(笑)

このインタビューの翌日。
早速、感想を社内に共有してくれました!
(お酒は高千代酒造(魚沼)のシン・タカチヨ 2種)

編集後記
私自身、SUZUVELの立ち上げに携わっており、少しの期間ですが勤務していたこともあったので、木戸さんとも一緒にお仕事したことがあり、なっちゃんの持つ雰囲気も知っていたのですが・・・こんなにしっかりお話ししたのは初めてで、なんて熱い気持ちと新潟愛に溢れた人なんだろうと嬉しくなりました。

正直、内容が素敵すぎて、アップするのは“ビジネス”と思われそうとまで思ったのですが、真っ直ぐに話してくださる姿をイメージしながら、できるだけそのままの言葉で編集しています。

私も自分の役目をしっかり全うしようと背筋が伸びる気持ちのインタビューでした。
なっちゃん、貴重なお時間をありがとうございました!

次回の【SUZUのひと】もお楽しみに!

これえだ

▼SUZUVELについてはこちら(ホームページ)もぜひご覧ください

▼日本酒観光案内所(TABI BAR)についてはこちらの記事もおすすめです。


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