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鈴木すず
2020年5月23日 13:51
例えば、カフェオレが出るまでの過程。感情は相変わらずかき乱されるよ、君みたいに。昼の顔と夜の顔を使い分けるのはわたくしだけではないでしょう。高校生の時みたいな感傷はいずれ忘れるなんて、嘘だったね。未だ渦の中にいるよ。私は感性だけで生きていて、考えることをやめてしまっている。例えば、カフェオレが出るまでの過程。学校帰りの私は本当に本当の私でしたか。ノートに書き殴られた乱文
2020年5月22日 17:20
「私には、少し休憩が必要だね。」私はわたしに言った。夜中に過食が止まらなくて、「それで幸せですか?」と、主治医に言われた。内科の薬が出されることになるかもしれない。そんな時、「ダイエットテラピー」というハーブティーと出会った。薄い紅茶で、ほのかに甘くて、いい香りがする。久しぶりに自分を甘やかした気がした。夜中に食べているものは、眠くて味が分からない。でも、日
2020年5月21日 14:49
嫌いでもいいよ。ティーカップにコーヒー淹れて苦くて飲めなかったりして牛乳入れたら全く違うものになってブラック・ティーは飲めるのにねあの人はそう言って笑った。
2020年5月21日 12:07
みなが些細なことというとてもとても大きなものにわたしは支配されていたのです丸く小さくなって境内にいましたお賽銭を投げることもままならないまま新緑が芽吹く頃わたしは衝動に駆られていましたわたしは顔を洗ってルイボスティーを飲み干します香りが香水みたいで素敵そしてわたしはあそこへ向かいます甘いお菓子と紅茶だけで生きられたらなんて幸せでしょうか甘いものには辛いもの世の
2020年5月5日 16:49
欲しいものリストをメモ帳につける。ジェットストリームのブラック。ハイテックの0.5ブラック。高価なものはコンタクトのワンデイ。私は日々消費していく。日々を消費していく。ステイ・ホーム。部屋がクラブ会場と化す。少女漫画をふと読み返す。ヒロインの不遇さと自分の心が共鳴し合う。不遇さを消費する私に呵責の念が生まれる。せめて、最後はハッピーエンドで。
2020年4月25日 04:04
1.私は常に不安と恐怖の中にいた。2.私は常に監視されていた。3.それを妄想だと認めづらい。水中 深く 遥か ギターを弾いている 少女のままでbeer 飲みたいけど 泡しか飲めないのT-Shirts 背中には 白黒のマーメイド死にたいあなたがいて死にたかった私がいてもっと生きたかったかもしれないあの人がいる渋谷も最近行ってないな。GUCCIのTシャツ着て
2020年4月24日 17:16
全てはかぼちゃの馬車から始まるの。ガタゴト言う間に ボルドーのリップを塗って肌にパールとピンクを仕込む。ドライヤーは通販で悩んで買ったのを使うわかぼちゃの馬車にはコンセントが付いてるんだもの。ドレスに着替えて御機嫌ようアイスクリームが食べたいわ そして甘い甘いキスを女の子なら顔立ちなんて関係ないみんなお姫様になれると思うの。いつかあなたに出会えるまで私は か
2020年4月24日 00:34
あなたもない?映画館を出る時に違う私に生まれ変わっていること外に出てホテル街に入るカップルを見て愛おしく見えたことー普段聴かないクラシックが頭の中でリフレインしていたー人類も世界もこんなに美しくてそれでも争いは絶えなくて遠い国の話じゃないーあなたを受け入れられたらー拡声器から鳴り響くー私はずっと戦場だと思っていたのーでも 戦場なんかじゃないこ
2020年4月23日 23:56
私は生まれた時から死に向かっている緊張し続けて破裂しそうだった軽音楽を私なりに呑み込んで吐き出した炭酸水でうがいしたー苦しんでいるのは極上の幸せのためー幼いままアップデートされていくの今の私の立ち位置どこ?スレ違いは当たり前だけどオールライトな気がしたの渋谷で外国人に道を聞かれたぶしつけにし答えられなくてもっとイングリッシュ勉強しようと思った叩かれた
2020年4月16日 02:08
未成熟な私は自閉的で殻に籠ることで自分を守っていた。誰よりも当事者意識が強くそれ故 逃避したかった。逃げることばかり考えていて我慢することに耐えられなかった。ただ 大人しくしていればいいそれだけだったのに。未成熟な蕾は花びらを取りこぼさないように頑丈なガクを作った。豊満な花が咲きこぼれることを実は望みながら。
2020年4月3日 06:52
ペールブルーとミントグリーンのハンカチ私たちはあまりに臆病だから時々道を間違える。「全て伝わらなくていいんだよ。」「無理に伝えようとしなくてもいいんだよ。」例えお別れの時が避けられないとしても。
2020年4月2日 18:53
心が疲れた時は、ここに戻って来て私があなたの心の隙間を埋めるから心が傷ついた時は、私の歌を聴いてただ感傷に浸って欲しいの今夜はあなたを帰さない傷つくと、もう傷つく前には戻れないたとえそうだとしても、奥深い優しさを湛えた君を見過ごしたりはしないから
2020年3月31日 05:49
限界などないと思っていた幼き日々を未来が洗い流す美しくなりたいと願えば願うほど、美しさの真の意味を履き違えて醜くなっていった経年変化に抗うことに喜びを感じている一瞬一瞬を生きること、その積み重ねが時間だと解っているのに自由になりたいと差しのべられた手を振りほどいたり美しくなりたいと願うほど、自分がわからなくなっていく自由になりたいと願うほど、世の中に縛られていく
2020年3月24日 05:17
魂よ、荒れ狂う魂よ。受け入れられずもがき苦しんだ魂よ。安らかに眠れ。穏やかに眠れ。月は汝を照らし、太陽は汝を包み込む。我は生活の些細なことで悩む小人だから、我には汝の計り知れない苦悩は解せない。分かり合えなくていい。ただ、汝、今、安らかに眠れよ。